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「 NB純正ビルシュタイン流用プロジェクト3 」

07/06/08(金)
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みどり号メンテ日記とも言える、NB純正ビルシュタイン流用プロジェクト。その1 その2

まとめて今回の変更点(随分前の話含む)
『タイヤ&ホイール変更』
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ドツラ、GT-Rリムのド迫力。

とりあえず間に合わせで付けていたTE37シャクレ(14インチ6.5J+15)と01R(185)から比べると、新品のS. driveと普通オフセットホイールの組み合わせは、雲の上を走るような極上フィーリング。轍にハンドルを取られる事もなくなり、 ヨメ様感動。まずは、コレが基準。ツライチは、スタイルや走行性能と引き替えに、失う物も多い。


『クラッチ周り全OH』 (直接足には関係無いが)
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車楽工房にて

ずるずるに滑っていたクラッチを交換。ついでにマスタやレリーズもOH。時間の都合もあり、作業は車楽工房さんに依頼した。代表の篠原さんは、 マツダスピードでエンジン組んでたぐらいの人なので、安心して任せられる。工賃もすごく良心的。家から近い事もあって、 ワタシの駆け込み寺的存在。場所はちょっとわかりにくい。

クラッチディスク&クラッチカバー&フライホイールは、NB6のあゆむから有り難く頂いた中古(約2万キロ使用)で、全てNB6純正。 NA8から交換すると、全部軽くなると言う、美味しい純正流用チューン(だと思う)。 ちなみに田中君のサイトから情報を拝借すると

・NA8(Sr2) 純正 ディスク1.2kg カバー4.2kg フライホイール8.0kg
・NB6純正     ディスク1.0kg カバー3.0kg フライホイール7. 5kg
(←のみ、500g単位体重計で実測)
(田中君情報のNB6FW5.8kgは、マルハで軽量加工した物の重量ぽい)

重量はトータルで約2kg程軽くなる。大差ない様に見えるが、それ以上に径が小さくなるメリットが大きい・・・ハズ。公称、 NB6が125馬力14.5kg・m、NA8Cが130馬力16.0kg・m。エンジンを触りでもしない限り、 滑るなんて事は無いだろうと考えて流用。なんせ0円、もらい物の廃品利用。エコである。(笑) ちなみに、 流用する際は3点セットじゃないと付かないのでご注意を。

ついでに
・クラッチマスターOH
・レリーズOH
・中間のクラッチホース交換
・FWセンターベアリング交換
・レリーズベアリング交換
・クランクオイルシール交換
をお願いした。10年無交換なら全てやっておきたいメニュー。

コレで、滑らないクラッチ、すぱすぱ気持ちよく切れるクラッチ(めちゃめちゃ軽くなった)、 言われてもわからないぐらい若干軽くなった吹け上がりが手に入った。要は、普通になっただけとも言う。FWの効果は、 シフトダウンが少し気持ちよくなったが、ほとんど気付かれないレベル。猛練でガンガン走らせたが、クラッチは滑らず絶好調。 純正街乗り嗜好であればこの程度が丁度良い。

『NB純ビル仕様変更』
溝切り加工を行った。

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ピンを打ち抜く

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皿をハンマーで叩いて外す。

で、溝切り加工に出す。

書くのは簡単、やるのは大変。挑戦する人は相当覚悟して挑んで頂きたい。ナメてかかるのと、覚悟して挑むのでは、苦労の感じ方が随分違う。 (いつも前者のワタシは泣きを見る)

フロントは上に2本、リアは下に1本切ったが、リアは更にもう1本下に切ってもドラシャとの干渉はしなかった模様。計算違い。で、「その2」 の仕様から、

・フロント
皿を20mm上に変更、上下のゴムを抜く(-6.3mm) で、実質13.7mmアップ
・リア
皿を10mmダウン

コレで、ほんの少し前上がり車高となり(純正より高いんちゃうか?みたいな・・・)、バンプタッチはフロント15mm、 リア10~15mm程度になった。

実際の走行
猛練17で実走テスト。

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1本パイロン手前、高速左コーナー進入時の姿勢

猛練レポにも書いたが、動きが大きすぎて非常に乗りづらい。舵角一定なのに車体はゆらゆら、フラフラする。高速道路でもこんな動きをする。 恐らく、バンプタッチまでの距離を取りすぎてしまったのだと思う。一つ前の方が良かった。失敗。って、純正って何ミリでタッチするんだろう。 計算では10mmぐらいなんだけど・・・。

特性はアンダー・・・だったかな? なんだか動きが分かりづらく、インプレも難しい。

乗り心地
1Gバンプタッチ寸前から、約15mm純ストロークを確保してみたワケだが、乗り心地に関してはほとんど変化がなかった。 Aピラーがぶれる程の大きな段差で、若干改善が見られた程度。そもそも街乗りでこのダンパーでは、 バンプ側には20mm前後しかストロークしていないんだと思う。

NB純ビルは、素手で縮めようとすると、手に穴が空くんじゃ無いかってぐらい硬いので、スコスコと軽くストロークするダンパーではない。

今後
・フロントを元に戻す
・リアはそれから考える
・そろそろアライメント

フロントはタッチ直前が良いのは間違いなさそうなので、元に戻す・・・戻した。一人で外してバラしてCリング入れ替えて組んで取り付けて・・ ・二時間半。純正長のCリングはホントに面倒くさい・・・が、時間はかかれどなんの苦労も無く抜き取れる様になった自分は、 ちょっと凄いんじゃないかと自画自賛。"コツ"だなあ。

やはり、街乗りでもわかる(ヨメ様レベルでも)程フロントがすっと入って気持ちいい。あとは、リアをどうするか。 この状態で走らせて問題無ければ触らずに済むけど、見た目的に随分前下がりなのでさらに10mm下げたい。けど、 こうするとリアも1Gでバンプタッチ寸前になるし、プリロードも随分減ってしまう。が、キャンバーが付けられると言うメリットもあるので、 悩み所。とりあえず下げといて、アッパーマウント作っておこうか・・・いや、 アッパーマウントも含めて一気にやってしまうか・・・ぶつぶつ・・・。

アライメントは、一度調整ボルトを抜いてしまった事もあり、現状よくわからない事になっている。 ポジキャンの様なアライメントでタイヤが綺麗に使えず、猛練1回で派手に外減りしてしまったので、次回までには取っておきたい所。 とりあえず、ぐいっと寝かせよう・・・トシユキがNB(NR-A)乗ってた頃のデータからして、あの車高ならフロント1度、 リア2度ぐらいが限界の予感。

(とか言い出すと、ブッシュも換えたいんだよなあ・・・無交換だし)



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