« 2008年06月 | メイン | 2008年08月 » |
|
「マフラーを修理する」08/07/03(木)穴の空いてしまったマフラー。みんなに、次のマフラー何にするの?とか聞かれると、普通は廃棄するんだろうか。絶版物だし、気に入ってるので修理する!・・・といっても、 匠にお願いする。 外したマフラ。触媒のナットが完全にカジっちゃってた。ゆるみ止めナットだからこうなっちゃうんだよね。 ホームセンタ物の普通のナットが良い。はぁはぁ言いながらナット外して、ダイスで切り直した。 こんがりイイ色に焼けたエビス様。オーバークオリティとも思える一時補修で、全開走行にも耐えた。耐熱テープは燃え始めてたけど。 ほとんど漏れてなかったんじゃないかなあ。すごい。手伝ってくれたみんなに改めて感謝。 で、匠の所に持って行った。相変わらず、匠のお店は見かけないクルマで埋め尽くされているなあ・・・。 ぐ「コレ、ハンガー折れて穴あいちゃって」 手渡した瞬間から作業が始まる。口より先に手が動く匠。 匠「こりゃ絶対折れるな~」 パイプ厚が薄すぎる上に、直づけステーだから確実に折れるらしい。ホントは、補強してからステー付けるんだとか。 だから絶版なのか・・・でもこの薄さ(1mm)で、響きがあるんだよねえ。良い感じの。 あてる鉄板を切り出す。 乗っける。 その辺の鉄板で電圧調整。TIG溶接。 プーン・・・って感じ。TIG溶接ってほとんど音がしないのね。MIGのバチバチとは全然違う。 て感じで、あっちゅうまに出来た。 うおおおすげええきれえだぁぁぁ~。(笑) 匠「パッチやな。(笑)」 焼きが入ってイイ色になって、メーカー名とか刻印されるプレートのようだ。匠に感謝。とりあえず、 ハンガーは付けずに様子を見ることにした。 で、この日は練習会の前日で、次の日の練習会には間に合わなかったと言う話。 Tweet Check ▲このページのトップへ ◆このページの固定URL | トラックバック (0) トラックバックURL: |
「つれづれ」08/07/05(土)
ここ最近の日記の写真も、相変わらず液晶のぶっ飛んだデジカメで撮っている。あまり不都合を感じ無いのはなぜだろう・・・と言いつつ、 ぼちぼち壊れてないのが欲しいなあ。 こないだ、いさこ夫妻がやってきた。結婚して独立するらしい。おめでとう。 実家暮らしペアが家出て独立するとコレぐらいお金かかるよー・・・もげぇーっていう話をしたり、 あとは主にココに書けない系の話ばかりだった気がする。いさこ嫁の愛車は黒いNC。(いさこはNB) 車高落ちてるしマフラ変わってるしホイル37だし、すげーカッコイイの。売るなんて勿体ない。ぜひ、25万円で売ってください。 もしくは俺と一緒にレースしよう。 なぜか流れで晩飯をごちそうした。いや、時間帯的に・・・。 料理は割とガンガンやってる。なんとかなる。クックパッド超便利。有料会員登録しちゃったぐらい便利。今の世の中便利だなあ・・・ と実感する。 ちょいと時間かかるけど、めちゃ簡単でかなり美味い。ご飯もりもりすすむ。ただ、 2日目ぐらいから味がしみすぎてエグくなってくるので、薄味で作るか1日で食べきるぐらいがイイと思う。
これでもか!ってぐらいキャベツ投入。
キャベツとタマネギの甘みでめちゃウマ。だし汁濃いめが好み。
上の大根料理で皮が余ったので、ゴボウとにんじんも入れてきんぴらにしてみた。コレも美味い。実家にもってったらオカンに大好評。 コレもご飯すすみまくり。 ・・・いかん、太りそう。
