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12月05日 『 デイリーくるり 』くるり写真でつれづれ。
12月19日 『 つれづれくるり 』写真でつづる、デイリーくるり。
12月20日 『 続、ずたずたアルミシフトノブ 』パイプレンチをかけたアルミシフトノブ、その後
12月23日 『 タイヤとエンジンとタイムの関係 』エンジンが速いとタイムは上がる?
12月27日 『 車検最速理論? 』プライベーター野郎向け、車検最速理論
12月29日 『 R1Rとレギュレーション 』R1Rはラジアルタイヤか?

「デイリーくるり」

07/12/05(水)
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クルマネタが続いたので、息抜きのくるり。

くるり写真でつれづれ。デイリーくるりと名付けよう。

表情七変化
お?
デイリーくるりですか?

何かが気になって、ひょこっと首が伸びるくるり。

びっくり
びっくり。変なヒゲにもびっくり。

何かにちょっと驚いたとき。

おもちゃ!
獲物を狙うくるり

獲物(オモチャのねこじゃらしとか)を狙うときに、くるりなりに集中するくるり。

もうたまらん!
眉間があがってますよ

オモチャで戦闘態勢のくるりが、辛抱きらしてロケットスタートする直前。ブサイク全開。一応、これでも隠れているつもりらしい。

おもちゃどこ?
様子をうかがうくるり

敵をじっくり観察するくるり。

むー・・・
・・・・。

ヨメ様の日課、くるりカワユス!攻撃にあうくるり。

もうイヤポ
そろそろやめませんかね・・・

だんだんイヤになってくるくるり。

寒くなって参りました
寒くなってくるとだんだん動かなくなってくるくるり。PCに向かう僕の膝の上に乗ってくるようになった。

あぐら

でっかくなったので、普通に座ってるとどうも収まりが悪く、もぞもぞする。仕方なくあぐら姿勢にチェンジすると、ころっと丸くなる。

ガン寝
ぐーすか

マジで寝る。ものすごく暖かいのだけど、足がしびれてたまらない。・・・・が、なんかどかせない。悲しい。足痛い。

よーねた
あー、よく寝た

30分ぐらい寝ると、起きて降りたり、また乗ったり、気まぐれ。

ごろごろごろ
ごろごろごろごろごろ・・・・・

なでるとごろごろ。こないだ口開けたまま寝たりしてびっくり。なんたる無防備。

そんな感じで、寒くなったけどまったり暖かく過ごしております。

洗ってみた
貧相
ガリガリくるり

なんとなく、気が向いたらヨメ様が風呂で洗う。ヨメ様の使ってる、天然素材しか使ってないシャンプーで適当にじゃばじゃばと。 1月に1回ぐらい。

全然臭くないし、毛並みも手触り抜群のくるりだけど、洗うと手触りがいっそう良くなる。臭いはあんまり変わらない。

さほど嫌がらないけど、長時間入れると悲鳴のような鳴き声をする。(笑)


そんな今日この頃。






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「つれづれくるり」

07/12/19(水)
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デイリーくるり。

おもちゃまだ?
おもちゃを待ち、行儀よく座るくるり。

遊べよ~
遊んでくれるのを待つくるり。鼻てかてかで健康そのもの。ヒゲむちゃくちゃ。名前の由来になった眉毛は全部なくなって生えてこない。 なんなんだくるり。


ごろごろくるり 
ごろごろするくるり。

戦闘態勢のくるり 
戦闘モードに入るくるり。手を噛もうとする。なぜかわからないけど、相手しなければ元に戻ってる。

普段のくるり 
普段のくるり。





驚くくるり
くるり、猛烈に驚く。



・・・ではなく、あくびした所を偶然撮ったらこうなった。(笑)



くつろぐくるり
ヨメ様にあぐらをさせてくつろぐくるり。おとなしい。


ん? 
何か気になるっぽいくるり。

寝るくるり
ぐの膝の上で、ごろごろ鳴くくるり。寝る。


そんな感じのくるり今日この頃。






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「続、ずたずたアルミシフトノブ」

07/12/20(木)
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めっちゃ後日追記:ヒートガンで触れないくらい温めれば外れます。ドライヤーでもいけるかも。普通のネジロック剤は熱に弱いです。パイプレンチかけちゃだめよ(^o^)

こんなんなりました
パイプレンチの餌食となったシフトノブ

ネジロック剤をよくわからずどばどば付けてはずれなくなったシフトノブ。パイプレンチをかけ、泣く泣くずたずたにしてしまったアルミシフトノブ。アルミなので、削ればなんとか使えるだろう・・・ しかしどうやって削ればいいのか・・・そんな時、ある男が、ある匠の元へ持って行ってやると言う。僕はその男と匠に、全てを委ねた。



その男は、後に語った

男「最初はなー、うん、ほいほい楽勝やーって感じやってんけどな」

男「うまくいかんくて、だんだん入りこんで・・・」

男「何枚もペーパー使って、かなり苦労して本気でやってくれはったよ(笑)」

男は、そのシフトノブを持ってきてくれた。




匠が

魂を込めて修正した

そのシフトノブ・・・






皆様にご覧頂こう・・・







復活!! 
ヘアライン仕上げ! 
美しい!かっこいい!



