ロードスターでモータースポーツ&DIY 当サイトは全ページリンクフリーです
猛烈ロードスター ヘッダイメージ


【 ラスト企画 】
20/10/21MTE37V&MDR57プロジェクトファイナル[受付終了] NEW



協賛:タイヤガーデン豊中 ご来店の際は猛烈ロードスターを見たとお伝え下さい!
 トップロードスターいろいろバックナンバーお問い合わせ
 猛ドラ「ぐ」のツイッターみんカラタイヤガーデン豊中

« 前の日記 「 MEDIA SKINを活用してみる 」 「 ロードスターレストア10 極上デフ 」 次の日記 »

「 ロードスターレストア9 ホイール塗装 」

07/08/03(金)
  |  TrackBack 0

追記:プライベートで塗装する場合はソフト99のホイールカラーが手軽でオススメ。
以下は塗装時に必要なモノ。

足付け用の耐水サンドペーパ
密着性を高めるプラサフ (下地には必須)
うすづけパテ

まとめて入手するならセット品も便利。

・ソフト99補修フルセット(ソリッドカラー用) (パール・ メタリック・マイカ用

--------------------
ロードスターをレストアしてみるシリーズ その9 ホイール塗装編

装着するホイールを綺麗に塗装する。モノは正真正銘M2-1001に付いていたパナスポーツ・・・だが、非常に状態の悪いモノ。 完全なつや消し状態で、スポーク傷も多数。リムよりスポーク面が出ているパナスポーツでは、ガリ傷ではなくスポークが削れてしまう。

作業は全塗装の時にもお世話になったFMWさんで行う。「まあ、 ホイール四本ぐらい一人でなんとかなるだろう」と、せっせとセレナにホイールをぶち込み、一人でFMWへ走った。 一人作業で余裕ナシだったので、写真は少なめ。

孤独な闘いの幕開けである。

image

慌てて撮ったのでイマイチわかりにくいけど、元の状態。塗装の劣化でツヤが無く、リム傷多数、こびりついたダスト汚れも多く、 普通にボロ目のホイール。コレに、よくぞココまで使い込んだな・・・という完全スリックタイヤ化したガチガチのRE-01が装着されている。

まずはバルブを抜いて完全にエアを抜き、タイヤチェンジャでタイヤを外す所から始める。FMWさんではチェンジャも貸して貰える。(有料)  勿論、そんなのは一度も使ったことはないので、教えて貰いつつ頑張る。

image
うっすら見えるトレッドパターン

外した・・・と書くとなんとも簡単だが、1時間以上格闘した気がする。鼻血が出るほど硬かった・・・タイヤ屋さん達の苦労が身に染みる。 FMWのお兄さんにかなり手伝って貰ってやっと出来たと言う感じ。(ありがとうございました) いとも簡単に外す店員さん達・・・ あれは技術なのだな。工賃高いとか言っちゃ駄目です。これとは別にさらに4本、これも「ガチガチに硬化した古い01R」 が付いたホイールも持ってきたものの(このクルマから外して売却した物)、どうにもならない硬さに挫折。リムだけ落として諦めた。 後でタイヤ屋さんに頼んだら、リバースリムだったというオチ。逆からやったら外れません・・・。

タイヤ付けたり外したりは、うっかりするとバルブをブチ折ってしまったり、リムに派手にガリ傷が付いたり、タイヤサイドが裂けたりと、まー・ ・・コレもリスク高い作業ですな。裏組やら何やらでちょくちょくお世話になっているミスタータイヤマン江坂店、 有り難みが凄く増した気分。作業工賃という奴は、自分でやらないとわからない事ばかりだ。

タイヤが外れたので足付けに入る。

image

足付け材とスコッチブライト(不織布のやすり)を使って塗装面をきっちりと削っていく。「足付けくらい余裕余裕、 ちゃっちゃと30分ぐらいで全部研いじゃうよ!」ぐらいのノリで挑んでみた。


・・・はい、ナメてました。


複雑な形状で、指先を使って丁寧にやらないと奥まで削れない。指先で力が入りにくいので、削っても削ってもなかなか終わらない。 この足付けがいい加減だと、後で塗装が剥がれたりする。で、リム傷の処理もしなきゃならなくて

image
全体的な足付けは終わってマットな状態

こんな風に随所に削れがある。本来ならパテ盛りして成形するところだが、パテ盛り→乾燥→形状修正とやっていては、 時間的に1日ではとても終わりそうにない・・・ので、仕方なく削ることに。断面から見て
image
耐水ペーパーで 、削れてる面がわからなくなるぐらい周囲を落として格好を付ける。手作業で。