思うに、レシピ見て作る分には、シロウトでもなんとかなる。 包丁触ったことなくて主にラチェットとかメガネレンチの俺でもなんとかなった。優れたレシピとやる気次第だ。がんばろうぜ。 >コレからする人 ただ、レシピに頼り切ってるのでちっとも覚えないのはアレなんだけど。まあいいか。しかし、 自炊ってびっくるするぐらい美味しいんだよなあ。きんぴらってこんなに美味かったっけ?みたいな。 Tweet Check ▲このページのトップへ ◆このページの固定URL | トラックバック (0) トラックバックURL: |
「みどり号のヘッドを載せ替える」08/07/08(火)H8年式のNA8シリーズ2のみどり号。 感覚的には新しいクルマなんだけど、立派に12年落ち。現在11万5千キロ。街乗りでよく使うから、 ついに青い方の走行距離を抜いてしまった。タイベル他、エンジン周りは全て未交換。それ以外の消耗品はほぼ全て交換したので、 コレで最後の仕上げ。 ノーマル路線を貫くと決めているみどり号なので、基本的にパワーが上がるメニューは無し。だけど、後期型(NB) で取り入れられた改良点や、コストの都合で採用出来なかった物、BPエンジン設計開発者の願い(後述)は取り入れた。 ちなみに現状、かなり調子が良くて、全くヘタってる感じなはない。ただ、HLAは頻繁に音が出るようになっていて、 始動時に数分鳴るのと、ジムカーナ全開だと2本程度でも鳴りまくる。オイル管理はかなり気を遣っていたにも関わらず。 と言うわけで、調子は良いのだけどあと10年10万キロ乗るためのリフレッシュ。腰下はたぶん、20万キロ持つだろう・・・ とヘッドのみ。(もたなかったら下ろそう) ◆メニュー ◆初日(ヘッド下ろしまで) 作業開始。 さくさくっとヘッドカバーオープン。12年目にして初めて開かれるその中身は! おおお・・・めっちゃ綺麗。オイル焼け皆無。前オーナーもウチも、オイルはしっかり換えてたんだなあって感じの美しさ。ちなみに、 タイミングベルトの張りも十分で、ぷらぷらになるまで伸びまくっていた青い方はますますメーター戻しまくりの疑惑が深まる。 これだけオイル管理しててもHLAが鳴っちゃうって事は、 やはり10万キロぐらいでO/Hなり交換なりしなきゃいけない物なんだと思う。>HLA で、さらにバラしまくってヘッド下ろし。(超早送りでお届けしております) 晴れて、ピストンとご対面。
11万キロなりのカーボン量。やはり4番はキビシイんだろうなあ。白けてる。 ちなみに、ヘッドのインテークバルブは真っ白。青もそうだったけど、適正な燃調で回ってる分には真っ白になるモンなんだろうと思う。 プラグも真っ白だし。逆に白く無いのは、濃すぎか熱価高すぎの予感。 O2センサも案の定真っ白。Sr2はかなり詰めたセッティングで回ってるらしい。だから軽いんだな、エンジン。 続きは翌日朝から。 ◆2日目 エンジン始動まで行くぞー!と気合いを入れて朝からスタート。が、ヘッドの組み立てと掃除に想像以上に時間を食われる。
エンジンルームで黙々とピストンを磨く僕。キャブクリーナーと真鍮ブラシでシコシコと。 ピストントップのカーボンを落とすことで燃焼状態が改善され、約5馬力アップすると言われている。
・・・嘘です。 気分です。 気分は10馬力アップ。(本当) カーボン落とした所でほとんど何も変わらないと思うけど。
2時間ぐらいがんばった。 組み付けるヘッドは、以前解体車から貰った程度の良いSr1ヘッド。 バリを除去されぴかぴかに掃除されたヘッド。消耗品フルO/H済み。HLAも全てO/H済み。 バルブ摺り合わせ、オイルライン清掃、バリ除去、鋳型のザラつき除去、燃焼室のザラつき除去、機械加工後除去など、 かなり手を掛けて貰った。ポートの段付きはあえて修正していない。 出力はほとんど上がらないけど、燃焼状態は確実に良くなるであろうメニュー。手間の割に見返りは少ないと思う。 パワステポンプも交換。NB3用を流用する。yn君からのもらい物。(ありがとう) 上記パーツでポン付け出来る。コレで、 パワステ抜けが改善されるのか?むちゃくちゃ軽くなると言う話も聞くけど、本当の所はどうなのか? 装着後の感想:全く軽くならない。ほぼ一緒。むしろちょっと重くなったような・・・
