「 吸気温度と馬力とスリップストリームの関係 」
08/02/16(土)
■
シャコタンみどりもイケてるゼ~
2006年夏にみどり号でTSタカタへ練習に行った帰りのはなし。
帰りの中国道がヒマで仕方ないので、吸気温度の変化やエアコン温度を測りながら帰った。片付けしてたら、
そのときのメモが出てきたのでネタにしてみる。
量販店で買った温度計。2カ所測れる。最大70度まで。
7月。外気温は31.4度前後。100km/h一定速度での測定。
リトラ閉:60~63度
リトラ全開:39度
リトラ半開:40~41度
片目全開:41~42度
という結果。だけど、半開の所から周りにクルマが増えたので、全開と大差無いかも。というのも、
前にクルマやトラックがいるだけで5度ぐらいポンと上がってしまうから。というわけで、
リトラを上げるだけで約20度吸気温度が下がることがわかった。ただし、コレは100km/hで巡航している時の話。
◆町乗りの場合
リトラ全開
移動時:55~65度
停車時:69.9度前後
リトラ全閉
移動時:65度前後
停車時:計測不能(69.9度以上)
全開で0~10度は下がるけど、効果は半減。
◆吸気温度と出力の関係
諸説あるのだけど、信頼できそうなのはヤマハのこちら。
船舶だけど。NA8を例に計算してみると
15度 135ps
60度 125.5ps
大体、1度あたり0.21ps。夏と冬で10馬力ぐらい差が出るって感じで、夏場に開ける開けないなら約4psほどの差。
全開時間の多いコースなら確実に差が出るけど、そうでないコース(猛練とか)なら夏でも冬でも開けても開けなくても、
ほとんど変わらない気はする。
ちなみに、燃費は夏の方が(ホントは)良くなる。吸気温度上昇→出力低下→アクセル開度多め→ポンピングロス低減。だけど、
エアコン使うので大体悪くなるんだとか。
◆エアコンの温度
ついでに測ったエアコンの温度。外気温30度前後、風量2。
「100km/h巡航時」
内気循環:8.5度
外気導入:12.5度
「停車中」
内気循環:12.5度
外気導入:18度
なんだか、夏に書けって言われそうなネタ。(笑) リトラを開けても閉めても、冷風の温度に変化は無かった。
当たり前といえば当たり前だけど、内気循環の方がかなりお得な冷風。でも、あんまり内気で走ると集中力落ちるので、
最初にガーっと冷やすのに使うのがヨイかな。暖房も同じく。
猛烈RS内を検索
Check
▲このページのトップへ ◆このページの固定URL
| トラックバック (0)
トラックバックURL:
◆ トラックバック一覧
|