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6月13日 『 MT(マニュアルトランスミッション) 』本当のMTは面白い
12月23日 『 タイヤとエンジンとタイムの関係 』エンジンが速いとタイムは上がる?
12月29日 『 R1Rとレギュレーション 』R1Rはラジアルタイヤか?
2月22日 『 楽しく速くなるシートチューニングのススメ 』シートチューニンングは大事だよ(小さな人必見)

「 MT(マニュアルトランスミッション) 」

05/06/13(月)
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imageMT(マニュアルトランスミッション)

・疲れる
・面倒臭い
・難しい
・etc・・・


・・・「楽しい」よね?

※以下の文章はAT車やATでの移動を否定するモノではありません。MTに対する否定的・悲観的な考え方に対するモノです。ついでにいうとスポーツカーのMTです。(トラックのMTは僕は楽しくないです)

楽しむMT
"何も考えずにただ移動するだけ"なら、MTは不要。ATや電車で良いと思う。MTの操作は楽しいモノで楽しめるモノ。ただの移動の中にも"上手くなっていく"楽しさを含んでいて、ある程度上手くなった頃には"操る楽しさ"を得られるようになる。この楽しさは何物にも代え難いモノ。ただのちょっとした移動すら"楽しさ"に変えてくれる。ちょっとした交差点を曲がるときでも、ステアリング、ブレーキ、アクセル、クラッチ、シフト、をいっぺんに操作する。どれ一つラフに扱ってもクルマはギクシャクする。全てが綺麗に調和して完璧にこなしたときにクルマとヒトの一体感は最高潮。まさに「思い通りに操っている」。スピードを出すだけがクルマじゃない。マツダ的に言うと人馬一体。(笑) ロードスターはこれに関してホントに最高だと思う。60km以下で十分楽しいもんね。

長く楽しむ
もちろん完璧にこなすのは難しい。4速巡航から1速まで、減速しながら全くショックなくシフトを落として、普通に交差点をゆっくり抜けていく様になるまで"毎日通勤で使っても"1週間や2週間で出来るモノじゃない。個人差はあると思うけど、普通何ヶ月もかかると思う。何年もかかるヒトもいると思う。(ちなみに僕まだ"完璧に"出来てない。7年目。) けど、焦る必要もない。だって"趣味"なんだし、上手く出来なくても誰もアナタを怒ったりしない。時間はいくらでもある。ゆっくりゆっくり楽しめば良い。

難しいから面白く無い?
レベル100で始まるドラクエや幼稚園児vs成人男性のドッチボールが面白いはずもなく、誰でも出来る簡単な事に面白い事なんて無い。1から始まって徐々に上手くなっていくから面白い。出来なかった事がどんどん出来るようになっていくから楽しい。

スポーツドライビングも「難しいから面白くない」「遅いから恥ずかしい」。って。最初から上手いヒトなんて居ない。何事も徐々に成長するから面白い。お金出したって経験とスキルはポンと買えないから。そして一度得た経験は一生モノなのです。




最近MTをヒト様に教える機会が多い僕の心の独り言。悲しむべくは、「 MT=難しくて疲れるだけの面白くないモノ&トラック乗るためのモノ」 みたいなのを植え付けた教習所のダメな教習。・・・あと、正しい乗り方(楽しみ方)を教えてくれるヒトが居ない事。

imageさらに独り言メモ
8kg 38.5mm 残46.5mm 5mm遊びがストローク限界 = 8k時に41.5mm必要
10kg 30.8mm 残54.2mm 7.7mm下げて同一車高? 車高バランス的にはさらに10mm で17.7mm
残36.5mm  41.5mm縮む時の8kバネにかかる加重332kg 10kg時の縮み量 33.2mm

3mmしか余らない・・・いや、余るだけマシか。現状足りてないもんな。うーん、もうちょっと下げたいんだけどなあ。うーん。なんか伸び縮みバランス悪いしなー。うーん。やっぱりハイマウントか・・・スペアタイヤ&ジャッキ無しと軽いマフラとFRPトランク分尻が軽いとは言え(-20kgぐらい?)片輪10kgなんて誤差みたいなもんだしなー。うーん。




