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9月07日 『 NAロードスターのドアミラー 』NAロードスターのドアミラーを分解修理
9月14日 『 猛練用PA放送設備を作る 』バッテリー駆動できる屋外用簡易PAの制作
9月18日 『 デフ載せ替え 』デフ載せ替え作業。
9月21日 『 つれづれR6 』カメラとドゥーナッツ。
9月29日 『 ロードスターの幌交換祭り 』幌付けまくり。レインレールの取り付け、幌の重量など。

「NAロードスターのドアミラー」

07/09/07(金)
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ヨメ様とみどり号でガソリンスタンドへ行った日の話。

洗車レス精神なヨメ様なので、みどり号はいつもチョーが付くほど放置プレイ。よって、綺麗ではない。まあ、僕もなのだけど。 「クルマが綺麗なら嬉しいのだけど綺麗にするのに汗だくで洗車とかする根性は無く、 乗れればそれで楽しいので汚れててもそんなに気にしない→ガレージ保管したい」という人種である。青が人目に触れるとき割と綺麗なのは、 ガレージに入ってるだけなのと、モータースポーツ前のゲン担ぎ。

で、この日はさすがの二人も目を覆うほどの汚さだったので、若干頑張ってセルフの洗車機に突っ込んだ。

いつもドアミラーは「ドアミラー畳めない外車ボタン」を押して畳まずに突っ込むのだけど、 この日はなんとなく畳んだ方が綺麗になるよなーと思い立ち、畳んでみた。滅多に触らない手動ミラーなので、ヒジョーに動きが悪い。

「ギギギギコギコギコギコ」

と鳴らしながらなんとか畳んで洗車機へイン。幌なのに洗車機に突っ込んで良いのかと言う話もたまに聞かれるけど、 98%洗車機 (内70%は店員任せ)でしかロードスターを洗わない(洗ったことが無いとも言う)僕なので、たぶん問題ない。 問題あるのはオフセットナンバーステーで、高確率でナンバーがブチ折れてしまうので要注意。(何度もブチ折って最後にはちぎれかけた)

GSのセルフ洗車は500円と大変リーズナボー。あとは拭き上げるだけで、タオルも貸してくれる。ホイル用とボディ用で4枚も。もう、 僕のような横着者には至れり尽くせりすぎて、アホらしくって自分で洗おうなんて思えない好待遇。

終わったので、洗車機からクルマを出し、ミラーを元に戻す。動きが渋い・・・渋すぎる。


ギギギギギコギコ・・・バキィッ!!



・・・・。



KC3A0019




KC3A0020




KC3A0024 
「最近出番が少ないのよね」


と言うわけで、見事にブチ折れてしまった。以前ミラーを外した時、 マラカス並にシャカシャカ鳴るので変だと思ってた。 あまりに鳴るので下にドリルで小さな穴を開けてみたら、錆びた何かがボロボロいっぱい出てきた。

これでは危なくて走れないので、仕方なく(何故かまた)買ってしまった事故車のロードスターから、ドアミラーを移植した。

KC3A0032 
うわあ・・

エクセレントグリーンマイカのボディに栄える、ラグナブルーメタリックの電動ドアミラー・・・嗚呼・・・コレはかなり変だよママ。 流石のヨメ様も格好悪いと思ったらしく、セルフで一人給油したりする時には

「このミラーはウチの趣味じゃないの!壊れたから暫定なのー!!」

と、誰も見ちゃいないのは分かっていても大きな声で叫びたい気持ちになったと後に語った。


で、どうしよう。


根本が折れただけだし、コレで捨てるのはもったいない。捨てるならどうせダメ元、構造は簡単そうなので、 分解出来れば直せると思ってやってみた。遠い記憶で、確かこばっちが分解してたハズなので、たぶん分解出来るんだろうと確信を持った。 (以上、長い前置き)

ロードスターのドアミラー
患者

まずはガラスを外す所から。ガラスのフチの黒い奴と、ミラー本体の隙間に何度も根気よくカッターナイフを走らせてみた。 半周ぐらいカッターを走らせたところで、パキパキと外れてきた。接着されていたようだ。

IMG_6996
とれたー

で、ガラスを外すのだけど、ぴっちりハマっているので出そうで出てこない。逆さにして叩けば落ちてくるかも知れないけど、 中のゴミも一緒に降ってきて具合が悪い。少し考えて、洗面所でガラスに歯ブラシ入れとか止めてる吸盤を拝借。

IMG_6997

めちゃくちゃ簡単に取れた。こりゃいい。

で、ミラーの中はと言うと・・・

IMG_6998

オオ・・・完全に朽ちてる。凄いサビ具合。でもって、とても簡単な作りだ。

IMG_7001

中の台座に相当する部分も終わってる。つつけばボロボロと崩れていく。

IMG_7002
ボケ気味で失礼

元々はこんな感じでくっついていたが、腐食で真ん中から折れた。ボルトには凸があって周り止めの加工がしてあり、普通のボルトではない。 (回ると緩むから) バネで有る程度テンションをかけ、下からナットで止めている。

