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「NC2RHTとNB2」11/07/11(月)NC2(後期モデル現行NCロードスター)RHTのぽっちむさんとNB2のdaiちゃん来訪。 内容はぽっちむさんの足回り相談。
文字や口で不満を説明するのは難しいから、とりあえず乗ってみて欲しいという事で、NC2RHT(6MT)を持ってきていただいた。ぽっちむ号は純正+フルボディ補強といった内容。
◆NC2RHT試乗
一般道: 船のようにゆーらゆーらと、高級車のように走る。意識しないと減速帯がわからないレベル。バネレートはF:1.9kg/mm、R:1.7kg/mmだったかな。といっても、主にバンプラバーで頼るアシなのでレートは参考程度。 ひとまず、ゆったりドライブするには極上。高級セダン(日本車)みたい。ちょっと余分な動きが多いかな。好みだと思うけど。
ワインディング: さらにペースをあげると、あれた路面で追従性が低いのに気がつく。荒れ地でだだだっとフロントが逃げて予測より外に膨らんでいく。で、もうちょいペースを上げると・・・おー、曲がらない・・・車体の収束がゆっくりすぎる、動きが残る、と不満がぽろぽろ出てきた。 ボディを固めているのも影響しているのか、ココまで曲がらないものか?と。正直、ワインディングは大人しく走りたい感じ。 ぽっちむさんの不満はココ「思った通りに動いてくれない」なので、乗ってみて、ああ、ホントにそうだと思った。
一方、後ろでみどりに乗ってるdaiちゃんは、ご機嫌でした。で、ミラーで見るみどりさんは「なんじゃあれ」ってレベルで低かった。異様だ。
◆dai号も試乗 アシは某有名ダンパー8-6kgに・・・えええ、コレ付いてたの!?というすごい物が付いてた。使いようによっては活かせるけど、この仕様だとデメリットしかなさそう。
乗り心地は「うっ」と軽く胃にくるレベル、近所なのでコーナリングらしきことは数回だけど、こぶし2個分までは曲がる・・・けど3個目から突然外輪が「ぎゃー!!」って鳴き出す。(゚д゚)!! daiちゃん、こんな状態で走ってたのね・・・(;´Д`) とにかく限界が低い。これじゃワインディングで怖いのは当然だよ~。
アシを交換しなくても、リセッティングだけでも別物になる感じだったので、daiちゃんのアシをリセッティングすることに。快適ワインディングスペシャルに仕立てよ~。
RHT純正の足は好みではないけど、NCは良い車だね~。この色も気分が明るくなる色で凄く好き。欲しい。誰か(略
まだ確定ではないけど、ぽっちむ号ベースでMRRSアシを開発するかも、というところ。街乗りから高速巡航までOKで、峠も気持ちよくスパスパっと行きたい方向に鼻が入るような、ロードスターらしいアシに。
と言うわけで、途中ミスドでお茶したりしつつ、フタを開けてみればぽっちむさん足回りの相談という名のプチオフ会であった。 Tweet Check ▲このページのトップへ ◆このページの固定URL | トラックバック (0) トラックバックURL: |
「アッパーマウントの取り付け穴径」11/07/25(月)
NAとNBではアッパーマウントの取り付け穴径が違う。 で、わかんないのでいさこにNBを借りた。こうしてみるとNBもかっちょよいのう。
少し狭くなってるけど、上下とも65mmほどあったのでハイアッパーは問題無かった。 で、よーく見ると・・・NBの方がナット付けやすそうに見えるような、見えないような。取り付け面、NBの方が少し上に来てるんだろうか? ノギスを当てるも、うまく測れてないような感じ。ロールケージ共用だから上面の高さは同じだろうし。
うーん、たぶん一緒だな。今は気にしないでおこう。(笑)
とかやってると、いさこが来たのでNB返却。 あっ、フロント測るの忘れてた。60mmだったかな? また今度測っておこう。
(なんという曖昧日記) Tweet Check ▲このページのトップへ ◆このページの固定URL | トラックバック (0) トラックバックURL: |