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「 タイヤとエンジンとタイムの関係 」

07/12/23(日)
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 タイムの影響力

ふにゃふにゃの図で失礼。大雑把だけど、こんな感じ。こういうの、どこかで解説されたりするのかなぁ。

・ 直線が多いコースはエンジン出力でタイムが決まり
・ コーナリングの多いコースはタイヤグリップでタイムが決まる


テクニックやら足やら空力やらって要素はとりあえず除外すれば、大まかにはこうなる。なので、こないだの猛チャレ7の様に、 ほとんどコーナリングしかない様なコースの場合、エンジンの影響力は小さくなり、タイヤグリップの影響力が大きくなる。

極端な例えだけど、富士スピードウェイ(直線区間1.5km)で僕のクルマ(145馬力ほど)が超グリップのSタイヤを履こうとも、コンフォートタイヤが付いた500馬力の車両には絶対に勝てない。 どれだけコーナーが速く走れても、直線でお星様? けど、猛練本コースや猛チャレぐらいの「ほとんどコーナー」なステージでは、 350馬力ぐらいお馬さんに差があっても確実に速く走れる。 そんな感じ。 (そんなタイヤじゃ直線も踏めませんという突っ込みは無しで。(笑) たとえ話ね。)

猛練本コースは1コーナーまで約230mの全開加速区間があるので、エンジン出力は多少影響するけど (ブレーキングを考えると200mぐらいかな?)、後は全部コーナリングなので差が出にくい。 本コースが年中通してタイムの変化が少ないのは、ストレート区間の少なさ故。

当然、タイヤで限界性能は決まるけど、コーナリングの上手な人はその分ガンガンタイムが伸びるコース。


コーナーが速い

ソレはつまり

カッコイイ。(熱弁)


・・・と、前置きした上で、R1Rへ続く。




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「 R1Rとレギュレーション 」

07/12/29(土)
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※205/50R15のラインナップが追加された頃から、大幅に耐久性が向上しました。以下の記事は当時の話で現在は当てはまりません。ただし、グリップも大幅に落ちてだいぶ普通になりました。

以下の記事はR1R利用者を非難する物ではありませんので、誤解無きよう。

ウ○コR1R
まだ黄色い線とか残ってるのに半分ぐらい無くなったの図

R1R。サイズは195-50-15。インチキラジアルの称号を欲しいままにしているこのタイヤ。自分には不要と思ってたけど、使ってもいないのにあーだこーだ言っても始まらないので、実際に入れてみた。

ラジアルタイヤの定義
まったり猛練 
のどかにモータースポーツ

ラジアルの定義は非常に曖昧。コンパウンドの種類がなければラジアルとする見方もあるし、メーカーがSタイヤじゃないと言えばラジアルかも知れない。

この辺は、メーカー側で基準を設けて欲しいと思う。例えば、筑波を6時間連続走行OKとか。耐久性とグリップ力、ウェット性能を総合的にバランスさせてこそのハイグリップラジアルタイヤ。ブリヂストンやヨコハマが、耐久性等を無視してひたすらグリップ力だけを上げたラジアルタイヤを作ることは、技術適には難しく無いと思う。(商業的には無理)

ちなみに01R。筑波(TC2000)で裏組しながら400週近く使ってスリップサインが出た、とNCでパーティーレースに参戦する鈴木さんの練習レポート(STEP24)で書かれている。実際に鈴木さんは、300周以上使った01Rでクラブマンクラスの優勝も経験。鈴木さんの腕前も素晴らしいけど、そこまで使っても極端にグリップが落ちないという01Rも素晴らしいタイヤだと思う。

さらに付け加えると、NCロードスターのメディア4時間耐久では、01Rで180周以上連続で走ると言う。

何故ラジアル?
まず「ラジアル」に拘って走ってる理由。

1・低コスト
→僕ぐらい(ジムカーナ・ミニサーキット含めて年10回以上)走ってても1~2年ぐらいもつ。お金がかからない。

2・求める物が「絶対的」なタイムではない
→「絶対的」なタイムを狙うなら当然Sタイヤ。

3・周りがラジアルだから
→タイヤ性能が近ければ楽しめる。

一言で言えば、あまりお金をかけずにモータースポーツを楽しみたいからラジアルという選択。

今のハイグリップラジアルは、十分なグリップがあり、長持ちで楽しく走れる。競技会や、特定のサーキットのレコードを狙ったりするので無ければ、消しゴムのように無くなるSタイヤを何本も買って走る意味は、少なくとも自分には無い。お金も続かなくなる。ここ、特に重要。後述。