気のせい?実践投入はまだなので、スラローム等で抜けないかはまた後日。 フロントのクランクオイルシールも交換。 水冷オイルクーラーはNBから採用された5段式の物を流用(NA8は3段式)。Garage Lifeながつさんのオイルクーラーのページを参考にさせて貰った。(感謝) 長いパイプと取り付けナットが必要。 パッキンも忘れずに。(忘れたので再利用・・・) 水ホース類は全交換、ラジエターはマルハのアルミ2層(NB2の物と同じ)へ交換。 サーモスタットは一度NA8純正新品に交換したんだけど、 真夏は街乗りでもかなり水温が上がっちゃうのでNA6用を流用装着。 82度開弁で(NA8は85/88度)リフト量もある丁度良いサーモ。 デメリットはほとんど無い。純正サーモは夏場厳しく、某78度サーモは冬厳しい。 個人的に、たまにモータースポーツするならNA6サーモがベストだと思う。 ちなみにプチエラー。ホース類は某社のセット品を購入したんだけど、スロットルとサーモケースを接続するホースがNA6用だった。 こんなの、事前に確認出来ないよ・・・ちゃんと付かないので、ガソリンホースで代用した。 ウォーターポンプ、アイドラ、テンショナ、勢いでスプリングまで交換(たぶん変えなくても良い)。タイベルはマルハの強化タイベル。 全開時にびっくりするぐらいフレるノーマルタイベルを一度見てしまうと、ノーマルエンジンでも強化物が良いと個人的には思う。 強化なら振れは減るという話。 スロットルボディ清掃。ISCVもバラしてきっちり清掃。中はブローバイで悶絶するほど汚かった。 キャブクリーナーや綿棒を駆使して徹底洗浄。ヘッドの組み立てが終わり、搭載。(早送り) ちなみに、写真は無いけどインジェクタをNB8-1の物に交換。吐出量は同じ(250cc/min)だけど、 基準燃圧がNA8インジェクタ2.5kg/cm2、NB8インジェクタ3.0kg/cm2と違うため、 燃圧レギュレータとセットで交換する事で流用できる。NA6/NB6も同じだったと思う。燃料ポンプはNB用に交換済み。 NBインジェクタポン付けだと大幅に燃調が狂って最悪壊すので注意。ただ、 レギュレータを交換しても厳密には多少ズレてしまうハズなので、戻す事も視野に入れて流用。青い方では既に実績有り。 NA8インジェクタは1ホール、NB8インジェクタは4ホール。 交換後→アイドリングや通常走行で全く問題ないものの、微妙にフィールが重く、 ツキも悪く感じたので、NA8インジェクタに戻してみた。結果、元に戻ってパンチのある回り方。いたって快調。 インジェクタは単に吐出量だけではなく、無効噴射時間やら何やらと色んなパラメータがあるので(詳しくない・・)、 セッティングできる車両でも無い限りは、「吐出量が同じでも」交換すべきではないと思った。 ちなみに、4ホールの恩恵は特に感じなかった(=何か悪化した感じは無い)。
制御と適合してるかどうかが一番重要なんだろうな。
おっちゃんも参戦(?)して作業は進む。AM10時ごろから初めて、時既に23時・・・交換する物が多すぎるのと、 掃除しまくりで予想を遙かに超える作業量。
そして、AM2時 みどり号は、新しいヘッドで新たな産声を上げた。 HLAのカン!という1音も全く鳴ることなく、静かに静かにアイドルする。よっしゃ、成功!
