「 ロードスターレストア11 怒濤の仕上げ編1 」
07/08/07(火)
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ロードスターをレストアしてみるシリーズ その11 怒濤の仕上げ編1
- 修理・補修・エンジンルーム
この日は3/14。車両を買ったのが1/13。約2ヶ月が経った。目標は3日後に迫った猛練でデビューさせる事。
これまでかなり詰め込んで毎日の様に休むことなく作業を続けてきたが、いよいよ3日前になってしまった。時間的に、
寝る暇も惜しんで進めるしかない。正に気合いと根性なハードコアクルマイジりが幕を開けた。全てはオーナーの笑顔の為・・・
と、皆をビックリさせる為。
ココからの作業は、阿吽さんの所で注文した8万4千円分にも及ぶ純正新品部品(約40点)と、
各地から取り寄せた外装品や内装品の組み付け等、全てを仕上げに持っていく作業。
純正部品とその他部品でセレナは荷物満載2シーター仕様。
コレを全部組み付けるのかと思うと少し目眩がした。 読みやすさ優先で編集したので多少時間軸が前後するけど、気にせず読み進んで欲しい。
ロードスターレストア11~13の3部に分けてある。
※出てくる部品の値段は時価なので参考程度に。部品番号も参考程度に。
難易度は3段階評価で個人的な感想。
「1」・・・
誰でもできるハズ 「2」・・・
頑張ればなんとかなるハズ
「3」・・・
途中で挫折してお店に助けを求める可能性有り
と言う感じで、挑戦したい方は参考程度に。
ちなみに、たまに出現する従兄弟のTくんは暇を持て余す?現役高校生。間に合いそうに無かったので、バイト君として雇った。
◆サイドステップの穴を埋める(難易度1)
このクルマには純正サイドステップが付いていた。純正品質な為、サイドシルに大きめの穴を開けステー止め、ガッチリ固定されていた。
こういう穴は簡単に埋める術がない。溶接穴埋めは錆びる可能性も高い。
こんな感じで沢山開いている。
で、なんとかならん物かと散々悩んで調べまくったあげく、やっと見つけたのがコレ。
電子部品のホールプラグという奴。
TAKACHI(タカチ電機工業) 【HPL-10】HPL型ホールプラグ
TAKACHI(タカチ電機工業) 【HPL-8】HPL型ホールプラグ
マルツパーツ館WebShopにて購入した。で、
どちらを使ったか忘れてしまった・・・念のため二種類取り寄せた。webで詳細な寸法が出ているので、
何かに応用したい方はそちらを参考にして欲しい。で、コイツをタッチペンで塗装して・・・
穴にはめ込む。
バッチリ!!
違和感なし。お手軽補修としては十分なクオリティ。
走行中に抜けちゃうかなあと思って試しにはめ込んでみたら、全く抜けなくなって焦った。それぐらいバチリと強力にハマっている。
補修完了!!
◆サビの処理(難易度2:
面倒くさくて投げ出しそうになる)
ロールケージ取り付け穴やどーだバーが付いていた部分の処理をしていく。
こんなのを、手作業でせっせとサビ落とししていく。表面に浮いたサビなのでほとんど問題ないものの、放っておくワケにもいかない。
綺麗に除去するのは非常に面倒でココロが折れそうになる。
サビが取れたらジンク(亜鉛)スプレーで処理していく。サビ処理に関して素人が施工可能な一番確実な方法はコレ。
サビに関してもかなり調べたつもりだけど、サビ学はかなり面白い。これからクルマと付き合っていく上で重要な知識だし。で、
とにかくキモはジンク(亜鉛)という話に落ち着く。
サビの浮いてた部分は全て処理。
乾いたら、ボルトとコーキング材で全て埋めていく。リアはステンレステープ&ガムテープで埋めた。処理完了!!
ヨメ様も手伝ってくれた
◆ライトベゼル装着(難易度1)
ロードスターの顔になった。右は少し傷があるが、まあ良しとしよう。
◆エアクリ交換&ボックスの修理(難易度2)
・エアクリーナー B6S7-13-Z40 3,000円
新品(左)と、右の写真に写ってないかのように朽ちているHKSのエアクリ。フチのゴムが劣化してえらい事になっている。これ、
そのうち吸い込んじゃうんじゃ・・・。
で、試乗したときから毒キノコみたいな激しい吸気音がするので、何でだろうと思ってたんだけど、
ふと思い立ってエアクリボックスを外したら判明。
軽量化されたミニ四駆の様になってた。ここに穴を開けてもエアはちゃんとフィルタを通るので問題はない。効率も、
もしかしたら良くなるのかも・・・だけど、シュゴシュゴうるさいので直す事にする。
穴のフチを綺麗に処理してステンレステープで全部埋めた。エアクリを交換して、元に戻して補修完了!!
予想外の補修だった・・・。
◆オイルレベルゲージ交換(難易度0)
・BPE8-10-450 780円
熱で劣化するのでよく折れてる部分。差し替えるだけ。
ぴかりーん
難易度0。交換完了!!
◆ラジエターサブタンク交換(難易度1)
・B61P-15-350D 3,320円
年数が経つと色素沈着を起こして入ってるのか入ってないのかもわからなくなってしまうサブタンク。
うっかり捨ててしまって生茶ボトルのお世話になってた。
生茶リザーバタンク
全塗装の粉が凄いので、少し掃除してから取り付ける。赤い粉が乗ってるだけなので、拭くだけで綺麗になる。
手の届くところだけ
で、装着。
うーん。綺麗。新しいタンクは、キャップの色が白だ。黄色が旧キャップ。
ついでにタワーバーなども取り付け、ちょこっと掃除した。交換完了!!
エンジンルームはほぼ完成。内装仕上げ編につづく。
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