なんということでしょう


そのシフトノブは


匠の手により


新品以上に復活したのです。



感動した。(涙)

「一番深い傷が二カ所ぐらい点で残っているけど、堪忍な~」とは匠談。いや、もう、言うこと無しです。 シフトノブのカーブもほとんど変えず(というか、見ても触ってもわからない・・・) 完璧に傷を取り除き、素晴らしいヘアライン仕上げになって帰ってきた。さすがは匠。有り難くこのまま使おう。結局、 青にもったいない程きれいなノブが付くことに。(笑) こんな金にならんシゴトさせてスンマセン。

"こんな金にならんシゴト"がたくさん来たら困らせると思うので、店名は伏せます。(笑)

匠のおっちゃん、ありがとう!!(見てはるのかなあ~)






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「タイヤとエンジンとタイムの関係」

07/12/23(日)
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 タイムの影響力

ふにゃふにゃの図で失礼。大雑把だけど、こんな感じ。こういうの、どこかで解説されたりするのかなぁ。

・ 直線が多いコースはエンジン出力でタイムが決まり
・ コーナリングの多いコースはタイヤグリップでタイムが決まる


テクニックやら足やら空力やらって要素はとりあえず除外すれば、大まかにはこうなる。なので、こないだの猛チャレ7の様に、 ほとんどコーナリングしかない様なコースの場合、エンジンの影響力は小さくなり、タイヤグリップの影響力が大きくなる。

極端な例えだけど、富士スピードウェイ(直線区間1.5km)で僕のクルマ(145馬力ほど)が超グリップのSタイヤを履こうとも、コンフォートタイヤが付いた500馬力の車両には絶対に勝てない。 どれだけコーナーが速く走れても、直線でお星様? けど、猛練本コースや猛チャレぐらいの「ほとんどコーナー」なステージでは、 350馬力ぐらいお馬さんに差があっても確実に速く走れる。 そんな感じ。 (そんなタイヤじゃ直線も踏めませんという突っ込みは無しで。(笑) たとえ話ね。)

猛練本コースは1コーナーまで約230mの全開加速区間があるので、エンジン出力は多少影響するけど (ブレーキングを考えると200mぐらいかな?)、後は全部コーナリングなので差が出にくい。 本コースが年中通してタイムの変化が少ないのは、ストレート区間の少なさ故。

当然、タイヤで限界性能は決まるけど、コーナリングの上手な人はその分ガンガンタイムが伸びるコース。


コーナーが速い

ソレはつまり

カッコイイ。(熱弁)


・・・と、前置きした上で、R1Rへ続く。






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「車検最速理論?」

07/12/27(木)
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ロードスターみどり号
コンセプトはスーパーノーマルヨ!!

2年前の年末に購入したヨメ様号ことみどり号。早い物でもう車検。車検をとったのは1月4日で(この日記)、 テスター屋すら閉まっててうろたえたのを覚えてる。結局、 勢いと勘軸調整でなんとかなった。

で、例によって毎回「年末の忙しい時に車検」というツライ運命を背負ってしまったみどり号なので、また今回もどたばたしてたら更新停止。 (R1Rの話はしばしお待ちを・・・。)

購入時期を調整できる人は、買い時を考えるとシアワセになれるかも。10月ぐらいが理想? 4月ぐらいに買うと自動車税とのダブルパンチで、総額は同じでもなんだかツライ気分になれます。

トップページに隠された秘密のリンク先の製作も意外と時間を食ったんだなあ・・・。 (すでにデイリーじゃないが・・・)

ユーザー車検の大前提
「しっかりメンテナンスされていて、安全な車両であること」

整備は自分でもクルマ屋さんでもよいので、とにかく頻繁にしっかりメンテナンス出来ている事が大前提。クルマはちゃんと出来てるけど、 ユーザー車検ってようわからん・・・って人はこの最速理論?で検査場にブッ込むとよろしいです。要は、クルマさえちゃんと(車検に通る様に) してれば、書類だけの話。