・・・と思ったら、急にアイドリングが怪しくなり、ガックンガックンいってエンジン停止。なんだ? アイドルスクリューを全閉にしてもアイドルが下がらない。走らせてみると、普通に走る・・・なんかすごい滑らかだなあ・・・こりゃあ、 いいかも。 恐らくスロットル周りだろうと考え、翌日に持ち越し。おっちゃん、ありがとね。 ◆3日目 アイドル接点、アイドルスクリュー、スロットルトップスクリュー、ワイヤーの張り、点火時期、全部見直してみた。 トップスクリューが開きすぎ(押しすぎ)てたせいだった。調整し直したら、アイドルも落ちて点火時期も適正が出た。 バタフライ周りに積もったブローバイの塊が全部無くなったので、張り付きポイントが変わったって事らしい。 トップスクリューは、全閉時にバタフライがスロットルと張り付かない様に、ほんのちょっとだけ開けておく為にある。 アクセルオン時に引っかかるクルマはココの調整で直る。 ◆さらに後日 純正志向なのになんでエキマニなんだ! って感じだけど・・・エキマニ交換。 BPエンジンの設計開発者である富永氏(パワーエンタープライズ代表) がオートワークスに連載されていた「BPを徹底検証する」にて以下のように書かれていたので。 「ロードスターの恥はエキマニです。エキゾーストマニホールドは最悪の形状で、 当時エキマンは私の担当外にもかかわらず、設計図面を全部書き直し、変更しようと手を尽くしましたが、時間切れで実を結ばず、 #1-#4の集合部までの長さに比べて#2-#3の長さが異様に短い、パイプ製エキマンとしては世界最悪の物が生産されてしまいました。 ですから、ロードスターを手に入れた方は、せめてエキマニだけは変更した方が良いですよ。」(原文そのまま・ ・・エキマンって誤植か?) と、設計者に書かれてしまっては、ココだけは手を入れてもいいかあ・・・と思ったワケで。確かに、ちゃんとパイプではあるんだけど、 この形は無いよなあってレイアウトの純正エキマニ。 「ただ、社外品のタコ足もさまざまですから、 そのへんはエンジン技術講座を読んで本質を理解した上で選んだ方がいいでしょう。」(原文そのまま) と言うわけで、現在購入出来るベストチョイスとして、フジツボのSuperEX BASIC VERSIONを選択。 ・・・と言うか、フジツボしか無いよなあと思ってはいたんだけど、新品で買うのは厳しいしなあ・・・と思って、 ヘッド載せ替えた夜にネットで調べたら中古を見つけて、コレは運命だ!と翌日即買いしたという話。バンテージも巻いてあって、付属品 (ガスケットや取り付け金具)は全部新品が付くというお買い得品だった。 トップエンドで1.4psの向上・・・と誤差みたいなカタログデータだけど、十分長さを持たせたセカンダリで、 中低速トルクはかなり上がってると思う。ここまで長いセカンダリを持つ既製品は(現在発売されている物で)フジツボ以外に無い。実際、 NBのエキマニを見ると、NAから見直されて十分な長さのセカンダリを持つ形状へ改良されている・・・と言うか、フジツボそっくり。 トルク型のBPにはこの手のマニがベストだと思う。定番と言われるマキシムは明らかに高回転型。上で盛り上がるので体感しやすい。 逆に、下が盛り上がるマニは体感しにくいので、売りにくい(売れにくい?)。戦力としての適合は、ステージ次第なんだけど、 街乗りなら下があった方が確実に乗りやすく、楽しい。 エキマニ装着前は「上が回るなぁ~」と思ったけど、交換後は「上が回らない?」と感じたほど。低速が盛り上がる特性の場合、 上が回らないと錯覚しがち。逆に、低速が痩せただけでも、上が回るようになったと錯覚する。人間の感覚はアテにならない。 で、そのアテにならない感覚なりに、低速はかなり増えたと感じる。すっごい街乗りが楽。 と言うわけで、交換完了。フジツボマニ、すっごい作りがイイ。びっくりした。 