「daiちゃんNB8C」 daiちゃんのアシリセッティングお仕事です。 が、この日は死ぬほど暑くて、まだ空調が何もないこのガレージはサウナ状態。体力ゼロのおっさんはもう限界よー!と思ってたらお客という名の若い衆がなんとかしてくれたので、カレーをおごりました。 ホントに助かった。死ぬかと思った。
久々のわっきんやらお忍びの・・・青色やらで、にぎやかな日でありました。
dai号に乗ってみて、乗り心地キツい、曲がらない、ちょっと遅い?だった。 たまたまNBの吸気系が倉庫に眠っていたので、もう使うこともなさそうなのでプレゼント。取り付けは自分でやりましょう、でdaiちゃんが。元ついていたのは高価なほにゃららインテークシステム。 純正に交換すると、中低速からツキが出て上まで綺麗に回るようになった。うんうん、この感じやね。
で、問題のアシは、フロントに26mmの極太スタビが入っていた。純正は22mm、ターボスタビでも23mm。これじゃあ・・・ここも中古を取り寄せて純正の22mmに。 そして、アシの設計で最初から3cmしかないカチカチのバンプラバ(というかストッパーに近い)に載っていたので、ちゃんとアシが動くようにその辺の再設計を。
で、再試乗。
胃にこなくなった。よしよし。曲がるか? おお、曲がる~・・・・けど、なんか変?さっきよりすごく素直にロールするし曲がるけど、あまりにもフロントの限界が低い。キャンバーは・・・見た感じ少ないけど、ここまで曲がらない事ないよね。トーも普通な感じだし。 これ・・・キャスターかな?
ビンゴ。 写真、わかりにくいけど、キャスターが限界近くまでおきてた。なんでこんな事に。
筋肉メンな彼が、目分量でキャスター増してくれました。よかったねdaiちゃん。
結果は、乗り心地も走る楽しさも大幅増ーと言うより、怖くなくなった→結果楽しくなった、とのこと。で、凄く喜んでもらえました。次回はアライメントをとって、さらに気持ちよくなるのだーとノリノリなdaiちゃんでした。 Tweet Check ▲このページのトップへ ◆このページの固定URL | トラックバック (0) トラックバックURL: |
「あお、着陸する」11/07/26(火) 休日、ynくんに手伝ってもらってあおの作業に着手。 ひとまず、着地して転がる状態まで組み上げるのと、フェンダーを頂戴する。 あおには仮付けで、拡張に失敗したフェンダーを取り付け。あおには別のフェンダーがあるので、最終的にはそちらを付ける。今のノーマルフェンダーは塗装してみどりに。 みどりはマッチング含めて基準にしたい事もあって、やっぱりノーマルフェンダーに戻すことに。
で、サイドステップ外してバンパー外してフェンダー外して・・・
爪折りはやっぱ錆びる。当たり前だけど。 見えてる爪は、フェンダーほぼ頂点近くのインナーフェンダー取り付け部だけど、きっちり折るときはココを切り取っちゃうのがコツ。折らずにうりゃうりゃと限界まで攻めると、矢印の部分が外に押されて逆エクボになります。 なったので教訓です。
下に目をやると
フェンダーの下は良い土に恵まれていた。 なんか根が見えるのは気のせいだろうか。 ある日突然、フェンダーからお花が咲く日が訪れるんだろうか。
インナーフェンダー付いてないとこういう事になる。対策は、後ろ半分でいいからインナーフェンダーを付けること。もしくは、うるさくても穴があいてタイヤと擦れる音が鳴らなくまで付けっぱなしにすること。
そして組み立て。アームやらアシやら、色々装着。アシはとりあえず、転がれば良いので適当な純正足。
ynくんの手助けあって、無事着地。
って着地してないかのような車高。一番下までぶら下がった状態でアームを締めて純正足を付けると
そのままグラベルラリーに出られそう。
約一年ぶりに地面に降りた。ここからも長そうだけど、家に連れ帰って秋までには復活。
しかし、久々のこちらのガレージは、驚くほど狭かった。 事実上、これがこのガレージでの最後の作業。あとは物の撤収をして返却。借りてから約7年、色々あったなあ。
・・・7年分の賃料は考えたくないなあ。 Tweet Check ▲このページのトップへ ◆このページの固定URL | トラックバック (0) トラックバックURL: |
「アシ屋MRRSです。」11/07/29(金)2014年末諸般の事情により一時休止。現在サスペンションの一般受付は行っていませんm(_ _)m オリジナルのアシ、がぽつぽつと完成してきてる。