NAロードスター辺りになると、もうかなり古いクルマなので、お金の事だけ考えてユーザー・・・ってのは、 危ない。2年に一度は、ちゃんと整備してくれるお店で総点検して貰うべき。 何でも自分でやることが正解ではない。ロードスターなら専門店も多いので、 任せて安心なプロフェッショナル達のお店もいっぱいある。
車検に備えてまずやる事(プライベーター野郎向け)
・一通り車両チェックする。
 →「下回りの旅2007年末」を実行。ミッション小部屋のオイル変えたときに漏れ落ちたオイルを掃除。 ダンパーがオイル吹いてぐずぐずなのを掃除。ブレーキ周りやらブーツ関係やらエンジン周りやら、一通り全部チェック。 灯火類もしっかりチェック。室内は、ベルトの警告灯カプラが抜けてたのを接続。念のためサイドスリップもチェック。

・必要書類は適当にぐぐる。

車検の予約を入れる。

以上!!

ちゃんと整備できてるクルマがあれば、残るは書類とお金のみ。あとは勢いだ。 (最重要)

定期点検整備記録簿は、 昔は無くても通ったけど、一応あった方が良いみたいなので用意しておく。無いとたまにボヤかれるし、 それほど面倒な書類でもないので念のため。

NB純ビル死亡
こんなんなってた。

NB純正ビルシュタイン
左:左フロント 右:右フロント

ずいぶん前からこの状態で猛練走りまくってたヨメ様。すでに交換ダンパーは用意済み。フルブッシュ交換も用意済み (青い方で使ってたアーム一式)。4点ロールケージも用意済み(安全面とオープンで猛練を走る為)。

・抜けダンパー → もらい物そこそこダンパー
・11年無交換ブッシュ → 青からお下がり部分強化ミックスゴムブッシュ(モータースポーツオンリーで全然走ってないぞっ)

スーパーフルノーマルのみどりさんステキ化計画は着々と進行中。

◆車検場最速理論
事前にテスター屋に突っ込み、光軸とサイドスリップは見て貰う。(自分はガレージでサイドスリップ見れるので、光軸のみ) NAの場合、 出発前からリトラを開けておく方が確実。走行中ガタガタして遊びが無くなるハズ。そして、車検が終わるまで絶対閉めてはいけない。 閉めるだけで光軸ズレるから。

と言うわけで今回、長年ワタシが暖め続けてきた車検場最速理論が完成した。こうだ!

1:必要書類を全部持つ
2:走行距離をメモする
3:陸運の端の方にあったりする建物で自賠責更新する(クルマを横付けするのも効果的だ! 寝屋川陸運は遠いんだよなぁ)
4:陸運の書類屋へ行き「継続車検です」と言う。

「次どこ行けばいんスかね?」

と言い続ける。

これで紙の手続きは最速で終了する。

一応説明すると、3は、事前に済ます方がスムーズな為。2は、書類書くのに距離が必要で、 忘れるとまた駐車場まで戻って距離をメモしなきゃならんので。この2点だけでもかなりスムーズに事が運ぶ。

書類は、最後になんだか小難しい書類を何枚か書くのだけど、見本とか見ながら書けばまあ書ける。わからなければ聞けばよし。

検査ライン突破最速理論

・発煙筒を手元に用意しておく

検査場
空いてる方かも

入り口がいっぱいあるけど、小型の所ならどこでもよい。微妙に検査方式が違ったりする。一応、ユーザー車検初心者は一番左端のレーン (確か寝屋川はそう)。

注意書き
入り口の看板

初めての人は熟読。と言うか、初めての人は猛烈な勢いで

「はははは初めてですぅぅぅぅ!!!」

と言えば、検査官は優しく接してくれる。

密かに、もう何回通した忘れた僕はややベテランなので、この先何をどうするのかよくわかって無いけど余裕。

検査場
こんなんですわ

入ってしまえばなんとかなる。
大人なら大丈夫。
(←最速理論)

窓はあけておく事。(指示が聞こえたり、タイヤの位置あわせたり、スイッチ触ったり、検査シート突っ込んだりする) 後は流れに身を任せる・ ・・。

フルノーマル車両。何も怪しまれることもなく、スコーンとライン通過。今回初めて車内のチェックも入った。やっぱり、厳しくなってるみたい。 ベルト警告灯繋いでおいてよかった。


という感じで、無事2年乗れる様になった。総額5万ちょっとだったか? 青と1万以上も差があるのは悲しいな・・・ (青の車検証記載重量が1010kgなので、従量税が1万円以上高い) 次は構造変更にチャレンジしよう。そうしよう。うん。