一心不乱に削り続ける・・・。



image

ここまで持ってきた。あまりに深いのは断念したけど、ココまでやればほとんど目立たない予定。細かい羽石傷も含めて、全て削った。実際の所、 削ってる量は微量なので、塗装後見ても全く分からなくはなるらしいが・・・大変だった。

足付けと削りで4~5時間ぐらいやってたか・・・全部終わった頃には、ちょっとだけ伸びてた爪が上下左右にバキバキに割れていた。 マネする人は、爪はギリギリまで切ってから行きましょう。

続いてサフ入れ。

image

なんか綺麗に見えてきた。

乾いたらまた綺麗に水で研・・いだと思う。(余裕無くて写真なし)

研ぎ終わったら、塗装に入る。この辺からは早い。結局、塗装という奴は下準備が作業の8~9割なのだね。

既によく覚えていないのだけど、色塗り→色塗り→クリア→仕上げクリアぐらいは塗ったような気がする。一人でやってたのでやはり写真ナシ。 最後にジェットヒーターでブースを強制暖房して乾燥させる。アルミホイールは放熱性が良すぎてうまく熱が入らないらしく、 塗装後自然乾燥で一週間ぐらいは置いておいた方が良いらしい。

塗装は小さなガンを用いて、ちょっとずつ丁寧に丁寧に塗っていく。形状が複雑なのでかなり塗りにくい。 体制や持ち方を工夫しながら塗り進めていく。全塗装の経験が活きて、塗装は随分上手に出来るようになった・・・らしい。

で、完成。

image 
ビカビカじゃ!!

image 

image 

新品ホイールと言ってもみんな信じてくれるぐらい、ヌメヌメのピカピカシルバーホイールに生まれ変わった。傷を修正したところは、 一生懸命捜してもほとんど見つけられないぐらいで、十分な仕上がり。色は「シャイニングシルバー」で、FMW社長オススメの 「最も光沢感が強いシルバー」なり。昼間は眩しいほどに光り輝く。

塗装の出来も「これだけ出来れば上等や!」と、あの手厳しいFMW社長(笑)のお墨付きを頂いた。かなり嬉しい。 お礼を言ってFMWを後にする。

image 
夕焼けが綺麗でした。(信号待ち中)

AM10時頃から作業して、帰る頃にはすっかり日も暮れ18時過ぎ。一人でやるモンじゃなかったと思いつつ、綺麗に出来たので割と充実感。 心地よい疲労感と共に帰宅。

かかった費用は、タイヤチェンジャ使用料、廃タイヤ代、塗装費用全て混みで14,800円だった。

タイヤ組み付け
塗装から約三日寝かせ、タイヤを取り付ける。出来ればもう少し寝かせたいけど、スケジュールの余裕も無いので三日とした。 セレナの車内で三日寝かせた為、車内はシンナー臭で大変なことになってしまった。

image

組むタイヤは195-50-15のSドライブ。普通に街乗り、ちょっとスポーツ走行ぐらいに丁度良いタイヤだと思う。静かだしね。 何せ新品タイヤは安全・安心だ。

で、組んで貰った。

image 

うーん、綺麗。やはり新品タイヤは良いなあ。真っ赤なボディにさぞ栄えることだろう。

完成まであと一息!3月初めのお話。


つづく。

ココからは弱ハイペース「ロードスターレストア集中更新」で行きます。エンディングまで1日おきに追加予定。 お楽しみ。



猛烈RS内を検索




このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - ロードスターレストア9 ホイール塗装  Check
このページのトップへ  ◆このページの固定URL  | トラックバック (0)
トラックバックURL:  

トラックバック一覧

« 前の日記『 MEDIA SKINを活用してみる 』 『 ロードスターレストア10 極上デフ 』 次の日記 »
ロードスターでモータースポーツ&DIY / 当サイトは全ページリンクフリーです。 Copyright(c) Gussan / MRRS All Rights Reserved.
Since 2004 -10 visit : ,,