普通のラジアル(01RやAD07)だと、僕の使い方でも1~2年は十分遊べる。みんな近い性能のラジアルなら、それで十分楽しく走れる。前にも書いたとおり、コーナーばかりで構成される舞洲ステージにおいて、タイヤグリップは支配的。猛練でタイヤ性能を重視したクラス分けがされるのもその辺を考えての事。

R1R
R1Rのブロック形状は、一般的なハイグリップラジアルと同程度。コンパウンド(ゴム)の柔らかさはSタイヤ並。なので、新品時はブロックがヨレて異常に偏摩耗加速度的に摩耗し、タイムも出ない。5部山を切るぐらい減ってくると、ヨレも無くなりコンパウンドなりの性能を発揮する。

減りは普通のSタイヤより早く進行するけど、Sタイヤほど食わないという、かなり変なタイヤ。グリップ力は01R、 AD07に比べて頭一つ上。あれだけゴムが柔らかければ当然とも思うけど、特に縦の性能が高く、ブレーキがどんどん奥まで詰められる。

「え?まだいけるの?」

って感じで、さらに奥へ、さらに奥へ・・・正直、AD07辺りの感覚が染みついているとなかなか本領の部分まで踏み込めない。

摩耗は、 猛練3回とタカタ37周で半分以上無くなるほど強烈で、下の様になった。

R1R 

明らかな偏摩耗。センターのアウト側はほとんど山無し。ブロックのイン側は全部ささくれ立っている。

他のラジアルと比べたタイム差は、1分程度のコースで1秒に届くか届かないかという感じ。ただ、主にブレーキングで差が付くタイヤなので、入れたからと言ってポンとタイムが上がるタイヤではないと思う。特に、ブレーキングにリスクのあるステージでは、よほど上手い人か、そのコースに慣れている人じゃないと、性能を引き出すのは難しいと思う。

レギュレーション (Regulation / 規制)
モータースポーツを楽しむ人は、何らかの「レギュレーション」の中でタイムの短縮やクルマの変化を楽しんでいると思う。例えば、あくまでラジアルタイヤで頑張る、とか、フルノーマルで、とか、お小遣いの範囲で頑張る、とか。コレが自己レギュレーション。「改造範囲はここまでしかだめですよ」は主催側のレギュレーション

公式レースにおいては、レギュレーションを設定することで「お金かけたもん勝ち」を廃し、車両性能差を小さくし、腕や車両セッティングで勝負出来るような仕組み。F1でもちゃんと"レースになるように"レギュレーションの塊となってたりする。ただ、実情はやっぱり資金力・・・という話はおいといて。

R1Rは、場所によってS扱いかラジアル扱いに分かれているけど、AD07・01R比で1秒近くも差が付くR1Rが「ラジアル扱い」である限り、規制のかかっていないステージでは結局R1Rワンメイクになってしまう。各地のイベントでも、上位がR1R独占状態とのこと。

R1Rはものすごく減るタイヤなので、たくさん走るととてもお金がかかる。僕の走行ペースなら、年に2セットぐらいは必要だと思う。コレじゃ、僕のお小遣いでは無理。「お金がかかりすぎてやめてしまう」は、モータースポーツで最も多い「辞める理由」だと思う。

だからこそ、長持ちするラジアルタイヤで楽しもうという風潮が出てきたんだと思う。

道具を使うスポーツである以上、お金をかけて良い道具(クルマ)を使えばタイムは買える。末端からF1まで、速さの源はお金というのはみんな知ってる事。じゃあ、レギュレーションの無い世界で気軽にモータースポーツを楽しむ我々が、大事しなきゃいけない事は何か?