IMG_7005

ちなみにガラスの裏は、こんな風に繊維っぽいのが張ってあった。なんだろうな。

とりあえず、折れたボルトを何とかすれば使えそう。ホームセンターで適当に買ってきた。 太さはM5でぴったり。

IMG_7003 

短かった・・・ナットがかからない。また買いに行く羽目に。その際色々考えて、固定方法を少し工夫。かなり長めのボルトと、 スプリングを固定するのにジャストなワッシャーを買ってきた。途中でガレージに寄り、荒れている可動部分の表面をペーパーで軽く磨いた。

KC3A0053
5×20でジャスト

ボルトの通し方を、上から下(ミラーから台座)ではなく、下から上に変更し、ダブルナットで固定する。緩み止め防止(要は接着剤) も塗っておいたので、コレで当分は大丈夫じゃないかな、と。

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台座の方も朽ちて怪しいので、ワッシャーはバネの上下に。締め付けは思ったより緩め。じゃないと、硬すぎて動かせない。

KC3A0052 

下側の元ワッシャトはボルトと完全合体して再利用できなかったので、下から固定する台座にもワッシャーを入れた。

ちなみにボルトは適当に買っても、下から上なら余裕はいくらでもあるので、短くなければ問題無い。 ワッシャーの数が多くてダブルナットなので、売ってる一番長いの(を買った)で丁度良いぐらいかも。買ったのはたぶん60mm。 (覚えてない)

ちゃんとミラーが動かせて、ぼちぼち硬いのを確認したら、フチに接着剤をぬってガラスを元に戻し、フチを接着。

KC3A0054 

若干点付けで固定したけど、完全に水が入らない様に全周シーラーとか塗ってしまっても良かったかも知れない。まあ、その辺はお好みで。

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と言うわけで、無事修理完了~。

修理代はボルトとナットとワッシャで200円ぐらい。ゴミも出さなくて済み、満足度高し。同じようにブチ折れてしまった方は (いるのだろうか・・・あんまり聞かないなあ)、ダメ元で試してみては。






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「猛練用PA放送設備を作る」

07/09/14(金)
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猛練では常時FM放送で走行タイムを流している。

オーディオのあるクルマなら、走行後にすぐタイムが分かって大変便利なのだけど、外にいるときはラジオがないとわからない。当然、 パドックにいて「あの人何秒だろう?」と思っても、ラジオラジオとあたふたしつつ慌てて近くの車両の人にカーステの電源入れて貰っても、 まず間に合わなかったりする。また、タイムアタック時にFM放送で案内を流しても、やはり車外にいる人には聞こえて無かったりして、 結局メガホンマイクで呼びに行く事になったりする。

パドックでもタイムが聞きたいし、案内も聞いて欲しい。で、何か良い方法は無いかと考えた。水も電気も屋根も無い舞洲なので、 超大音量が出せるラジカセがパドック中央にあれば良いのだけど、 屋外で大音量が出せる様なラジカセなんて皆無だし、業務用の本格的なのは凄い値段(20万ぐらい)だし。で、コレという物がなかった。 唯一目的に近かったのは、随分昔に販売されたPanasonic RX-PA7というPAラジカセで、それなりに需要があるらしく、未だに高値で取引されている様子。ただし、 かなりの大きさかつ重量11.5kg、別でバッテリーを用意する必要有り、内蔵も出来ないと言うこと。 ロードスターのトランクに入るかも微妙で、ちょっと厳しい。

と言うわけで、余り物で作ることにした。コンセプトは、バッテリー駆動出来る大出力の屋外簡易コンパクトPA。(長い)

・・・大出力ラジカセでいっか。

製作条件
・屋外で十分な音量が出る
・丸一日放送しても大丈夫な稼働時間
・ロードスターのトランクに楽に入る大きさ
・持ち運びが容易な形(箱形で全部内蔵)
・余り物で安価に

と言う感じで

IMG_7008
コイツで作ります

今回はコレを使う事に。 ウーファ径は17cmほどあるので、十分な音量が期待できるハズ。

このスピーカとの出会い
ある日の帰り道、フェンスの向こうの土手に投げ捨てられていたこのスピーカーと目があってしまった

ぐ「お・・・使えそうなスピーカー・・・でも、すまん、ウチにはもういっぱいあって困ってるぐらいなんだ・・・」
スピーカー「お・・俺はまだ鳴れるぞ!あんたマニアなんだろ!見捨てないでくれよ!」(幻聴)
ぐ「す・・・すまん!!ヨメ様にも怒られてるんだ・・・」

僕はその場を立ち去った。


・・・けど、戻ってきた。

ぐ「やっぱり捨てとけなーい!!(男泣)
スピーカー「おおおーー!!!俺はまだ鳴れるぞー!!」(幻聴)

フェンスを乗り越え、不法投棄されたスピーカーを救出。投げ捨てられたコイツは、角がぐちゃっとなって無惨ではあったが、 ユニットはホコリが被っている程度でとても綺麗であった。言うならば、カベに刺さった事故車だけど、エンジンは綺麗な感じだ。 (わかりにくい) ・・・で、倉庫にしまってあった。我ながら情けない程の変態っぷり。 使わないのに・・・家狭いのに・・・。
だってね、ウーファの形とかカッコ良かったんだもの!(力説)

