「ヨメ様号「みどり」あらわる」
06/01/11(水)
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平成8年11月登録。走行距離は8万キロ。小修復アリ。ほぼドノーマル。程度極上(と個人的には思う)。1オーナー車。明らかに僕の車より綺麗です。そりゃそうか・・・新しいし、ほとんど無事故みたいなもんだし。
元々は友達の友達の友達の車で、些細な(個人的には)要修理箇所はあるものの、格安で譲って貰いました。関わってくれたみんなに感謝。
◆ヨメ様とロードスター
今を遡ること8年程前「ロードスターに乗る」と言い出したのはヨメ様の方であった。そしてこっそり買ってしまったのは僕なのであった。そのうち欲しいなあとは前々から言っていたのです。実は。
しかし土地事情の厳しい都会に住んでいる為、2台所有となるとなかなか敷居が高い。ちなみにウチの近所の青天駐車場は大体1.5~2万円、屋根付き2万円、中で作業も何も出来ないシャッター付き車庫で3.5万円が相場。2台所有となったウチの家計から出ていく駐車場代は・・・ちょっとした家賃並です。
コレを機会に住処を変えようと言うコトになった。クルマを機会に重い腰も上がる・・・と。クルマが二台入る家に住めば良いのだ。
◆VRリミテッド コンビネーションBが現れた
有名な700台限定のコンビネーションA(アールヴァンレッド)の影に隠れて存在したコンビネーションBと言う微妙にマイナーな800台限定の限定車。Sスペベースのシリーズ2。幌も緑で黒革シート。パッと見は必ず緑のVスペだと思われるが、よく見ると何か違い、並べてみると結構違うと言うエクセレントグリーンマイカと言う車体色を纏う。深緑メタリックって感じで、かなーり綺麗な緑です。ロードスター乗りの友人が多すぎる為、ほとんどの色に誰かが乗っている。天の邪鬼なヨメ様は「色が被ってしまうのがイヤだ・・・」と前々から微妙に悩んでおられたが、全く誰も乗っていない(ちなみに僕は始めて見た)色のロードスターが目の前に現れた。ヨメ様のハートは射抜かれた。
・色が誰とも被らない
・エクセレントグリーンマイカが気に入った
・高年式でほぼノーマル
・個人的には8万キロなんて全然低走行
・無理なく買える値段
・出所もはっきりしてる
これは運命だー!と3日で購入が決まりました。天の邪鬼なヨメ様にぴったりです。
ヨメ様は「みどりちゃん」と呼んで可愛がってます。まあ、良いでしょう。ヨメ様みどり号をどうぞヨロシク。
◆写真集
ドノーマル車内。綺麗。
黒革シートもヘタりなくめちゃんこ綺麗
綺麗。このアルミシフトノブ・・・凄くイイ。
外装は、幌が微妙にダメなのと(左右の端がほつれてる・スクリーンは大丈夫)、小キズ、小凹み、ナビのアンテナ剥がした後とかあるけど、まあ・・・全然気にならないレベルの物ばかり。塗装もめちゃめちゃ綺麗です。前オーナーが新車の時から大事に乗ってたんだろうなあ。ありがたや・・・。
◆ユーザー車検
抹消済みの車両なので、仮ナンバーで取りに行き、お財布が薄いので車検も自分で通すことにした。ちなみに初挑戦。ひとまず最低限車検に通るメンテナンスをする。純正ビルシュタインにアイバッハのダウンサスが組んであったので(主な変更点はココぐらい)、手持ちのノーマル(コレもH8年物)足にまんま入れ替える。純正のショック入れ替え・・・めちゃめちゃ大変なんですけど。びっくりする程挿入が困難だ・・・。そしてジャッキアップしてるのかと思う程の車高になった。新鮮だ。
ちゃんと接地してます
タイヤの溝がなかったので手持ちのニセナベ装着。コレしか車検に通る手持ちがない。しかしポジキャンで電車オフセット。まるでタクシーのようだ・・・。
左のタイロッドエンドブーツが完全に破れていたので、何故か手持ちでもっていたブーツに交換。始めてやったけど、何とかなった。外すときはマイナスドライバーをあてがってコツん、ブーツをハメる時はデカいソケットが必ずいると思う。たまたまもってた36mmのディープソケット(プリメーラのドラシャ外すのに買った物)がほぼぴったりで、一撃でハマった。32mmぐらいでも入ると思う。ソケットを使うまでプライヤでごじごじやったお陰で、表面がちょこっと切れてしまったよ・・・。
後は下回りに潜って簡単に点検・・・・まずジャッキポイントの綺麗さに感動する。全く使ってませんがな・・・そしてむちゃくちゃ綺麗なフロア。全然凹んでない・・・いや、僕のが凹みすぎなのか・・・しょんぼり。
ミッションケースがオイルまみれだったので拭き掃除。こういうのも突っ込まれるらしい。定番のシフトレバーブーツの破れで、上から洩れた分ですな。部品無いのでとりあえず綺麗にだけしておく。後は特に無し。
他細々と色々と点検調整。オイル・プラグ・エアクリ・点火時期・アクセルワイヤの張り・サイドブレーキ調整・etc・・・この辺は趣味です。
◆当日
年末に購入して年明けまでメンテナンスし、年明け一発目の1/4に予約を入れて持ち込んだ陸運局。
「まあ、テスター屋に突っ込めば車両的に突っ込まれる事は無いでしょ~」
テスター屋とは、光軸とサイドスリップを合わせてくれる業者で、陸運局の近くには必ずあったりするらしい。ココを通してから行けばまず大丈夫なのだとか。足を変えて大幅に車高が変わったので、光軸もサイドスリップも怪しいし。後は適当に言われるがまま適当に指示に従えば何とかなるだろうと言うゆるめな考えで向かった寝屋川テストセンター。地図を片手に到着・・・・到着・・・え、ここ・・・・??
正月休みだった
・・・・・。
しばし呆然とし、近所を散策。もしかしたら他のテスター屋があるかも・・・・うーん、無い。クルマ屋はいっぱいあるからその辺のディーラーに・・・ああ、そんな根性無いよ。(小心者)
「・・・まあ、とりあえずダメ元で通してみるか。」
で、とりあえず持ち込んでみた。陸運仕事始めとあって人はまばら。検査ラインもガラガラ。午後予約だったけど「もう入って良いですよ」と午前の内に突入。一番心配だったサイドスリップ・・・前○ 後○ ・・・・おおおおお通った。そして光軸・・・・・左× 右× ・・・・・おおおおやっぱダメだ。(汗)
「両方左向いてるから、両方少し右にむけてきてね」
検査官が教えてくれる。へぇ。教えてくれるんだ・・・親切だ。他の検査も特に問題なくオールオッケー。下回りチェックでクルマをガンゴン叩かれて驚いたぐらいで無事通過。エンジンの型式をやけに丁寧にチェックしているのが印象的だった。
しかし右に向けてくれと言われても・・・うーん、ぐりぐりぐりぐり・・・・これぐらいかな? こっちも・・・これぐらいかな? 激しくアバウトに右に向けました。運だな・・・。
検査ライン突入。ヘッドライト検査マスィーンが目の前でうにょうにょといやらしくも鑑定する・・・・
左・・・・○
おー!!!!!
右・・・・○
おおおおお!!!
ゴメン、素で嬉しかった。
そんなこんなで、無事やってきたのでした。ヨメ様号。
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