「 FD3S、第4話 (内装編) 」
07/04/13(金)
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思い出したように、2005年2月に購入したFDの話でも書いてみる。昔の話はこちら。外装編で止まってた。もう書いても良いかなーと思うので、
ざざっと書いていこうと思う。
と言うわけで内装編。まあ、コレまでの流れでご想像の通り、書くまでも無くボロボロなワケだが・・・。
表面のコーティングが荒れてボロボロ
なんかもう、とにかくボロボロ。部品がない。
樹脂パネルの大半がこんな状態。割れてたり、無かったり。
ツイーターも無い。
ハンドルやシフトノブも、経年劣化で表皮がボロボロになり、縫い目の革が開いて中が見えてる状態。(写真が無い)
想像を遙かに上回るボロさ、どうしようも無い状態のFD。直す気力も無く手放すのも無理はない。このクルマは、捨てられたような物か・・・
共同出資して購入したミニTも落胆の色を隠せない。FDには違い無いんだが・・・我らが憧れたFD。でも、この状態は、我らの憧れた、
誰もが振り向くカッチョイイFDじゃないヨ・・・(男泣き)
ふん!!(気合い)
ぶぁさっ(黒いマントを羽織る)
「オマエは、俺が生き返らせる!」と、ブラックジャックのような気持ちで決心。死んだ魚の目をしたFDに新たな命を・・・。しかし、
ココにいるブラックジャック君は執刀経験が無い上に、財布も薄いインチキ外科医である。大したことは出来ない。しかし・・・やるしかない。
だって、こんなの乗れないもの・・・。
と言うわけで、財布ぺらぺら再生プラン。
・付いてる不要品、全部売る(エアロとか・・・売れるのか?)
・売ったお金と、ちょっと追金と、手間暇かけて、出来る限りの事をする
・基本、見てくれオンリー。
数日前に同じ事を書いた気がするが、こっちが先だった。もう2年も前なんだなあ・・・。
FDの心臓であるロータリーツインターボに関しては、どうも細かいバキュームホース類の漏れがあるようで、
セカンダリタービンが回ったり回らなかったり。とりあえず、コレは目をつぶる。たまにセカンダリーが回ってフルパワーモードに入ると・・・
ワープ。抜けてる足と相まって、リアを沈ませ視界は上向き、景色は線に・・・ギュイイイイイン!!
あの大パワーを余裕で伝えるとんでもないトラクション(ロードスター比)。ロータリーロケットとは正にこの事。怖い。でも、下はかったるい。
空ぶかしのエンジンレスポンスなんて酷いもので・・・マーチの電スロと良い勝負。「う・・・ワーン」と・・・通じるのか。
ピストンに相当するロータリーが、重い重い三角おむすびでターボに合わせた低圧縮故、どうしようも無いのかも。
ブーストアップして下から回るタービン積んだようなFDは、びゅんびゅん回るらしいけど。足は、酷い乗り心地。ダウンサス仕様なのか・・?
とにかく見た目は悪いFDだが、「俺はまだまだ走れるぞー!」と言っているように感じた。チラリと見え隠れする鬼加速。
しかし、セカンダリータービンとかブーストとか書くと、なんだか初々しい気分。あまりに無縁な用語達。そして、
ボロいFDを降りて眺めていると・・・「(今いちおうFD乗りなんだよなあ・・・)」 やはり、ちょっと嬉しい。コレが所有欲なのかっ・・・
!!
・・・つづく。
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