・・・で、コイツを引っ張り出してきて、鳴らしてみた。やはりちゃんと鳴った。しかし、恐らく10年ほど前の代物だろうけど、 当時流行った音がよくわかる個性的な音作り。あふれ出す低音。ひたすら低音。ズンドコドコドコ・・・・

ヨメ様「ナビオ前のようだ・・・」

※ナビオ前・・・週末の夜、 大阪のナビオ前にはナンパ目的のズンドコズンドコ言うクルマが沢山並んでおりました。(昔の話なので、最近は居ないかも)

低音ばっかりじゃないか。単体でスーパーウーファの音を聞いているかの様だ。で、少しシャリシャリ。ドンシャリっていうかズドーン!シャリ。 まともな音楽を聴くにはほど遠い感じ。確かに捨てちゃうかも。

バラしてユニットを摘出。3wayだが、ツイータは飾りだった。単体で鳴らしても聞こえない。ので、ミッドとウーファだけで行くことに。 ウーファにはごっついローパス用(高音カット)のコイルが付いていたが、撤去してウーファーはスルー接続+ツイータ(元ミッド、 コンデンサのみのハイパス)にしてみると、結構普通の音になった。わざとズンドコ、あえて中抜けなんだなあ。

スピーカを組み込む
スピーカを、ホームセンターで買ってきた680円のコンテナボックスに取り付ける。

IMG_5456
この箱に付けますねん

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17cmぐらいある大きめのスピーカなので、かなり大きな穴がいる。木工用の大穴開けで一度開けてから、カッターで広げた。

IMG_5470

いっちょまえにツイータも付ける。ねじ穴を開ける。

IMG_5481 

こんなんなりました。で、

IMG_5487

テスト装着。借り物のニッサン純正カーオーディオ。奥に見えてるのがGS/YUASAの12Vバッテリ。という感じで、もうおわかり。

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まだちょっとごちゃごちゃしてるけど、仮完成。

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という、パッと見得体の知れない物ができた。コレをどう使うかと言うと

名称未設定-1 
絵の寸法おかしすぎ

こんな感じでパドックの中央に置いて左右に音を鳴ならす。みんなタイムとか案内が聞けてハッピー。慌ててカーステのラジオ聞かなくてOK!  カーステのハイパワーなアンプと、電池とは比較にならない大容量で強力なバッテリー、 最近のラジカセではあり得ないサイズのでっかいスピーカーで、立派に放送装置になってくれるハズ。(希望)

試しにCD入れて鳴らしてみたら、想像以上にガンガン鳴る。かなりパワフル。屋内では全然ボリューム上げられない。ただ、 舞洲の様に周囲に何も無いところは、少々の出力では音が拡散して全然聞こえなかったりするので、 現地でどうなるかは使ってみないとわからない。

しかし、元々バスレフでやたらめったら低音強調されてたスピーカが、極小容量の密閉箱になって著しく低音が減り、 ローパス除去でウーファの上も鳴るようになると、なんだか妙にバランスが取れて、元より全然音楽っぽく、いい音っぽく鳴ってしまった。変な箱から妙にいい音で音楽が流れる不思議感。なんだか妙に楽しく、みんなウキウキ。うっかり持ち歩きたくなってしまいそうな錯覚に陥るが、 7kgぐらいあってズッシリ重いので、やっぱり持ち歩こうとは思わない。

充電器を作る
内蔵するバッテリーの充電器が必要なので、秋月から出ている「鉛蓄電池充電器パーツキット」を使う。合わせて、推奨されている19V 3.2AのACアダプタも購入した。キット物なので自分で半田付けして作らないといけない。半田コテ握ってこんなの作るのは何年ぶりか? ちゃんと半田付け出来るかなあ・・・と思いながらやってみる。(昔は電子工作野郎だったのよ)

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まあ、ボチボチかあ・・・ヘタになったな・・。

あまり美しくないけど、まあ、ちゃんと付いてるので良し。箱に内蔵させるのに、基盤剥き出しではアレなので、何か無いかなあ・・・ と屋根裏をごそごそと物色。屋根裏に行けば何かある・・・と言うのも、オヤジは昔アマチュア無線野郎かつ、 昔はソレ系の仕事をバリバリしてた人で、僕は中学生の頃から電子工作野郎になった。お陰で、屋根裏はジャンク基盤やら、古い電子部品 (真空管とかニキシー管とかあもある)やら、作りかけの何かやら、会社の不要品なんかの山で、電子部品も箱単位で転がってたりする。 困ったときは屋根裏に行くと、大抵何か見つかる電子部品迷宮であり、見る人が見れば宝の山であり、 オカンから見ればゴミの山であり、オカンは早く捨てて欲しいと思っている。

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と言うわけで、丁度良さそうなケースが出てきた。ワニ口のケーブルと、無線機用のピンプラグ。中には無線用のハンディマイクとブザーとか・・ ・何だろうな。たぶん、無線用の何か・・・オヤジの物だな。

