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「 【冬の猛ドラ26】公式結果&DIYアライメント&猛烈★ND黒号プロトタイプ現る 」

15/11/30(月)

突如決定した平日開催(金)「冬の猛ドラ26」参加の皆様、ありがとうございまた。

色々とツッコミ所満載仕上げ。


今回の巧/TAKUMI認定ドライバーは2名。



モータースポーツ4回目にして見事、M1クラスの50秒133で黒巧/TAKUMI認定のSPIKEさん&エボ9と



こちらも同じく4回目、猛ドラでモータースポーツデビューして沼にはまり着実に腕を上げたDJ1Qさん&ほぼフルノーマルのスイフトスポーツ。M3クラス52秒975で黒巧/TAKUMI認定。

二人ともおめでとう!

猛ドラ◆世にも珍しいノーマル車ばかりのミーティング型モータースポーツへようこそ!

 

ちなみにオフィシャルは猛烈★NB耐久号で「52秒5合わせアタック大会」として4人が参戦

スクリーンショット_112915_011741_AM

普段特にパッとしないポップさんが見事0.38秒差まで合わせこんでトップに。がらっちは1本目で53秒846という激遅タイムを叩き出し

「おっそ!」
「おーっそ!!」
「おっそ!!!」

と全員にボロクソ言われてヤケになったのか2本目で無駄に好タイムの50秒999を叩きだして桜のように華々しく散っていった。サムライか。さようならガラッチ…。


◆マツ耐仕様NB耐久号
猛烈NB耐久号&猛烈ND黒号は週末のマツ耐もあるので、マツ耐レギュレーションに沿った仕様に変更。レギュレーションをしっかり読んで問題無い仕様に。

耐久号、とりあえず普通のホイールに。ホイールはカズナリに借りた15インチの普通のサイズに195/55R15という何か色々普通。

DSCF5785_サイズ変更

なんだろう、普通。

すごくさびしい

君のオーラはどこへ行ってしまったの…


IMG_1558


印象ここまで違うかってくらい違うね…でも仕方ないよね…

あとはFRPボンネットにファスナー取り付けが義務なので、コレは前から付けないとなーと思ってたし躊躇なく


DSCF5799

穴開け(緊張)

IMG_1792

最新のワンプッシュタイプのボンピン。凄く良い。ボンピン取り付けは初めてやったけど、少し涙目。ナメてかからない方が良い…。


あとはアライメントをマツ耐向けに調整。DIYでも技術革新で手に届く値段になった「最新建築測定工具」をフル活用してエクセルも併用すれば最新の3Dテスター並かそれ以上に高精度測定調整できる。

写真はNDの時だけど


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メープルエーワンゲージをメインにレーザー測距計&デジタルアングルゲージ+エクセル計算。で、トー、キャンバー、キャスター、左右ホイールベースなど、全部測定調整できる。

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一人でごそごそする時はWEBカメラや今や余りまくってるスマホとフレキシブルホルダーを使ってSKYPEやFACETIMEのテレビ電話にして下で数値を見ながら調整も出来る。

DSCF5524

レーザー墨出し機で最低地上高の確認もできる。


と、この辺詳しく書くと長くなる…からとりあえず機材紹介だけ。

Maple A-ONE Gage(A1ゲージ)導入&使用感:猛烈ロードスター

シンワ: デジタルアングルメーターミニ マグネット付 76447
イケヤフォーミュラー:メープルエーワンゲージ
BOSCH:レーザー距離計 GLM7000
BESTEK BTIH750 クリップ式フレキシブルアーム&吸盤スタンド (なんと二個入り。コレ超安い)
FUKUDA:レーザー墨出し器 5ライン EK-453DP

そんなこんなで完成。


仕上げは今までの楽にタイムが出せる穏やか耐久仕様から、穏やかさはそのままに少し「勝手に」曲がる方向に変更。ココ一発のピークタイム狙いじゃなく平均点が高く、乗りやすさ重視。

猛ドラのタイムは私が全開で乗って50秒2、関東の凄腕トモに乗って貰っても50秒2。耐久参加ドライバー達に流す感じで1速高めに乗って貰っても51秒台がコンスタントにでる。仕上がり上々。