「自分の中でレギュレーションを決める事」

お金をかけようと思えば、何百万だって注ぎ込める。だからこそ、気軽に楽しめる範囲の線引きが必要。そして、草モータースポーツを主催する側が大事にしなきゃいけないこと

「お金かけさせすぎない為のレギュレーションを考える事」

タイム至上主義のレギュレーションを引けば、参加者側の争いは加熱の一途をたどり、やがてそれは「お金かけたもん勝ち」という世界に。続けられなくなる人や、飽きる人や、借金してでも勝ちにくる人が出てくる。

お金をかければ速くなるのは当然の話。お金をかけて走り続ければ人も速くなる。草モータースポーツの世界は、スポンサーを背負い、数字や成績が全てな公式競技の世界じゃない。そこで一番エラいヒトは誰か?速いクルマや人がエライんじゃない。金かけてる人がエライんじゃない。

楽しく走ってるヒトが一番エライんだ。

コレは昔クルマの大先輩に教わった事だけど、今でもよく思い出す。楽しめない様なクルマ遊びをしていないか、時々立ち止まって考える。

まとめ
R1Rは・・・

極端に減る=減らないとタイムがでない=お金がかかる

要するに・・・コンパウンドの種類が無くてブロックが小さい昔のSタイヤ。

個人的にはラジアルタイヤとして扱うべきではないと思う。ジムカーナ数本とミニサーキット37週で半分以下に削れてしまうタイヤが、筑波を300周以上走れる01Rと同じ扱いというのは変な話。これをラジアルとして扱えば、皆R1Rを履くしか無い。

主催側やサーキット側でラジアル指定されていれば、ワンメイク化は仕方ない。履かなければ履いている人に負けるのだから、履くしかない。しかし、ある意味Sタイヤよりお金がかかるR1Rでしか競えないなんて、なんともツマラナイ話。それならSタイヤで走る方がよっぽど良い。

だからこそ、ラジアルに拘って走っている人の為にも、主催側やサーキット側が考えなきゃいけないと思う。各地の草イベントでS扱いになっている理由も頷ける。当然、猛練でもS扱い。

今後
他社も黙ってみていたワケではないのか、新タイヤが登場する。これで状況はひっくり返るかも知れない。

来年3月には、ブリヂストンからRE-11 (イレブン)が登場。1分ちょいのコースで01R比1秒近く速くラップするという性能が本当なら、驚異的。マイナーなグッドイヤーからも、本気っぽいタイヤがでるけど、ロードスターで履けるサイズはほとんどない。AD07も登場からかなり長いので、ぼちぼち出てきそう。ただ、それを見越してか? R1Rもサイズが拡充されるとの事。


自分も主催も、無理なく楽しめるレギュレーションで、楽しめる場所も維持していく。お金をかけすぎないコト。

コレ、長く楽しむために一番大事なコトです。


以上の記事はR1R利用者を非難する物ではありませんので、誤解無きよう。




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「 楽しく速くなるシートチューニングのススメ 」

08/02/22(金)
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情報がかなり古いので参考程度に。ちなみにシート選びに関して、この記事から2019年あたりまではVIOS3が鉄板、EXAS3はセンターが出しにくいので素直にVIOS3…なんだけど2020年時点では廃盤になったようで、現在何がベターなのかはわかんないです。わかれば追記するかも。

シートチューニングの大切さを、ヨメ様仕様を作って再び実感する。
主にちびっこ向け、シートチューニンングのススメ。

チューニングパッド
BRIDE チューニングパッド

猛烈号の助手席からみどり号へ移植されたBRIDEのフルバケエクサス3(EXAS3)。

NA/NBロードスター用フルバケとしては長らく定番で、全く干渉せずに装着できる数少ないシートの一つ。その後、ローマックスシリーズの登場で、 下げたい人向けの定番はVIOS3に。こちらも干渉無し、センターもズレなし、座面も下がってレールの剛性もすばらしい(両ロック) という決定版。で、青に装着している。

なんとなく、座ったり使った事のあるBRIDEシートの感想は(ざっくりだけど)

・EXAS3 (レール次第でいくらでも下がる。BRIDE純正レールなら165cmぐらいまでかも)
・ VIOS3 165cm以上でけっこう下げたい人向け
・ ZIEG3 180cm以上 地の底まで下げたい人向け