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計ったようにぴったり。さらに中の物を撤去したら、基板固定用のねじ穴すら使えた。嗚呼!神よ!オヤジよ!! 有り難く頂戴しよう。

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一通り完成したので動作テスト。ちゃんと動いた。久々の電子工作で、ちゃんと動いて結構嬉しい。

問題はパワトラ用のヒートシンクで、付属の小さな奴では容量ギリギリというか、触れないぐらい熱くなる 。なので、 やはり屋根裏をごそごそして・・・

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めっちゃデカくしてみた。元の7倍ぐらいあるので、多い日も安心。ちなみにコレは昔懐かしいPentium2用。 ペルチェ素子とか使って無茶してた頃の遺物。

コレで、ガンガン充電しても手で触れるぐらいになった。ケースに基盤を内蔵して、クルマ用の強力両面テープでくっつけた。充電器完成。

ハイパス切り替えスイッチを付ける
主に音声放送なので、低域は出なくても良い。低域をカットしておいた方が音声の音圧も稼げて、遠くまで音が飛ぶ。また、 マイクを使用する場合、 低域はカットしておかないと、ポップノイズ(マイクに風)や、 マイクを落としたりしたときの音でスピーカが飛んでしまったりする。

と言うわけで、ハイパスフィルタを組んで、音声放送時には低域をカット出来るよう切り替えスイッチを付ける事にした。部品は、 元々スピーカに付いてた1.5mhのコイルと、屋根裏をごそごそしたら出てきたニチコンの63uF無極性電解コンデンサを使う。 デジットで1個200円で買ったらしい。明らかにネットワーク用なので、自分が買ったんだろうけど、 何のためにいつ買ったのか全く思い出せない。

で、二つを組み合わせて12db/octのネットワークを組んだ。スピーカに書いてないのでインピーダンスが分からないのだけど、 4Ωなら大体600Hz以下カットで、 8Ωなら300Hz以下カットになる。300Hz以上にしたかったのは、 電話が300Hz~3.4KHzなので、300Hz以上にしとけば音声は十分聞き取れるだろうと。 設計にはBachagi.h氏のスピーカ設計プログラムのネットワーク簡単設計プログラムにお世話になった。

 netwo---
二回路二接点スイッチでこんな感じに。中央オフのスイッチを使って、一応出力も切れる様にした。

で、こんなのを文字で書いてもピンと来ない方も多いと思うので、動画で。

無料動画、動画配信、 フラ>ッシュ動画ストリーミングはムービーキャスターへ

 



切り替えで電話みたいな音になるのがわかると思う。この動画でWaveSpectra (スペクトラムアナライザー/周波数成分測定ソフト)にかけてみると

周波数測定 

低域で二つに分かれてる下の線がローパス後。ソースが音楽なので適当な計測だけど、350Hz辺りからガツンと落ちるので8Ωかな。 良かった良かった。

R0010043
制作風景・・・ぐっちゃぐちゃ

一つの箱にスピーカ二つ分のネットワークと切り替えに充電に・・・で、もうぐちゃぐちゃ。線が多い・・・。で、なんとか切り替え回路完成。

ホントはケースに、ハイパスネットワークも充電器も内蔵させて、スイッチも穴開けてケースにちゃんと固定して・・・と考えていたんだけど、 あまりに時間がかかる上、だんだん製作美に拘る事に面倒くさくなってきて、ネットワークの配線に太い線使ったら全然収まらなくなって、 最後は超やっつけクオリティな仕上がりとなった・・・けど、出来たから良いか。こんな感じになった。

R0010055
適当に作った割に絶妙な寸法だった・・・

フチは防水スポンジを張った。ビビリ止め。部品の固定はスピーカ以外全部両面テープ。ACアダプタは固定してなくて、収納してあるだけ。 ヘッドユニットが動かないように段ボールを詰め仕様。ヘッドユニットはオアシスで1000円で買った物。CDもちゃんと鳴る。 ネットワークは完全空中配線。ショートしないように収縮チューブとか使って、後は奥の方にぎゅぎゅっと突っ込んだ。十分十分。(と、 自分に言い聞かせる)

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ロッドアンテナも付いてるよ

コレまた、屋根裏を漁ったら伸縮するロッドアンテナが袋入りで何十本も転がっていたので、装着。ラジオバリバリ受信。イイ感じ。 ACアダプタをコンセントに繋げば充電されて、終わればフローティング充電に切り替わり、そのまま使ってもOK。なんだか、 案外いい音で鳴るし、持ち運びポータブルで(たぶん)長時間鳴り続けるし、こりゃあ、結構良いかもしんない。 ガレージライフのお供にもなりそうだ。後は、猛練でちゃんと活躍出来る程の音が出るかだな。

しかし、一度は捨てられたスピーカーがこうやってまた活躍出来るのは、なんだかとても喜ばしい。スピーカーも喜んでるな。うんうん。 (アホですヨ)

と言うわけで、割と立派なコンテナボックスPAシステムが完成。コレは・・・もしかすると、 ストリートミュージシャンの間で大流行するかも知れない。(しないってば)