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「R1Rとレギュレーション」

07/12/29(土)
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※205/50R15のラインナップが追加された頃から、大幅に耐久性が向上しました。以下の記事は当時の話で現在は当てはまりません。ただし、グリップも大幅に落ちてだいぶ普通になりました。

以下の記事はR1R利用者を非難する物ではありませんので、誤解無きよう。

ウ○コR1R
まだ黄色い線とか残ってるのに半分ぐらい無くなったの図

R1R。サイズは195-50-15。インチキラジアルの称号を欲しいままにしているこのタイヤ。自分には不要と思ってたけど、使ってもいないのにあーだこーだ言っても始まらないので、実際に入れてみた。

ラジアルタイヤの定義
まったり猛練 
のどかにモータースポーツ

ラジアルの定義は非常に曖昧。コンパウンドの種類がなければラジアルとする見方もあるし、メーカーがSタイヤじゃないと言えばラジアルかも知れない。

この辺は、メーカー側で基準を設けて欲しいと思う。例えば、筑波を6時間連続走行OKとか。耐久性とグリップ力、ウェット性能を総合的にバランスさせてこそのハイグリップラジアルタイヤ。ブリヂストンやヨコハマが、耐久性等を無視してひたすらグリップ力だけを上げたラジアルタイヤを作ることは、技術適には難しく無いと思う。(商業的には無理)

ちなみに01R。筑波(TC2000)で裏組しながら400週近く使ってスリップサインが出た、とNCでパーティーレースに参戦する鈴木さんの練習レポート(STEP24)で書かれている。実際に鈴木さんは、300周以上使った01Rでクラブマンクラスの優勝も経験。鈴木さんの腕前も素晴らしいけど、そこまで使っても極端にグリップが落ちないという01Rも素晴らしいタイヤだと思う。

さらに付け加えると、NCロードスターのメディア4時間耐久では、01Rで180周以上連続で走ると言う。

何故ラジアル?
まず「ラジアル」に拘って走ってる理由。

1・低コスト
→僕ぐらい(ジムカーナ・ミニサーキット含めて年10回以上)走ってても1~2年ぐらいもつ。お金がかからない。

2・求める物が「絶対的」なタイムではない
→「絶対的」なタイムを狙うなら当然Sタイヤ。

3・周りがラジアルだから
→タイヤ性能が近ければ楽しめる。

一言で言えば、あまりお金をかけずにモータースポーツを楽しみたいからラジアルという選択。

今のハイグリップラジアルは、十分なグリップがあり、長持ちで楽しく走れる。競技会や、特定のサーキットのレコードを狙ったりするので無ければ、消しゴムのように無くなるSタイヤを何本も買って走る意味は、少なくとも自分には無い。お金も続かなくなる。ここ、特に重要。後述。

普通のラジアル(01RやAD07)だと、僕の使い方でも1~2年は十分遊べる。みんな近い性能のラジアルなら、それで十分楽しく走れる。前にも書いたとおり、コーナーばかりで構成される舞洲ステージにおいて、タイヤグリップは支配的。猛練でタイヤ性能を重視したクラス分けがされるのもその辺を考えての事。

R1R
R1Rのブロック形状は、一般的なハイグリップラジアルと同程度。コンパウンド(ゴム)の柔らかさはSタイヤ並。なので、新品時はブロックがヨレて異常に偏摩耗加速度的に摩耗し、タイムも出ない。5部山を切るぐらい減ってくると、ヨレも無くなりコンパウンドなりの性能を発揮する。

減りは普通のSタイヤより早く進行するけど、Sタイヤほど食わないという、かなり変なタイヤ。グリップ力は01R、 AD07に比べて頭一つ上。あれだけゴムが柔らかければ当然とも思うけど、特に縦の性能が高く、ブレーキがどんどん奥まで詰められる。

「え?まだいけるの?」

って感じで、さらに奥へ、さらに奥へ・・・正直、AD07辺りの感覚が染みついているとなかなか本領の部分まで踏み込めない。

摩耗は、 猛練3回とタカタ37周で半分以上無くなるほど強烈で、下の様になった。

R1R 

明らかな偏摩耗。センターのアウト側はほとんど山無し。ブロックのイン側は全部ささくれ立っている。

他のラジアルと比べたタイム差は、1分程度のコースで1秒に届くか届かないかという感じ。ただ、主にブレーキングで差が付くタイヤなので、入れたからと言ってポンとタイムが上がるタイヤではないと思う。特に、ブレーキングにリスクのあるステージでは、よほど上手い人か、そのコースに慣れている人じゃないと、性能を引き出すのは難しいと思う。

