「 ロードスターレストア10 極上デフ 」
07/08/05(日)
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ロードスターをレストアしてみるシリーズ その10 デフ載せ替え編
この車両、もともとモータースポーツに使っていたらしく、デフは機械式が入っている。「フルノーマルで限りなく新車のロードスター」を作るにあたって、
バキバキ言う機械式は不要。と言うことで、とあるルートでNA8シリーズ2のトルセンLSDデフ(4.3ファイナル)を手に入れた。
使用5万キロ程度の良品。トルセンLSDは限りなくメンテフリーな上に、街乗りからモータースポーツまでこなせる素晴らしいLSD。
NA6のビスカスとは全く比較にならない。円も描けるしドリフトも出来るしタイム※も出る。
ちなみに、僕のクルマも純正トルセンLSD(シリーズ2物の4.3)のまま。
※お遊び程度なら十分出ると言う話。
機械式LSDとトルセンLSDでどれぐらい差が出るかはこれからテストしていく予定。
が、届いてビックリ。かなり見た目の悪い物だった。
◆デフマウント圧入
デフマウントを外したケースを持って、某所へ。某氏の協力で大型プレスを借りての圧入。
>ありがとうございました デフマウントは純正ノーマルの新品。付けようと思って買って置いてあったモノ。
こんな感じでにゅるにゅると押し込んでいく。割と簡単に入るモンだな・・・という印象。ガワと6tダルマジャッキぐらいで何とかなるかも。
◆綺麗になった!!
その後、ブラスト作業、清掃、塗装、ドライブシャフトシール交換、ボルト類を新品交換、バックラッシュの点検調整の末・・・
ボロいデフは蘇って帰ってきた。
綺麗なデフだ!!
塗装バッチリ。ボルト類新品。
デフマウント純正新品
あれだけ腐食してたケースもブラストでここまで綺麗に
ドラシャシールも新品!!
ここまで綺麗にするのはさぞ大変だったと思う。休日を何日も費やして仕上げてくれた。コレなら安心して搭載出来る。
◆デフをを載せる
さらに後日の話。ボルトンに協力して貰ってデフを積み替える。・・・というか、ほとんどボルトンがやってくれた。申し訳ない。
ボルトン有り難う!!
(エストレヤ復活日記好評連載中・・・なんか凄い事になってる(笑))
下回りで頑張るボルトン
ついでなので、あまりに程度の悪かった純正マフラーを撤去し、手持ちのまあまあ程度の良い純正マフラーを装着。
マフラーハンガーが強化品だったので、これも「何故か持っていた新品純正マフラーハンガー」に全て交換した。
みどりに使おうと思ってたんだけど・・・まあいっか。
新品ハンガーと強化ハンガー
マフラーハンガーは、再利用する予定がないなら問答無用で切ってしまうのがオススメ。
古くてガチガチに硬化した強化ハンガーでも簡単に外せる。強化ハンガーはマフラーが揺れないのと引き替えに車内騒音や振動は増えるので、
必要に迫られない限り純正の方が良い。フレッシュゴムで快適に。
赤いのは全塗装のなごり
取り外した純正マフラ。ここまで程度が悪くなるのは珍しい・・・ちなみに、ステンだからと言って錆びないワケではないらしい。
ステンの種類に寄るのだとか。純正マフラは錆びる部類のステンらしい。
サビが酷いのはこのマフラーだけで、車体の方は綺麗なもの。もしかすると、交換してた社外マフラーを外して、
その辺に転がしてあってた純正を付けて売却されたのかも知れない。
濱口風だ。実は結構必死。(デフって重いのよねえ)
無事、デフ取り外し。
降ろしたデフはやっぱり赤い。
ピカピカデフと旧デフ。サイドフランジを入れ替える。特に難しくなく、こじったり叩いたりすればスポっと抜けて、
あとはゴムハンマーでこんこんと叩いて入れるだけ。
見えない部分なので写真が無いが、無事積み込みも完了。なんだかんだで結局朝から晩までかかった。ボルトンに感謝。
色んな物がリフレッシュされ、走りはとても上質になった。車内も静かに。当然バキバキも言わない。
まだまだ続く。
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