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「デフ載せ替え」

07/09/18(火)
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9/19 1:00:乗ってみたを追記

ロードスターデフ交換 

デフを載せ替えた。モノはCUSCO RS 1wayの機械式LSDに4.777ファイナル、マウントはマツスピ強化。

デフ積んだり降ろしたりは、複数人作業では何度か経験はあるのだけど、今回は一人で作業した。結論から言うと、 ウマとフロアジャッキ程度の環境でシロウトが一人でする作業ではないと思った。特に僕には重量級のデフがツラく、 ジャッキの上でゆらゆらするデフを太ももの上に落として悶絶したり、デフが落ちそうになったのを支えようと手を伸ばして、 ナックルと切り離したリアのアッパーアームの先端

ロードスターのアッパーアーム

に頭突きをかましたり。確実に流血したと思った。かろうじて内出血で済んだ。他にもあちこち傷だらけ。

しかしデフASSYは重い。なんとなく、10kgそこらかと思ってた。小さいから重量の割に重く感じるんだろうと・・・で、 全ての作業が終わってから、降ろしたデフを体重計に載せてみた

ロードスターのデフの重量

29.5kgもあった。オイル入れて30kgちょいか。コレを先に知っていたら、一人で作業してない気がする。そりゃ重い。

PPFのスリーブカラー(正式名称はチューブラピン)
デフ載せ替えの詳しい作業方法は、丁寧に解説してくれているサイトがあるのでそちらにお任せして、 よく話題に上るPPFに刺さってるスリーブカラー。

ロードスターPPFスリーブ 

コレが固着して抜けなくて困ったり、簡単に抜けたりという話をちょくちょく聞く。NA6の整備書では、太いボルトで抜けと書いている。 カラーに、ボルトより大きなネジが切ってある・・・と書いてもわかりにくいなあ・・・
PPFカラーの構造 
仕方なく、頑張ってマジメに描いてみた。黒がスリーブカラー(チューブラピン)。青いのがスリーブを通ってるデフの取り付けボルト。 ボルトは途中から太くなってて、締め付ける事でスリーブを押し込んでいき、PPFとデフをガッチリマウントするって構造。で、 このスリーブには大きめのネジが切ってあるので、赤いサイズのボルトを用意すれば引っ張って抜けますよ、って話。

だけど、記載されているサイズのボルト(かなり太くて特殊なピッチ)は、捜してもまず見つからない(昔かなり捜した事がある)んだけど、 実はフロントアッパーアームの取り付けボルトが適合したりする。書いといてよって感じ。 このボルトとセットの50mmぐらいある大きなワッシャーを使うと、スライディングハンマーの用に使えて、スリーブ抜きは瞬殺。 一種のSSTって感じ。

で、スリーブ抜きなんて楽勝さーと重いながらボルトを通すが、ネジがかからない。何故?何故?と思ってよく見ると、 スリーブにネジが切ってない・・・。

僕のデフはシリーズ2のデフ。帰ってから調べてわかった事だけど、シリーズ1.5の途中から仕様変更されている。

チューブラピン(NA6~NA8sr1.5) T020-27-159A 490円
チューブラピン(NA8sr1.5(94901)~NB最終まで) MA02-27-159 490円

と言うわけで、ネジ山が無くなったらしい。NBの整備書にはどう外せと書いてるんだろう? 固着という程でも無いけど、上手く落ちてこない。 仕方なく、某師匠に泣きの電話を入れた。スリーブの下あたりにボルト2本で止まってるスペーサーを外して下から上に叩けば楽勝らしい。

ボルト2本を外す。デフとPPFにバールをかけて、PPFをぐにゃっとよじる。スペーサが落ちる。殴る。 外れた・・・簡単だ。しかし、PPFってえらいぐにゃぐにゃなのね。こんなにしなるとは思わなかった。

で、なんとか交換完了。チューブラピンは、今後の事を考え、何故か持っているSr1の物に交換しておいた。 新品取り寄せても後期物が来る可能性大なので(NAのアーム頼んでもNBのアームが来るように)、試した方は教えて欲しい。

備忘録
・NA8シリーズ2以降の一体ドラシャ
 →面倒でもナックルの上下切り離して、ブレーキもナックルから切り離して、完全に抜き去るべき。 デフを取り付ける時の位置合わせも容易になる。

・切り離したアッパーアームの先には軍手か何か被せておこう
 →ヘタすると病院のお世話になる予感。

資料
・今回の仕様 6速4.777 タイヤ外径580mm
7000rpm 1速42.6 2速70.6 3速97.4 4速127.4 5速160.2 6速192.1(単位km/h)
7800rpm 47.5 78.7 108.5 142.0 178.5 214.0
100km/h巡航 3650rpm