レギュレーション (Regulation / 規制)
モータースポーツを楽しむ人は、何らかの「レギュレーション」の中でタイムの短縮やクルマの変化を楽しんでいると思う。例えば、あくまでラジアルタイヤで頑張る、とか、フルノーマルで、とか、お小遣いの範囲で頑張る、とか。コレが自己レギュレーション。「改造範囲はここまでしかだめですよ」は主催側のレギュレーション

公式レースにおいては、レギュレーションを設定することで「お金かけたもん勝ち」を廃し、車両性能差を小さくし、腕や車両セッティングで勝負出来るような仕組み。F1でもちゃんと"レースになるように"レギュレーションの塊となってたりする。ただ、実情はやっぱり資金力・・・という話はおいといて。

R1Rは、場所によってS扱いかラジアル扱いに分かれているけど、AD07・01R比で1秒近くも差が付くR1Rが「ラジアル扱い」である限り、規制のかかっていないステージでは結局R1Rワンメイクになってしまう。各地のイベントでも、上位がR1R独占状態とのこと。

R1Rはものすごく減るタイヤなので、たくさん走るととてもお金がかかる。僕の走行ペースなら、年に2セットぐらいは必要だと思う。コレじゃ、僕のお小遣いでは無理。「お金がかかりすぎてやめてしまう」は、モータースポーツで最も多い「辞める理由」だと思う。

だからこそ、長持ちするラジアルタイヤで楽しもうという風潮が出てきたんだと思う。

道具を使うスポーツである以上、お金をかけて良い道具(クルマ)を使えばタイムは買える。末端からF1まで、速さの源はお金というのはみんな知ってる事。じゃあ、レギュレーションの無い世界で気軽にモータースポーツを楽しむ我々が、大事しなきゃいけない事は何か?

「自分の中でレギュレーションを決める事」

お金をかけようと思えば、何百万だって注ぎ込める。だからこそ、気軽に楽しめる範囲の線引きが必要。そして、草モータースポーツを主催する側が大事にしなきゃいけないこと

「お金かけさせすぎない為のレギュレーションを考える事」

タイム至上主義のレギュレーションを引けば、参加者側の争いは加熱の一途をたどり、やがてそれは「お金かけたもん勝ち」という世界に。続けられなくなる人や、飽きる人や、借金してでも勝ちにくる人が出てくる。

お金をかければ速くなるのは当然の話。お金をかけて走り続ければ人も速くなる。草モータースポーツの世界は、スポンサーを背負い、数字や成績が全てな公式競技の世界じゃない。そこで一番エラいヒトは誰か?速いクルマや人がエライんじゃない。金かけてる人がエライんじゃない。

楽しく走ってるヒトが一番エライんだ。

コレは昔クルマの大先輩に教わった事だけど、今でもよく思い出す。楽しめない様なクルマ遊びをしていないか、時々立ち止まって考える。

まとめ
R1Rは・・・

極端に減る=減らないとタイムがでない=お金がかかる

要するに・・・コンパウンドの種類が無くてブロックが小さい昔のSタイヤ。

個人的にはラジアルタイヤとして扱うべきではないと思う。ジムカーナ数本とミニサーキット37週で半分以下に削れてしまうタイヤが、筑波を300周以上走れる01Rと同じ扱いというのは変な話。これをラジアルとして扱えば、皆R1Rを履くしか無い。

主催側やサーキット側でラジアル指定されていれば、ワンメイク化は仕方ない。履かなければ履いている人に負けるのだから、履くしかない。しかし、ある意味Sタイヤよりお金がかかるR1Rでしか競えないなんて、なんともツマラナイ話。それならSタイヤで走る方がよっぽど良い。

だからこそ、ラジアルに拘って走っている人の為にも、主催側やサーキット側が考えなきゃいけないと思う。各地の草イベントでS扱いになっている理由も頷ける。当然、猛練でもS扱い。

今後
他社も黙ってみていたワケではないのか、新タイヤが登場する。これで状況はひっくり返るかも知れない。

来年3月には、ブリヂストンからRE-11 (イレブン)が登場。1分ちょいのコースで01R比1秒近く速くラップするという性能が本当なら、驚異的。マイナーなグッドイヤーからも、本気っぽいタイヤがでるけど、ロードスターで履けるサイズはほとんどない。AD07も登場からかなり長いので、ぼちぼち出てきそう。ただ、それを見越してか? R1Rもサイズが拡充されるとの事。


自分も主催も、無理なく楽しめるレギュレーションで、楽しめる場所も維持していく。お金をかけすぎないコト。

コレ、長く楽しむために一番大事なコトです。


以上の記事はR1R利用者を非難する物ではありませんので、誤解無きよう。






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