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「 楽しく速くなるシートチューニングのススメ 」

08/02/22(金)
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情報がかなり古いので参考程度に。ちなみにシート選びに関して、この記事から2019年あたりまではVIOS3が鉄板、EXAS3はセンターが出しにくいので素直にVIOS3…なんだけど2020年時点では廃盤になったようで、現在何がベターなのかはわかんないです。わかれば追記するかも。

シートチューニングの大切さを、ヨメ様仕様を作って再び実感する。
主にちびっこ向け、シートチューニンングのススメ。

チューニングパッド
BRIDE チューニングパッド

猛烈号の助手席からみどり号へ移植されたBRIDEのフルバケエクサス3(EXAS3)。

NA/NBロードスター用フルバケとしては長らく定番で、全く干渉せずに装着できる数少ないシートの一つ。その後、ローマックスシリーズの登場で、 下げたい人向けの定番はVIOS3に。こちらも干渉無し、センターもズレなし、座面も下がってレールの剛性もすばらしい(両ロック) という決定版。で、青に装着している。

なんとなく、座ったり使った事のあるBRIDEシートの感想は(ざっくりだけど)

・EXAS3 (レール次第でいくらでも下がる。BRIDE純正レールなら165cmぐらいまでかも)
・ VIOS3 165cm以上でけっこう下げたい人向け
・ ZIEG3 180cm以上 地の底まで下げたい人向け

ZIEG3はシートバックが寝ているので、ホントに低くなる。NCでトシユキ(182cm)が使っており、 パーティレース準拠のロールケージを入れてもメットが当たらない。僕(173cm) では前が見えないほど低く、ヨメ様(155cm)は外から存在が確認できない。

長身だと苦労すると言われるロードスターのシート選びだけど、実は小さい人も結構苦労する。 大きな人向けシートはローマックスやRECAROの新シリーズ(TS-G/RS-G)でほぼ決着がついた感があるので、 今回は小さい人向けのシート選びについて書いてみる。

ちびっこ(仕様)シートのススメ
EXAS3を完全な155cmのヨメ様(ちびっこ)仕様に仕立てた。ポイントは三つ

その1・純正と同じ座面高
その2・純正と同じ前方スライド量
その3・体の幅にあったシートサイズ

純正と同じ座面高。小さな人で座面を下げるというのはあり得ない。 前が見えなくなるので下がってはいけない

BRIDE純正レールなら大体同じかもしれないけど、今回はコスト面も考えてナニワヤのサイドステー2Pオフセットタイプ (40mm前方オフセット)を加工し、純正レールに装着。無事、純正と同じ高さと、前方スライド量が確保できた。(加工方法はリクエストがあれば書いてみる)

ちなみに、一番前にスライドしてジャストだったので、40mmオフセットじゃないと届かなかったらしい。危ない危ない

レール加工
レールにぴったり当たるまで下げて純正と同じ高さだった

155cmで普通の体格だと、どのバケットでも大体がばがばになってしまう。細いシート(BRIDEならEXAS3やZETA3 type-Sなど)を選ぶか、積極的に詰め物で対処しよう。今回は、シートオプションのチューニングパッドで対応。

サイド用とニー用を装着して、ほぼ完璧なヨメ様サイズとなった。適正なシート幅は、座ったときに息苦しく無く、 隙間に手のひらが何とか差し込める程度が良い(と思う)。特に、脇腹にぴったり当たっているとヨイ。脇腹はすごく敏感なので、 ぴったりと当たっているとクルマの挙動(ロール)がダイレクトに感じ取れる。まさにクルマと一体! という感覚。

隙間に入れた手の平が、ぱたぱた動かせたりゲンコツが入る様だと、完全に大きすぎ。あんまり美味しくないので調整しよう。

クルマとの一体感を初めて味わったヨメ様は街乗りでもプチ感動。「横から体が押される!」 みたいなことを言っていた。

シートベルトの対処
微妙に問題になるのがシートベルトのかかる位置。小さな人がバケットに座ると、頭の横からベルト出てくる感じで、 ちょうど首に掛かってしまったりする。擦れて不快だったり痛かったり、万が一の時も危険な感じ。

そこで、JOYFASTで販売されてるシートベルトサポートが役に立つ。

シートベルトサポート
こんな感じで使ってる

本来の装着位置とは違うんだけど、ココに付ける事でちびっこでもちょうど良い位置にベルトを持ってこれる。出し入れは多少引っかかるけど、 首に擦れるたりを考えるといたって快適。

走ってるときに首にギコギコして気が散ることも無いし、こういう配慮はすごく大事。

その後
こんな感じで猛練23から装着したんだけど、 すごく具合が良くて、運転も楽しいらしい。「猛練の時だけ付けるシートにしよう」と言ってたハズが「このままでいいよー」となっている。 シート位置が高いので、サポートとハンドルの隙間がギリギリで足が通せない。ごっつい乗り降りしにくい・・・ 街乗りはノーマルシートが良いっす。

シートの良さは数字にも結びついているようで、猛練23のウェット&雪のぐちゃぐちゃ路面で僕と変わらないタイムで走った。
(僕が乗るときは座面のスポンジを抜いて対応。メットかぶっても幌に当たらないぐらいの高さにはなる)

 

体にぴったりあったシートは運転が楽しくタイムも出るぞっ!という見本だな~と思った次第。シートにしっくりきてない方は、 積極的にチューニングすると幸せになれるかも。

参考リンク
BRIDEシート& チューニングパッド等



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