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「 日産R35 GT-R 2012モデル MY12試乗レポート 」

12/11/13(火)

※2014年モデルにも乗ってみました
NISSAN R35 GT-R試乗 2014年モデルに乗ってみた:猛烈ロードスター

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R35GT-Rを某所で割と長時間乗らせて頂く機会があった。

 

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自分なりに感じたことを少々。R35 GT-Rに乗るのは二回目、前に乗ったのは07モデルぐらいなのかな?

日産・GT-R – Wikipedia

07モデルの480PS/60kgf・mから550PS/64.5kgf・mまで上がっている。最速ゼロ発進専用?のローンチモードなんかも増えてる。自分はGT-Rマニアというわけでもないので、細かいことはあまりわからない。

GT-R関係の記事もそんなに熟読したことがあるわけじゃないから、先入観割となしの率直な感想。まあ、ちゃんとした試乗記事は本とか読んでね。


脈略無く思いつくままにだらだらと書きます。

 


◆始動
始動時からミッションのガコンガコンという歯当たり音が割と聞こえる。バックラッシュはかなり大きめになってるらしい。トラブルが割と聞かれたミッション、馬力もかなり上がってるしその辺のトレードオフらしい。とはいえ、主に聞こえるのは始動時と、減速して止まる時ぐらいだけど。

シートがすんごいイイ。全部電動のレカロがついてた。


◆取り回し
サイズがかなり大きい(全長4.6m全幅1.9m弱)のに加えてステアリングがあまり切れないので、車庫入れ関係はかなり大変な印象。ただ、走り出すと大きさを感じさせないのは不思議。以前レクサスの割と大きいのに乗らせて貰ったときもこんな感じだったなーと。


◆足回りの印象
今回いろんな所を2時間ぐらい乗ったけど、町中での乗り心地は正直結構硬い。いや、イメージからすると硬い、が正解か。もっとコンフォートなプレミアムスポーツ的な物を想像していた。

逆に言うと、このレベルでも良いんだ?とも思えた。自分の硬い、柔らかい、ってのは、基準が結構柔らかいよりなのかなと。イメージ的には、NBあたりに良く出来た車高調&ハイグリップを付けたぐらいの動き。(dai号そっくりだよ)

ぺらぺらの20インチにランフラットタイヤでこの乗り心地なら上出来なのかもだけど、まあ意図的・・・というか、コンフォートなんてのはそもそも狙ってないんだと思う。このままでニュルをバーンと走れる脚だし、結果こうなっちゃうよね、みたいな。

室内から脚の減衰を触れるんだけど、標準でも堅め、コンフォートにすると突き上げ感は減るけど単に減衰不足っぽい動きで上下動が結構のこる、Rモードはかなり締め上げた感じで、ガツンガツンくる。町中ではコンフォートで十分。Rモードは荒れた峠道では逆に不安を覚えそうなので、サーキット専用かな。


◆悪魔のささやきローンチスタート
横滑り防止装置のVDC-Rとトランスミッションの変速モードを両方「R」モードにするとローンチスタートが可能になる。ブレーキを踏み込み、アクセル全開にすると5000rpmあたり?でブババババと待機状態、ブレーキを離すと同時に車体を不安定にゆらゆらさせながらロケットのように加速していく。

0-100km/h到達タイムは公称2.8秒で、間違いなく世界最速クラスの乗り物。バイクでもリッターモンスターバイクで、それも達人のクラッチミートでしか為し得ない世界が、誰でも手に入っちゃう。

タイヤも新品ではないし暖まってもいないだろうから、まあ3秒ぐらいかな?って感じだけど、まあ気絶級の加速っすわ・・・溢れんばかりのパワーを余すこと無く路面に伝えて車体を蹴り出すこの感じ、ひたすら凄い。

ただコレ、500馬力オーバーの本気加速なんで、四駆といえど路面ミューに左右されて車体が左右に振れる。まさに不安定にゆらゆら。全くの初心者さんだとサーキット試乗でも壁に刺さってしまうらしいので、試乗車なんかで迂闊にやらない方が良い。無意識にカウンター当てれるレベルじゃないとおっかないかも。

ただ、ローンチを解除して普通にアクセルベタ踏みでも、これローンチなんかいるんか?!ってレベルの宇宙船っぷりなので、普通にアクセル踏むことをオススメします。それでも3秒そこらで100km/h超えるんでお気を付けて・・・。

 

◆未体験ゾーン
某私有地でアクセルをべたっと奥まで踏んでみた。

途切れることの無いとてつもない加速感が僕を襲った・・・・

 

と思ったらすぐ終わった。

 

あ、180km/hか・・・。(リミッター)

 

一瞬。このクルマの180km/hはロードスターで言うところの100km/h以下だなあって感じ。あまりに一瞬で180km/hに到達してしまうんで、リミッターが邪魔にも感じる。コレを解除する方法はnismoのスポーツリセッティングでecuを書き換えることらしいんだけど、某ディーラー情報では書き換えて封印解除した方は軒並み全損しているらしく、まあ、解除せん方がいいんでしょうな・・・国内の公道で出すところなんて無いよね。富士か岡国いきましょう。


◆足回り:高速道路
高速でのスタビリティは、そらもう、特筆物っすわ・・・まあ、基準がロードスターなんで、アレですけど。巡航もとても快適。ただし、継ぎ目のある高速は結構バタバタいう。ダッシュについてるマルチファンクションモニタでタイヤの空気圧まで見れちゃうんだけど、エアが基準値より高めだったのも影響してるかも。基準が1.9kg、サーキット2.0kgだったかな。2.3kg程入ってた。

コレだけ持てあます程の馬力を持ちながら、不思議と100km/h巡航を不快に感じさせない懐の深さがあるのはいいなと思った。寝てしまいそう。

 

◆シフト制御
シフトプログラムは超燃費指向で、一瞬で6速まで入れちゃう。60km/h巡航で1000rpmとか。だけど案外かったるさは無くて、町中で我慢だとか苦痛って感じでは無い。ただ、もちろんそこから踏み足してもベタッと踏んでも、6速から落ちるまで時間がかかるんで、俊敏なレスポンスや加速は無い。

FD3Sなんかは町中が苦痛で仕方なかったけど、そういう感じがしないのはデュアルクラッチミッションのDCT様々と、1000rpmでも悠々と走れるぶっとい低速トルクだろうな。FDもオートマならあそこまで苦痛に感じない気がした。

楽しく走りたかったらあくまでもパドルシフトのマニュアルモードを使ってね、オートモードはあくまで巡航用だよー、という事だと認識した。

 


◆総括
一般道ではさほど良さ無し、高速は巡航も含めてかなりイイ、だけど結局の所このクルマが狙っているのは高速サーキットでのガチンコ戦闘力なんだな、というのが長時間の試乗で感じた印象。

高速サーキットに持ち込んでシフト制御、VDC-R、サスペンションをRモードに設定、シフトをマニュアルモードにしてパドルシフトを駆使すれば誰もが異次元のサーキット走行を体験出来る。

サーキットでしか本領を発揮しないけどサーキットまでの道中はすごく快適に運んでくれる。僕はまだこのクルマの真価を見たわけでは無いけど、そういうクルマなんじゃないかなあ。



マジメに作られた日本が誇る世界的本気戦闘車両、それがGT-R。

かな?

 

高級車だけど快適性で選ぶクルマでは無い。けど、サーキット主眼に置いてとにかく速いのに乗りたい!って人にこんな安いクルマ無いと思う。それでいてドライバーにも優しい。次世代スーパーカーですな~。


あー、舞洲で乗ってみたい。(笑)



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