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「 BPエンジン排気カム流用と1mm面研とバルタイ 」

07/10/17(水)
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めっちゃ後日追記:結論をざくっと書いちゃいます。1mm面研排気カム流用の最適バルタイは110-105。排気系の組み合わせで排気側バルタイの美味しいところが多少変わると思うので振ってみるもよし。このメニューは色々やりつくし見てきた中でコスパ最強ライトチューンです。ここで留まるのが大半の方にとって吉だと思う。


ロードスターBP

今日は、僕が苦手なエンジン関係の話。3話ぐらい続く予定。

ウチのBPエンジンは、1mm面研、排気カムインテーク側流用で、コストパフォーマンス重視のお手軽仕様。 ヘッドはO/Hに加えてポートの段付き修正と燃焼室の段付き修正も行っている。腰下は11万キロ走行でO/H無し。 オイルパンからオイル漏れ仕様。

・・で、今使ってるエンジンの特性をどどんと公開。 (プリントしたのをスキャンしたのでちょいと見にくいです)

バルタイ:102-105
ロードスター:バルタイ102-105 
水色がトルク、赤が計測馬力、緑が修正馬力

ロードスター:バルタイ102-105

2006年4月のシャシダイデータ。ローラーが滑ったのか、回転数がうまくとれていないのでその辺は参考程度に。 実際は7600rpmまで回してある。トルク特性はこんな感じと思って貰えば良いと思う。バルタイは102-105。 バルタイの数値は目安でしかないので(基準の取り方次第でズレる)、参考にしかならないけど、こんな感じ。真冬はまともにアイドルしない (とか書くと、非常にカッコイイ気がする)ので、Eマネでアイドル付近を進角させて回してた。ピークトルクは4600rpm辺り(参考) で16.5kg/mで、以下緩やかに落ちていく。ちゃんと測れて140~145psぐらいだったと思う。

バルタイは、エンジンの仕様がコロコロ変わるので凄くオモシロイ。振り方次第で別のクルマになる。わかりやすい例が以下。

バルタイ:110-110
ロードスター:バルタイ110-110 

ロードスター:バルタイ110-110

こちら、同仕様同日でバルタイ110-110のシャシダイデータ。段付きロケット加速仕様。4000rpm(参考) 辺りから急激にトルクが立ち上がり、一番上では落ちてしまう。ピークトルクは102-105より低いぐらいで、実は速くなってないのだけど、 こっちが速いと騙されやすい。キタキタキターっ!!って感じの特性。ジムカーナ的な実戦だと、回転が落ち込むポイントで立ち上がらない。 他に、上まで綺麗に伸びるバルタイもあり、ウチだと110-105が一番上まで伸びるけど、下は減る。

と言うわけで、バルタイは、トルクの出方や位置が変わるモノ・・・と理解している。上記はエンジンの仕様やカム、 そもそもバルタイの取り方で全く違うので(110度が本当に110度か・・??)、本当に参考程度に。 燃調や点火を触っても正直よくわからない人も多いと思うけど、バルタイは確実に体感出来るぐらいガラっと変わる。ちなみに、燃調・ 点火で確実に体感出来るレベルは、現車合わせでかなり詰めないと無理だと思う。ポン付けは主にプラセボ、目隠しテストで分かればそこそこ、 助手席のヨメさんが気付けば本物だと思う。

最後については、かなり信憑性が高い事が当サイトの実験データから証明されており、後日学会に発表しようと思っている。(嘘)


長らく、不特定多数コース(つまりはジムカーナ)実戦重視(のつもり)で、 下からぐぐっと立ち上がれる102-105のバルタイで走ってきた。ハーフアクセルからの立ち上がりはキラリと光るモノがあり、 お手軽仕様らしからぬ加速感で、誰に乗って貰っても好評だった。この特性に合わせてeマネをセッティング。中間域はもりもり燃料が入った。 点火もごりごり進めた。上の燃調はガリガリ削った。数値的には、怖くて連続周回出来ない仕様になった。 詳しい人に怒られそうなので数値は伏せるが、体感では確実に速くなったし、壊れてないからヨシ。この状態でシャシダイに載せた事がないが、 上がってるに違いない。(希望)


つづく



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