こちらは、モータスポーツに的を絞ったアシ。「MRRS MotorSports」とでも名付けようと思う。 某所に出荷前の組み立て途中なので、色々違うところがあるのはご愛敬、バネはドライバーさんの希望で様々なので、これは一例。西へ東へ、数セット出荷済み。 西の強豪ジムカーナではトップという嬉しい報告も。ただ、詳しく書くと長くなっちゃうけど、アシに問題が無くなってドライバーの腕が活きた、が正しい解釈。(今までのアシが相当ツラかったようだから)
「MRRS MotorSports」NA/NBロードスター ※タイヤは現時点でこの範囲しか試してない、というだけで、恐らくSタイヤでも対応出来るキャパシティは持たせてるつもり。それは僕が実際に使って結果が出てから書こうと思う。
Concept:NA/NBロードスターで楽しくモータスポーツが走れるよう、寸法、減衰、内圧まで煮詰めたアシ。高価で有名なサスキットを装着して、着地させたらバンプラバ潰して上に載ってました・・・みたいな事は絶対に無い。ロードスターで使えるストロークは限界まで使って、タイヤを路面に押しつけます。他のアシも全部そうだけどね。 今後のステップアップや仕様変更に対応出来るよう、前後ともストロークは十分。(参考:基本仕様F:117mm R:98mm 今後変更の可能性有)
「問題がない」が基本コンセプト。 「怖くない」「ステージを選ばない」「路面を選ばない」「タイヤを選ばない」「気持ちよくアクセルが踏めてステアリングが切れる」「長距離移動でぐったりしない」、どこにも持って行っても、それなりに楽しく走れる事。逆に言えば、特定のステージで満点が出るようなアシではないし、そうするつもりもない。 ただこのダンパーは、あらゆる仕様変更に対応できるから、何かに特化した自分スペシャルを作ることも出来る。
コレは僕が、モータスポーツメインで走る「あお」に欲しくて作ってきたアシ。 モータースポーツ特化なんて書くと、胃にくるような乗り心地を想像されそうだけど、実際乗ったら拍子抜けすると思う。人によっては、コンフォート過ぎて物足りないって感想が出るくらい。快適とは(僕は)思わないけど、300km程度の距離が苦になる乗り心地ではない。この辺も、「問題ない」の重要な一つだと思ってる。 あんまり高いと車高調買った方が・・・ってなっちゃうしと思うしね。その場合は、ワンオフオーダー的な感じで何か考えようと思ってます。
「MRRS (名称未定)究極極上街乗りアシ」NA/NBロードスター NA/NBロードスターで達成しうる最上レベルの乗り心地と、ワインディングも気持ちよく駆け抜けられる安定性、車高はベタベタから純正車高まで希望のままに、を、TGダンパーベースでコスト度外視開発。 乗り心地と乗りやすさ最優先なので、ユニクロアシと同等かそれ以上にミニサーキットやジムカーナも走りやすく作るつもりだけど、タイム云々は基本的に考慮しない方向。このアシなら1,000kmぐらい一気に走っちゃうぜ!みたいなのが作れたらなーと。TGの自由度を限界までコンフォートスポーツに向ける方向。 誰もやったことのないレートや内圧、減衰設定で世に送り出すつもり。究極の路面追従性、ロードスターでどこまで出来るか?がテーマ。 イメージになるけど、超高級スポーツカーがノーマルのまま、街中も快適でステージも選ばず、雨も関係なくタイムまで出てしまう、そんなアシを目指す。 ある意味コレが多くのロードスター乗り向けの究極、になるかも。 これは街乗りメインの、みどりに付けたいアシ。
このアシは、開発に協力してくれる方から申し出を頂いたので、近日開発スタート。名前はMRRS Heaven・・・とか。ヘブン状態! うーん、死んじゃいそうでイマイチでしょうか。良い名前を誰か考えてください。(笑) 個人的にも、すごく楽しみなアシ。ただし価格は物量投資になるので、フルキットの予価は25万円ぐらいになるかも。開発するかも知れないNCのアシも、現時点ではここに該当。
MRRS Uniqlo:減衰&車高固定:約5~7万円