・NA 5速4.3 578mm
7000rpm 56.6 93.9 133.4 177.4 217.9
100km/h巡航 3212rpm

・NB6速 6速3.9 585mm
7000rpm 52.6 87.2 120.3 157.5 197.9 237.3
100km/h巡航 2950rpm

・NC6速 6速4.1 612mm
7000rpm 51.6 87.1 120.1 167.3 197.0 236.7
100km/h巡航 2950rpm

・RX-8 6速4.444 659mm
7000rpm 52.0 86.2 127.1 164.8 195.7 232.1
9000rpm 66.9 110.9 163.5 211.9 251.6 298.4
100km/h巡航 3020rpm

載せ替え日記
・1日目
デフ降ろす直前まで。メンバー補強バー、マフラー、PPF、デフオイル抜きまで。割と簡単。オイルでぐずぐずのPPFをマジックリンで洗う。

ロードスターのPPF 
綺麗になった。マジックリン最強。

コレで取り付け時に、思う存分PPFを腹の上で抱くことが出来る

・2日目
ドラシャ抜き、デフ降ろし、デフ搭載。ヘタに経験があるので、全ての作業をナメていた。一体式ドラシャは分割式よりかなり面倒。 デフを落としたり頭突きしたり、怪我しまくった一日。余裕無しで写真無し。半泣きになりながらもなんとか作業終了。

・3日目
ロードスターの下に潜るぐ
狭いところはニガテなんだよぉ~

1日目の逆の作業。コレもナメていた。ヨメ様が少し手伝ってくれた。延々下に潜る作業だと、 工具を渡してくれる人が一人いるだけで何倍も楽になる。すごく助かった。しかし、行きはよいよい帰りはツライ・・・ 外すときは重量物が落ちてくるだけだけど、今度は全部上げる方向なので、外すときより大変。PPFの位置とか合わなくて泣けた。

頑張るぐ

けどまあ、なんとかなった。

涼しくなったといってもまだ暑く、汗が噴き出る。作業メガネが汗の蒸気で曇り、全く何も見えなくなるのは参った。 かといって外すとゴミが目に直撃。何か良い方法か良いメガネは無い物か。デフオイルはクスコ純正。エンジンオイルも変えておいた。

という感じで、準備完了。


ちなみに、まだ動かしてない。ちゃんと動くんだろうか・・・。

乗ってみた
動かしてみた。ああ、久しぶりだよ我が愛車。

ガレージから出す。走る。・・・なんかトルク感無い。変な排気音。バササササ・・・生ガス臭い。・・・ああ、思いっきり排気漏れしてる。 すぐにガレージに戻って、エンジンをかけたまま増し締め。ヤケドに注意しながら、排気漏れが止まる所まで締め込む。締めすぎても漏れるので、 この方法が確実らしい。

直ったので、再び走行。お、ちゃんとトルク感ある。音も良いなあ。(ゴキゲン) 排気漏れで吹けないってホントなのね。

・・・・しかし・・・・加速の伸び感が減ったな・・・体感、遅くなった様な気すらする。ギヤ比が低すぎて前にも増して(当たり前だけど) 速度が出ない。全開で走れば前より速いんだろうけど、近所だと全開なんてなかなか試せないので、今のところ本領は不明。ちょっとドキドキ。

初の機械式だけど、案外普通。交差点のバキバキも、ちょっと鳴るぐらいで気にならない。オイルと相性が良いのかも。 せっかく機械式なのでもっとバキバキ鳴って欲しい様な気もした。(雰囲気重視) それぐらい大人しい。

洗車してみた 

近くのセルフ洗車に突っ込んで、積もったホコリを洗い流した。写真で見る限りは綺麗になった。(近くで見るとアレだ・・・ いい加減磨こうかなあ)

新品のR1Rは、大変乗り心地がよろしい。音も静かな気がするけど、クルマがうるさくて聞こえてないだけの様な気もする。

という感じの、当てにならないファーストインプレッションでした。






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「つれづれR6」

07/09/21(金)
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明日は待ちに待った猛練。・・・なのだけど、毎度の如く直前はドタバタしている。嗚呼、普通に参加出来るんだろうか・・・頑張ろう。

で、話変わって、お気づきの方もいるかも知れないけど、最近携帯(MEDIASKIN)写真でお送りしている事が多い。 はっきりいってボケ気味のざらざらなのだけど、BLOG程度なら使えない事もない。あと、マクロモードだと案外綺麗だったりする。

しかし、遅いわブレるわ汚いわで、ガレージ作業のお供にはキリキリ。一眼使うのはツライ。なので、 お遊びスナップとガレージ用に前から欲しかったデジカメをポチっとなとしてみた。

RICOH R6
コレもMEDIA SKINで撮ってる。マクロなので案外綺麗。

RICOHのR6。モデル末期で駆け込み購入。黒が買えて良かった。

選んだのは主に見た目と大きさ。店頭でコレカッコエー!で決めた。今にも壊れそうなギコギコギーとかいう音はアレだけど、お気に入り。で、 マクロが大変ヨロシイので、今回はなんとなくドゥーナッツ!!((c)村上ショージ) が食べたくなる写真をおいてみる。リッチドーナツが出たのをヨメ様が速攻買いに行った。

リッチドーナツ
ハニーディップ!! ・・・涎が・・・。

エンゼルフレンチだったけ?
おお、チョコがうまそうだ・・。

・・・超うまそう。モニター前で悶絶するスイーツ大好きっ子達の姿が目に浮かぶ。

で、実際、リッチドーナツは超ふわふわで、とても美味しかった。ポンテリングにも通じるもちもちふわふわ感だった。


さあ、ミスタードゥーナッツ!!