いつかみどり号で使おうと長い間保存してあったメッキヘッドカバー(元青に装着されていた物)を装着。ただ、 メッキのボルトが行方不明・・・出てきたら変えよう。(あ、オイルレベルゲージ折れたんだった・・・) そんなこんなで、全てのリフレッシュが完了した。 ◆インプレ 出力がぐんと上がるようなメニューは一切無いので、おお!速い!とかはないんだけど、リフレッシュされたんだなあ・・・って感じで、 すごく気持ちよく回る。前よりさらに上が回るようになったせいか、下が痩せた様な気さえした。(エキマニ交換後、 下のトルクが出た→上が回らない様に感じてしまう) 後日エキマニを交換したら、下から随分とトルク増えた印象。正直、期待してなかったので、結構変わるモンだとびっくり。 ちょびっと排気量増えたかな、みたいな。ヘッドリフレッシュとの相乗効果か、 5速1200回転40km/h巡航なんかも余裕で出来ちゃう。 前はもっとガボガボドコドコいって5速に入れようって気にはならなかったんだけど。 で、巡航時、オープンで走っててもエンジン音が聞こえないぐらい静か・・・踏むとイイ音がする。レスポンスも良くなったと思う。 クルマの事はよくわからないヨメ様曰く、前よりシフトしやすい、シフトが楽しい、音が変わった、と。
気分ヨシ。 コレは・・・街乗りが楽しい。峠を流してみても楽しい。ロードスターだ!って感じだ。
Tweet Check ▲このページのトップへ ◆このページの固定URL |
「さらにみどり号:NBビル、他」08/07/11(金)※ここでNAにNBメンバーを流用してますがジオメトリがめちゃくちゃになるので流用してはいけません。もし流用するならナックルも含めて全て流用しましょう。リアもナックルが違うかもしれない。結局これは新品NAメンバーを買って戻す羽目になりました(^o^)
引き続きみどり号。 フロントからのゴトゴト音、フラットスポットだと思ってたんだけど、どのタイヤでも鳴る・・・と言うことはハブかなあ・・・ とASSYで交換。タイヤを付けて揺すったりしても全くガタが無いので、正直よくわからない。 前オーナー時に右フロントタイヤを激しく当てており、ホイール、ステアリングラック、アームまで交換してある。で、 メンバーも曲がってた。恐らく、ハブもちょっと壊れてるんじゃないか・・・と思って右フロント交換で賭けてみた。 締め付け指定トルク20kgと、ロードスターの中では1,2を争うほど強烈に締め付けているナットなんだけど (2番はクランクプーリーで16kgか?)、取り外しはKTCの電動インパクト でガツンと一発!簡単に取れた。 すげー・・・余裕のハイパワー。最大トルク30kgは伊達じゃない・ ・・買って良かったと思う一瞬。
締め付けトルクは20kgなので、並のトルクレンチでは無理。おっちゃんがわざわざ家に戻って、 KTCの超巨大トルクレンチを貸してくれた。いつもありがとうおっちゃん・・・感謝。ヨメ様も萌え。 僕のクルマいじりは完全に回りに支えられてるなあ・・・と思う一瞬。 で、まだウマに上がった状態なので、結果は後日。 と言うか、明日猛練なんですけど。(毎度毎度・・・)
で、こんなのも注文。新品フロントメンバーNB用。交換すべく途中までバラしてはみたものの、 思ってた以上にかなり時間がかかりそうだったのと、ボルト注文しそこねてたりで、勇気ある撤退。 強行すると猛練に間に合わない。パワステオイル抜き損だ・・・くぅぅぅ! NBメンバー流用。調べてみた限りでは、「これぐらい交換すれば確実に流用出来る」というハッキリした情報は得られなかったんだけど、 まあ、なんとかなるだろうと進行中。NB用のパワステラックはYNくんに提供いただいた。(感謝) 今のところ ・NAとNBパワステラックでは配管取り出し方向が微妙に違うので、要配管交換 などなど、やってみないとわからない点が少し。ちなみにNBメンバー、流用するメリットは多い。