ユニクロアシとモータスポーツの間がざっくり空いているので、ここに「MRRS SuperStreet」を用意しようと思ってる。減衰&車高調整式、直巻きスプリング仕様。どこまで実現出来るかはわからないけど、数が多く出ているベースダンパーを使って、減衰設定や設計を煮詰めて出せたらな、と思ってます。 これの予価が12~15万円前後かな。
ろくにまだ告知も宣伝もしてないけど、そんな感じでぼつぼつアシ屋さんMRRSをやっております今日この頃でした。 Tweet Check ▲このページのトップへ ◆このページの固定URL |
「某社練習会 名阪Cコース」11/07/30(土)
おどるカローラさん(AE86)のお誘いを受け、某社の練習会に参加してきた。 初の名阪Cコース。
事前に聞いていたおどるさん、N里さんに加えて
わっきんも来てた。 NA8RSリミテッドフルノーマル&S.drive。アシはNA純正ビルシュタイン。 参加車両
みどり号。ナナジェイゼロ鬼シャクレ&Z1STAR185。アシは試作品MRRS Uniqlo暫定ベタベタバージョン。
おどるカローラ号。AE86 58年式。エンジンはAE92の4AG。
N里号。NA8SRリミテッド。ほぼフルノーマルだけど何故かタイヤはRE-01R。
現地でちょこっとお話させて貰ったTim8さん。NA8 4連ポンカム仕様。AD08。
◆コース図 全日本ジムカーナやドリフトなんかも行われる名阪C。基本的にはカートコースのようで、そんなに広くない。コース図を見に行く。
ぐるぐるぐるぐる・・・・。
ちょっと自信無くしそうになる。が、歩いてると案外なんとかなるような気になり、ああ、自分ってジムカーナ結構慣れたんだな、と思った一瞬。 と言っても、軽くコース図見ただけで挫折するレベル。
◆走る・・・しかし! 走行開始。 1本目。それなりに無難に。うーん、攻めが足りないなあ。 2本目、よし、気合い入れていくぞ!
バキッ!!
おや、何か嫌な音が・・・あれ、なんかクルマの動きがおかしいなあ。帰ってクルマをみると
試作品がトラブりました。
どうしよう、空気入れしか持ってきてない。
おどるさん「あ、工具ありますよ」
ぐ「これって無いですよね~~」
ぐ「これは・・・」
ボールジョイントプーラーからスプリングコンプレッサーまで・・・なんでこんなものが!
おかげさまでフル整備体制。ありがたや~。 工具さえあれば
さて
なんで僕はこんな所で純正形状をフルバラししているのか・・・。
無事完成。
元通り!
午前の走行を2本捨てて復旧完了。みどりは仕方なく留守番。午後はわっきんのロードスターを借りて走ることに。
◆わっきん号:午後 でもこれじゃなあー、と言うことでラストはめいっぱい攻める。 3本目:01:22.6 で、1.2秒更新。うん、満足。 普段広場パイロンばかりやってると、こういう狭い所はちょっと怖くて、爽快感とはまた違った感じかな。自分との戦いという感じ。 苦手意識をなくしたいので、今後も参加させて貰おうと思う。参加車両もかなりレベルが高くて、競技色も結構あり。と思ったらすごく普通なクルマで凄く上手い方もいて、色んな意味でレベルの高い場所だと感じた。 初心者向けでは無いかな? 個人的には、広場が好きです。
◆番外
うーん、イニDでしか見たことのない内装。なんだかすごい。
昭和58年式です。 この日の参加者に、同い年がいました。(笑)
わっきんのヘルメットが格好いい。 ぐ「かっこいいねえ、バイザーも」 ぐ「じゃあお言葉に甘えて・・・」
ぐ「・・・これサイズは?」
ぐ「入る気配すらない」
ぐっさんのビッグヘッドはLサイズです。
◆走行終了 コース図と格闘しつつロードスターを修理する、アツい一日でした。 課題はコースの先読み能力だと感じた。この複雑さ(これでも簡単だそうです)だと、僕だとまだちょっと余裕がなくなっちゃう。余裕が少ないと操作が直感になってしまう。 直感で操作すると、走行後にどんな操作をしたか思い起こせない部分が出てくる。そうなると、次の対策が立てられない。 つくずく頭で走るんだなあ、と思います。
この日お相手してくれたみなさま、どうもありがと! Tweet Check ▲このページのトップへ ◆このページの固定URL | トラックバック (0) トラックバックURL: |
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