ショージのCMが好きだ( 「ドゥーン」 編参照)。失笑!!



と言うわけで、猛練参加のみなさま、当日はよろしくお願いします。(文脈めちゃくちゃ)






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「ロードスターの幌交換祭り」

07/09/29(土)
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こないだ、事故車を買った。

ロードスターの事故車 
残念ながらフレームまで逝ってます

で、みんなを集めてワッショイした。


デフとかミッションとか 
デフだーミッションだー



ドンガラレーサー
ドンガラレーサー!!



ダッシュとったどー!
ダッシュとったどー!!



ヘッドも無いよ
日も暮れて参りました


残ってるのはドアとフロントガラスと腰下ぐらいじゃないのか・・・という姿で天国へ召された。この子も満足しているハズ。 みんなも思い思いにゲッツしまくったので、この子の魂は各地で生き続ける。ロードスター用ボルトの在庫も3倍ぐらいに増えた。大変頼もしい。

で、コレを買った目的は、主に幌が欲しかっただけだった。こないだ換えたばかりという新品同様の青いガラス幌が付いていたので。 特に前々から青い幌にしたかったワケでは無いのだけど、みどり号の幌がもう駄目になってしまったので

青いロードスターに青い幌装着
→余った幌をみどり号に装着
→みどり号の幌は捨て値で処分

と言う感じ。ちなみに、みどり号の幌はこんな感じ。

ロードスターの幌 
フチがばきんちょ

約8年ぐらい。お疲れ様でした。しかし、青空保管は加速度的にクルマ(特に幌)が痛むなあ・・・早く安住の地へ住まわせたいなあ・・・。

ロードスターの幌、青 

こっちは青い方の幌で、これも新品で買ってから約8年経過。5年屋外で、3年がガレージ保管ぐらい。 少し縮み始めていて割れかけてる感じだけど、みどりの幌より全然状態が良い。

で、交換した青い幌。

ロードスターの幌 

バリっとまっすぐ!イイ感じ。ほぼ新品だー。

ロードスターに青い幌 

汚れたままなので、洗えばもうちょっと青っぽく見えるかも。この写真だとわかりにくいけど、まあ、とにかくお買い得だった。 若干カッコ良くなったような気もするし。

で、簡単に交換したと書いてるけど、どーだばーやロールケージが付いてるので結構手間だった。内装パネルが付いてないので、 どーだばーを外さなくても3本ある取り付けボルトの内2本は見えているのだけど、あと1本が裏で見えない。結局、 どーだばーの半分ぐらいのボルトを外して、うりゃっと隙間を作ってなんとかした。外すよりはちょっと楽・・・。

載せ降ろしの時だけはヨメ様が手伝ってくれたので、割とスムーズに行った。

みどり号の幌交換
ロールケージ他、追加バーが何もないのでかなり簡単。ヨメ様も休日返上で手伝ってくれた。で、幌下のカーペットをめくると・・

ロードスターの幌下

忘れてた・・・前オーナーが付けた防音シート。ゴムみたいな・・・なんだかわからない。けど、たぶん重いんだろうなあ。

ロードスターの幌下

なんだかとても剥がしたくなったらしく、頑張って剥がし始めた。スクレーパーやガ○リンを駆使して2時間かかった。 剥がしたシートの重量は約3kgあった。コレで猛チャレのM4トップがとれるに違いない。気分は大事。

どのみち、燃料ポンプを換える予定だったので、剥がさないといけなかったんだけど。取り付け出来る状態まで持っていった所で、 この日は終了した。

ロードスターの幌の下 
実は拭ききれとらんのじゃ。疲れて諦めたのじゃ。

レインレール交換
8年前に新品で付けた青い方のNB幌。レインレールもNB用なんだけど、この時期のNB用は「柔らかい所」と「パリパリ硬い所」 のハイブリッド構造らしく、案の定割れていた。コレで作業が一時止まってしまった。

ロードスターのレインレール

確かNA用は全部硬かったので、外せば確実に割れて再利用出来なかったと思う。水が流れる所が割れると、室内が水浸しになってしまう。 スクリーンが割れたり、レインレールが割れたりを放置すると、幌の下は・・・




ロードスターの幌の下 腐食
サビ祭り開催中

って事になってたりするので、ご注意を。コレ、買った事故車。こんなの初めて見たよ・・・燃料ポンプのカバー、腐食して穴開いてるし。 水が入る→幌下のカーペットの下のフェルト材が水を吸う→じっくり丹念にサビを生産、って流れでこうなったんだろうなあ。

幌の下腐食
学会で発表しなくては・・・

で、NB用もやっぱり割れるんだけど、雨が流れる部分は割れないので、硬いところが割れててもほとんど室内に水が入らない (入ってもすぐ乾く程度)。アルミテープで補修出来るとかって話を聞いたことがあるけど、それはNB前期の話なのかもと、コレを見て思った。 ちなみに、NB後期からは全部柔らかいので、まず割れないし、再利用も出来る。

で、急ぎなので部販へ直接買いにいった。電話したら在庫有り。業者しか来ないような所なので、いつもちょっと気まずい。出てきた箱は、 セレナかオープンカーしか持って帰れない程デカイ(と言うか長い)箱だった。セレナの室内、前から後ろまででギリギリ入った。

ロードスターのレインレール入った箱
3mぐらいあるか?

