ロードスターでモータースポーツ&DIY 当サイトは全ページリンクフリーです
猛烈ロードスター ヘッダイメージ


【 ラスト企画 】
20/10/21MTE37V&MDR57プロジェクトファイナル[受付終了] NEW



協賛:タイヤガーデン豊中 ご来店の際は猛烈ロードスターを見たとお伝え下さい!
 トップロードスターいろいろバックナンバーお問い合わせ
 猛ドラ「ぐ」のツイッターみんカラタイヤガーデン豊中

« 前の日記 「 足、車高、ロール 」 「 フロントブレーキパッドの交換 」 次の日記 »

「 ハードトップ(DHT)フックボルト折れを直す 」

09/05/29(金)
  |  TrackBack 0

DSCF8319
NAのRHTだ!(がばっと上がって、緊急脱出のようにはるか上空へ射出!サヨウナラDHT!)

ヨメ様視点でお送りする修理DIY。ヒジョーに気の重い修理。

所々、話の流れと関係の無いヨメ様の写真が挟まるが気にせずにヨロシク。


ちょっと前から、左リアのガチャガチャ音が酷く、たぶんシートベルトがロールケージに当たってるんだろ・・・と思っていた。しかし、 固定したけど音は止まらない。

おかしいなあと思いながら華麗にスルーしてたんだけど、 猛練34でDHTを脱着したら、 フックボルトが緩んでぐらぐらになってる事に気がついた。

「コレか~!まったく、こんな所に隠れてたか♪」 (ご機嫌)

原因解明にハッピーな僕。早速ドライバーで締めてみると

 

ぐ る ぐ る ぐ る ぐ る ・ ・ ・ ・ 

 

 

「折゛れ゛てる゛や゛な゛ぃ゛か・・・」 (動揺)


コレが、猛烈史にたびたび登場する「原因究明ウレピーから超マンドクセー修理発生」の瞬間である。

構造
DSCF8321
ヨメ様視点

フックボルトを固定している裏の溶接ナットがもげてしまった。恐らく、緩みに気がつかずそのまま使ってたせいで、首を振ってボキリかと。

5分で描く猛烈画伯の図を交えて、日●直販ダイナミックキャンペーン並に丁寧に解説すると

DSCF8308

給油パイプのナナメ奥上あたりに見える小さな穴のはるか上空のナット。工具も何もまともに入らないし、ライトも入らない。 しかも指は絶対届かない距離。しかも
dhtnatto
非常に怪しい断面図

もげたナットは、まっすぐアクセスすらできない位置。こんなもんどうやって外すんだと。穴が開いてるだけマシと思うか・・・ 幌側サンダーで切っちゃうか悩むこと0.25秒、真面目にやることにした。 (ホントに真面目にやるなら給油ホース全外しかな?どちらにせよ、溶接止めし直すのは無理だ)

まず、鏡を使ってターゲット確認。普通のナットのようだ。OKブラザー。

次に、まっすぐアクセス出来る手前のナットに手の感覚だけを頼りエクステンションバーで延長したソケットを当てて、ナットのサイズを割り出す。 手を突っ込むと鏡すら入らないので、手だけが頼り。FDのプラグ交換を思い出すぜ・・・。

大体この程度なら14ミリ。

・・・・ごりごり・・・入らないなあ。

17ミリか?

・・・空回ってるな・・・。

14ミリより大きく、17ミリより小さい。クルマを触ってる人ならわかるこの恐怖。 14と17の中間なんて普通のクルマには登場しない。つまり、プラプラになってるもげたナットは、 一般的なサイズじゃないという事。

しかし、ごく少数ながら登場するサイズもある。16mm。プラグのサイズ。シートベルト回りも国際規格でコレ (正確にはインチだけど16mmで丁度ハマったんだっけな)に統一されている(はず)。

祈るような気持ちであてがう・・・

カチッ・・・カチカチッ・・・

 

おおおおハマった!

DSCF8310 

こんな感じ。しかしなんで16mm?

このまま締めこんでしまうか?とりあえず、締めてしまえ・・・と下を抑えてヨメ様に締めて貰うが、ビクともしない。 仕方なく緩めてもらった。

DSCF8306

フック部分だけ外れた。もげたナットとボルトはネジロック材で固着。

DSCF8307

水が回ったせいで、錆も原因か?

DSCF8309

カメラを突っ込んで撮影。って全然わかんないと思う。

DSCF8317

突然ココでサンナナの写真。狙われているのか。サンナナが欲しいヨメ様であった。


固着したナットを適当なダブルナットで抜き取り、綺麗に掃除して高強度ネジロック塗りたくって、フック君と合体。 またダブルナットで死ぬ気で締め付ける。

DSCF8327 
ありとあらゆる場面で活躍する万力様。

普段DHTロックの下にあるボルトなので、気にせず万力プレイ。綺麗になってきた。

DSCF8315 
街履きの使命を全うしたカントリー、作業靴として活躍中。

なんという汚さ。

という感じで、フックボルト復旧完了。

DSCF8340

さあ、次なる難題。

下からナットを当て、ボルトを締める

 

再び上の図を見て貰えばわかるとおり、どないすんのコレ・・・ ってぐらい難しい。

エクステンション+フレキシブルジョイント×2+12mmソケットで、絶妙に配管をかわし、ナナメ奥のターゲットエリアへ・・・ ナゼか一発で到着。すかさずヨメ様に、高強度ネジロックを塗りたくったフックボルトを渡し

ぐ「いまだ!やれぇぇぇぇ!!!
ヨメ様「くるくるくる・・・」

ポジション交代して、親の敵ぐらい締め混む。

「ふんぐおぉぉ!!!」(訳: 二度と緩むんじゃねえ)


DSCF8344

無事、ラスボスをやっつけた。エライオレ。ハードルが高いだけに、クリアの充実感も高い。

一昔前なら確実に挫折してお店に頼ってたであろう難易度であった。レッツDIY野郎。

DSCF8348 
使い倒してイイ色になった。財布、キーケース、キーホルダー。

お気に入りらしい。

ついでに他のボルトを締めてみると、全部微妙に緩くなっていた。DHT愛用な皆様、同じ悲劇に遭わぬよう時々チェックをオススメです。

 


そんな感じの、平日夜の30分程度の作業であった。



猛烈RS内を検索




このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - ハードトップ(DHT)フックボルト折れを直す  Check
このページのトップへ  ◆このページの固定URL  | トラックバック (0)
トラックバックURL:  

トラックバック一覧

« 前の日記『 足、車高、ロール 』 『 フロントブレーキパッドの交換 』 次の日記 »
ロードスターでモータースポーツ&DIY / 当サイトは全ページリンクフリーです。 Copyright(c) Gussan / MRRS All Rights Reserved.
Since 2004 -10 visit : ,,