猛ドラ公式タイム記録結果◆Enjoy!! Sports Driving

ほぼ50秒は、猛ドラでも相当速い部類。


◆猛烈ND黒号プロトタイプ
NDロードスター用猛烈脚プロトタイプをほぼゼロから作ってみた。とりあえず売ってないので、作るしか無いかとなーって作ってみた。

IMG_1735DSCF5813

膨大な削りだしワンオフパーツ。色々大人の事情が多すぎて画像が出せないけど、減衰調整式のCリング式サスペンション。作ろうと思って作り出して、図面引いて(素人です)作ってて思った。こんなの走るんだろうか。多分走るはず。と256回ぐらい心が折れながら自分を言い聞かせて作った。


こんな初めてのクルマでゼロから作った脚で着地して車高きちんとでるワケ無いよなーははは


って着地させたら寸分の誤差もなく一撃で車高が計算通りになった。ネジ部の調整がないCリング式の脚だから、おろして微調整という概念が無い。ほぼ一発勝負。前後ともツインスプリング仕様で計算も厄介。コレを全部計算で狙って一発でキマるだなんて

私もしかしてちょっと凄いんじゃないの

と自画自賛モードに入りながら、マツ耐用タイヤ&ホイールに交換。こっちもカズナリに借りた物で耐久号と同じ物。なんで同じホイールが2セットもあるんだ(アホなんですか)ありがとうカズナリ。


で猛ドラへ。

 

IMG_2006
(クリックで拡大)

ああ、やっと私のクルマになった感…

カッコ良すぎてクラクラした。15インチなのに。これMTEついたら膝から崩れ落ちるよ。

車高を落としてツラになったNDはカッコ良すぎる。とにかくボンネットが尋常じゃなく低い。NA/NBより低い。そこから伸びやかに繋がるフェンダーの美しさとマッチョ感、ただ者じゃ無い感が凄い。


IMG_2003-のコピー
(クリックで拡大)


やだカッコイイ(だくだく


カッコは良いけどちゃんと走ればいいな(遠い目


私が教祖を務めるカルト教団愚教的観点だとカッコイイだけではダメ。低く広くカッコよく、どこでも全開で走れて、速い。荒れた峠道でも何も気にせず踏めて楽しく走れる。そんなクルマこそ至高とするのが当宗派、クルマバカ宗教法人愚教の教えです

と派手に脱線した所で、走らせた

 

IMG_2008
Photo by トモ@大先生

 

ベスト49秒3(トモ)
49秒4(私)
(純粋に腕だとトモには微妙にかなわない。さすがトモだ)

猛ドラで一番上のM1クラス車両も楽勝で殺すタイム。



なんか速い。

という表現が一番しっくりくる。直線が特別速いワケでもコーナーの体感が特別速いワケでも無い。けどなんか速い。コレは多分、全部微妙に速い。49秒前半ってのは上でも書いたけど、猛ドラ全クラスでも最速クラス。NDはドノーマルなので、M3という上から3番目でNA8と同じクラス。


NDのポテンシャルは「なんか」高い


そして


私の作った脚は「なんか」既にヤバいレベルにある


まだこれ叩き台だから、伸びしろまだまだある。

もしかして私なんか凄(略



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(クリックで拡大)


ちなみにこの脚はモータースポーツ用、マツ耐用として考えた物。乗るのは私、ガラさん、SSKさん、それなりに腕に覚えのある3人なので、穏やかさは重視せずクルマなりにガンガン曲がっていく仕様。脚は腕に合わせて作る。

乗り方によっては時折ピーキーな部分もでるかな?みたいな感じを狙った。腕がぼちぼちあれば怖くも無いし、むしろ扱いやすいように感じる。腕がそこそこだと、その部分は逆にすごく「扱いにくい」と感じるし「怖い」とも感じる。その人のレベルに合ったセッティングが大事

と少し偉そうに語ってしまったのは軽くスルーして頂いて、実際走らせてみるとそこまでガンガンではなく、超マイクロアンダーが顔を出すのと、小さな課題と煮詰める部分は見えた。現状で75点ぐらい。

マツ耐は問題無く走らせられそう。このポテンシャルと乗りやすさなら現状でも十分過ぎるくらい。良かった良かった。うつろな目で朝方まで背中を押して手伝ってくれたポップさん、超ありがとう。私は夕方ぐらいでとっくに心が折れてました。

 

IMG_1973

ヒャッホオオオオ撤収ぅぅぅぅ!!(注:全員おっさんです)


IMG_1978

寒い中、一日おつかれ!


で、遠路はるばる遊びに来た友人を

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自在高さ可変テーブルでもてなして一日終了。


寒かったけど、内容充実で濃い濃い楽しい一日だった。



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