で、レインレールを交換する・・・が、実はやったことも無いし、よくわかってない。とりあえず、付いてるリベットを切り飛ばして、 古いレールを除去。で、リベッター買ってきた。

リベッター
なにげに高かった・・・

リベットも使ったことが無く、構造すらよく分かってない。穴径とか板厚とか一生懸命読んで考え、たぶんコレに違いない! というリベットを買ってきた。

リベット 
板厚1.6~4.8mm 径4.0mm こんなにたくさんいらない55本入り

レインレールと幌挟んだら、きっと5mmぐらいだろうから、板厚はコレで足りるハズ。で、穴は4mmぐらいだから、コレで良いハズ。

構造がよく分かってないので、何個かカシメて意味を理解。ふむふむ。突き刺して、中の棒を引っ張るのな・・・しかしこの棒、 どうやって切るんだ?

新しいレールを装着し、リベットを刺してみる。


と ど か な い


・・・・届かない。(涙) 短かった・・・。仕方なく、試しにレインレールだけバチンとやってみるが、ちょっと膨らむぐらいなんで、 簡単にすっぽ抜ける。と、文字で書いても分かりづらいので・・・

リベットの図
きちゃなくてすまん

中の棒をぐいっとリベッターで引っ張って、ガワが変形して広がって止まる、ってのがリベットらしい。で、広がりが少ないんで、 ぐにゃぐにゃのレインレールなんて簡単にすっぽ抜けてしまう。

どうすれば・・・どうすればいいんだ・・・っていうか「リベットで固定」で本当にあってたのか・・・ 実はなんか違う方法で止めるんじゃないのか・・・ああああ~~~全然わからん~~


・・・もう!タイラップで止めちゃうゾ。(奥義)


もうどうにもわからなくなってしまったので、整備の師匠に泣きの電話を入れてみた。

「ワッシャー入れとるかね?」

そうかあ!!(馬鹿)

すぐに近所のホームセンターへ走り、長いリベットと座金を購入。

リベット
穴径4.0mm 板厚6.4~9.6mm用 コレが正解。こんなにいらないのに、さらに増えて75本入り。

あと6セットぐらいはレインレール交換出来てしまう大量のリベットをゲット。

で、バキンチョバキンチョと・・・飛び出た棒はどうするんだと思ってニッパーで切ったりしてたんだけど、あまりに硬い。泣きそう。 こんなん10本も切ったら手がどうにかなってしまう。絶対おかしい・・・と思って、試しに二回リベッターで引っ張ったら、 プチっと切れた。コレが正解らしい・・・ってちゃんと説明書に書いて欲しい・・・なんにも書いてない。 (涙)

で、せっせとリベット刺して・・・位置合わせには洗濯ばさみの化け物(正式名称知らない)で止めながらやると良い。バキバキカシメた。 想像以上に大変で時間がかかる。力もいる。いつもの、なるほど納得工賃プレーを満喫する。

ロードスターのレインレール 
かしめたリベット
バッチリじゃ

無事、レインレール装着完了。


さて、幌を乗せなきゃならん・・・けど一人。仕方ない、頑張ろう・・・

うおりゃぁぁぁぁ・・・・!!よいしょー! こうかー! どうだああっ!!

ロードスターの幌
ついたー!!

出来たー!!

やれば出来るモンだなあ・・・ふう。コーヒーでも飲むかあ。





・・・・・って、コレはナニ







10円パンチ 
ガリガリ君





(T_T)







地金まで到達しているね・・・・・






教訓:「素人の幌交換は、二人以上でやるべし」


こんなオチは嫌だああぁぁぁぁ・・・・(転落)



オマケ:幌の重量
ロードスターの幌の重量 

NB骨はNA骨に比べて軽くなってるので、NA骨にNB幌って組み合わせは一番重い・・・とかって話をネット上でよく目にした。 パンフレットにも書いてたとかなんとか・・・? で、そうなんだろうと思ってた。自分の幌は重いんだろうなあと。 軽いNB幌ASSY欲しいなあと。で、今たまたま目の前に両方あるので、実際どれほど重いのか量ってみた。

NB幌ASSY  18kg
NA骨にNB幌 18kg

え?何かの間違い?と思って、三回ぐらい量ったけど、やっぱり同じ。500g単位の体重計ではあるけど・・・ 最大でも500gぐらいしか差がないらしい。ビックリした。今回付けた青い幌もNA骨にNB幌なので、重いと思ってたから、 なんだか凄く得した気分。しかし、今までの情報はなんだったんだろう・・・?






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