ZIEG3はシートバックが寝ているので、ホントに低くなる。NCでトシユキ(182cm)が使っており、 パーティレース準拠のロールケージを入れてもメットが当たらない。僕(173cm) では前が見えないほど低く、ヨメ様(155cm)は外から存在が確認できない。

長身だと苦労すると言われるロードスターのシート選びだけど、実は小さい人も結構苦労する。 大きな人向けシートはローマックスやRECAROの新シリーズ(TS-G/RS-G)でほぼ決着がついた感があるので、 今回は小さい人向けのシート選びについて書いてみる。

ちびっこ(仕様)シートのススメ
EXAS3を完全な155cmのヨメ様(ちびっこ)仕様に仕立てた。ポイントは三つ

その1・純正と同じ座面高
その2・純正と同じ前方スライド量
その3・体の幅にあったシートサイズ

純正と同じ座面高。小さな人で座面を下げるというのはあり得ない。 前が見えなくなるので下がってはいけない

BRIDE純正レールなら大体同じかもしれないけど、今回はコスト面も考えてナニワヤのサイドステー2Pオフセットタイプ (40mm前方オフセット)を加工し、純正レールに装着。無事、純正と同じ高さと、前方スライド量が確保できた。(加工方法はリクエストがあれば書いてみる)

ちなみに、一番前にスライドしてジャストだったので、40mmオフセットじゃないと届かなかったらしい。危ない危ない

レール加工
レールにぴったり当たるまで下げて純正と同じ高さだった

155cmで普通の体格だと、どのバケットでも大体がばがばになってしまう。細いシート(BRIDEならEXAS3やZETA3 type-Sなど)を選ぶか、積極的に詰め物で対処しよう。今回は、シートオプションのチューニングパッドで対応。

サイド用とニー用を装着して、ほぼ完璧なヨメ様サイズとなった。適正なシート幅は、座ったときに息苦しく無く、 隙間に手のひらが何とか差し込める程度が良い(と思う)。特に、脇腹にぴったり当たっているとヨイ。脇腹はすごく敏感なので、 ぴったりと当たっているとクルマの挙動(ロール)がダイレクトに感じ取れる。まさにクルマと一体! という感覚。

隙間に入れた手の平が、ぱたぱた動かせたりゲンコツが入る様だと、完全に大きすぎ。あんまり美味しくないので調整しよう。

クルマとの一体感を初めて味わったヨメ様は街乗りでもプチ感動。「横から体が押される!」 みたいなことを言っていた。

シートベルトの対処
微妙に問題になるのがシートベルトのかかる位置。小さな人がバケットに座ると、頭の横からベルト出てくる感じで、 ちょうど首に掛かってしまったりする。擦れて不快だったり痛かったり、万が一の時も危険な感じ。

そこで、JOYFASTで販売されてるシートベルトサポートが役に立つ。

シートベルトサポート
こんな感じで使ってる

本来の装着位置とは違うんだけど、ココに付ける事でちびっこでもちょうど良い位置にベルトを持ってこれる。出し入れは多少引っかかるけど、 首に擦れるたりを考えるといたって快適。

走ってるときに首にギコギコして気が散ることも無いし、こういう配慮はすごく大事。

その後
こんな感じで猛練23から装着したんだけど、 すごく具合が良くて、運転も楽しいらしい。「猛練の時だけ付けるシートにしよう」と言ってたハズが「このままでいいよー」となっている。 シート位置が高いので、サポートとハンドルの隙間がギリギリで足が通せない。ごっつい乗り降りしにくい・・・ 街乗りはノーマルシートが良いっす。

シートの良さは数字にも結びついているようで、猛練23のウェット&雪のぐちゃぐちゃ路面で僕と変わらないタイムで走った。
(僕が乗るときは座面のスポンジを抜いて対応。メットかぶっても幌に当たらないぐらいの高さにはなる)

 

体にぴったりあったシートは運転が楽しくタイムも出るぞっ!という見本だな~と思った次第。シートにしっくりきてない方は、 積極的にチューニングすると幸せになれるかも。

参考リンク
BRIDEシート& チューニングパッド等




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