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「 アライメント楽勝!車両載せ台を作る 」

13/02/04(月)
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アライメント楽勝でとれる台がほしー!という思惑で製作して貰ったこの台。

前輪はリフトに載せて、後輪はこいつに載せればアライメント楽勝じゃないかと思った物の、思いの外高さを合わせるやら上げるまでが手間でイマイチであった。もっとよく考えておけば良かった。水平が出せないのは致命的。

というわけで、若き匠であるdaiちゃんにありとあらゆる肉体的等価交換により依頼します。

 

 

匠たすけてー!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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匠は大胆にも、いきなり台を切り始めました。

 

台を切るdaiちゃん

そんなつまらないジョークもかき消すほどのインパクトです。某ビフォーアフターで言うところの、元家屋破壊シーン(天井ばりばり)の音楽を脳内再生してお楽しみ下さい。

 

 

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んまあ!

 

 

 

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匠があらかじめ用意していた角パイプがつぎつぎと溶接されていきます。

 

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さびないように塗装します。

強度マージンとりすぎてとてつもない鉄の塊になってしまい、地味に面倒です。めちゃめちゃ重いです。

通りすがりのわっきんが手伝わされています。

 

家の前で謎の重量感溢れる鉄製四角形オブジェが乾燥されている姿は、道行く人々の心を無駄にもやもやさせる事にも成功しました。

 

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なんということでしょう


4個に分裂しました。

匠の高精度な溶接により、ガタもまったくありません。

しかし片方はただの四角いジャングルジムなので、このままではタイヤが載りません。

 

 

~後日~

 

 

 

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アジャスターボルトやそれを受ける土台、天板が用意されました。

 

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この日も匠のダイナミックな溶接さばきが道行く女性達をつぎつぎと妊娠させます虜にします。

仮面越しでも伝わるイケメンの溶接という魔力、恐ろしい匠です。

とおりすがりでも何でも無く朝からしょうちゃんが手伝わされています。本当にありがとうございます。

 


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そんなこんなでワイルドに完成しました。

超速でお送りしていますが丸二日ぐらいかかってます。

 

うまいこと配置して定盤並の精度がでた。ほぼ定盤。よしよし!

ただ、もうちょい低くても良かった。微妙に手が遠い。

 

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ニコイチで合体して移動。

しかし重い。重すぎる。片側がキャスターじゃなかったら鼻血が出るレベル。一つで耐荷重10トンぐらいありそう。車両重量40トンのトラックかかってこいやー!なんて言いませんが、おかげさまで安心して下にもぐれます。

 

てわけで記念すべき一号車はやはり功労者dai号です。

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こんな感じで測定&調整。

タイヤの減り方とか体感の特性とか色々あわせて数値を決めていきます。

 

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ステアリングセンターは垂直レーザーでハンドルを合わせてからマスキングテープで目印を貼っておく。トー調整するとハンドル動いちゃうんで、固定する治具作りたいな。このときは「ハンドルもっといて-!」の人間治具で解決。

キャスターは、あらかじめ左右のキャンバーが合った状態からステアリングを90度ないし180度(わかりやすければなんでもよし)切った状態で左右のキャンバー増加量が同じになるように揃えればOK。

転舵キャンバー増が同じ=同じキャスター角

 

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アライメント調整時にタイヤがある程度自由に動かないといけないけど、ココは上の写真のようにして解決。

物は簡単、2枚に重ねたビニール。ようはゴミ袋。現職レースメカさんから教わった方法で、実際やってみても、ほどほどにスムーズにタイヤは動いて申し分無し。「ほどほど」がミソで、あまりにつるんつるんだと台から車が落ちてしまうので、このさじ加減は絶妙。現場の知識はさすがだー。

 

何台かアライメントとってみたけど、必要にして十分以上の精度が出てる。相対変化、左右差の合わせ込み、数値の再現性、どれもばっちり。コレでアライメントとった車両はどれもびしぃ!っとまっすぐ走るようになったし、特性も狙い通り。作業時間もかなり短くて済む。

きっちり水平の出た下にもぐれる台
+簡単に台に載せられるリフト
+メープルエーワンゲージ×2


この組み合わせはプライベート級アライメント装置のある種の究極ではないだろうろか・・・・ゴールデンタッグ。

作業性も精度も文句なしっす・・・すばらしい!

 

若き匠さんありがとう!

体で返すよ!



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