と言うか、 買っちゃったんで何が何でも付ける。(笑) 2万8千円也。 NBビル、リア。仕上げの加工へ。皿の打ち抜きは鼻血が出そうなほど大変だったので、溝切りも含めて匠ことウエダパワーサービスの上田さんにお願いした。 今までバレバレの伏せ字でやってたんだけど、全然かまわんよーとの事なので公開。 (もし何かお願いする時は、必ず事前連絡(電話)の上でお願いします) 相変わらず、置いてあるクルマは強烈。前にはスーパーセブン、頭の上にTE27レビン、その隣にめちゃくちゃ古いアルファロメオ (ジュリアだっけ?)。上田さんの話をちょろっと聞くだけでも、すっごい話がボロボロ出てくる。 で、ビルシュタインをお願いした。 ぐ「この皿をゴンゴンどついて落として欲しいんです」 ゴンゴンゴンゴンゴン・・・カラン・・・ 瞬殺 1本数分・・・アッという間に外れてしまった。 ワタシノクロウハナニ? 圧倒的な力量(技術)の差を感じるヨ・・・ワタシコレデモ10ネンイジョウクルマサワッテルンダヨー。 匠のお言葉
クルマイジりわな~ 繊細にやらなあかんとこと 大ざっぱっでええとこがあるねんな~
押忍!肝に銘じるであります! で、こんな「叩くだけ」の作業にも技あり。見てるだけで盗める所はたくさんある。ガン見。 イジりスキルちょっと上昇。ありがたやありがたや・・・。 皿が取れたので旋盤に噛ませて溝きり。 ショック丸ごと掴める巨大旋盤にセット。 チュイーンと。繊細な作業。ガワは真円じゃないので、慎重に削るんだそう。掘った後軽く面取りして完成。 スバラシー! 毎度毎度、ありがとうございました。さあ、あとは組み付けるだけ。 明日は猛練、参加の皆様、よろしくね~。(日焼け止めの準備や、 タープ(持ってる人は)の用意はお忘れ無く!猛暑だよ!日焼けじゃなくてヤケドになるよ~) ◆変更点メモ 青はハネ無しでタイムがどれほど変わるのか(ダウンフォースが減ってタイムが落ちるのか、リアが軽くなった分上がるのか)って点、 気合いがあればフロントのアンダーパネルも外してみたい。付けてみたい部品もあるけど時間的に厳しそう。 みどりは、ヘッドO/Hとエキマニで多少タイムが上がるのか、冷却系強化で真夏でも水温計振り切らずに走れるか、 NBパワステでスラロームが抜けないか、辺りを見る。ほぼノーマルでセカンドグレードのNA8が基準のM4最速を目指す。 ちなみに、水温計リニア化って抵抗外してワケワカンナイ方向指すようになるんでしょ? みたいな問い合わせがあったんだけど、抵抗じゃなくてツェナーダイオードです! 抵抗とは全然意味が違うよ~。おおざっぱに言えば、70度~120度まで全部「90度!」と言い張らせる部品(ツェナ) を外して動くようにする物。100度そこらで振り切るけど、休ませる目安になればOKでしょ!って物。 水温回りの対策をちゃんとやった青では、真夏でも振り切ることも無くなった。無改造の純正水温が振り切ったら相当にヤバいよ!です。 参考に→「コスパで選ぶNA/NBロードスターで猛暑を乗り切る水温冷却対策決定版(多分 」) Tweet Check ▲このページのトップへ ◆このページの固定URL | トラックバック (0) トラックバックURL: |
「つれづれ車検」08/07/16(水)猛練が終わった。楽しかった。レポート書いた。ほっと一息。
猛練終わって翌々日
・・・・・・あ
車検忘れてた
完全に忘れてた。びっくりした。もう切れてるんじゃないかと思って車検証見たら、あさってで車検切れ。あぶなかった・・・。 慌てて突貫整備。ウォッシャータンクやっつけで取り付けたり、ベルトの警告灯配線したり、 フロントバンパー外してアンダーパネル撤去したり、ヨメ様手書きシフトパターン貼り付けたり。 一通りチェックしたから、本日昼から車検に突入してくる。ダメなら明日があるさ。うんうん。 計測通りならこのままでも通るハズ。今年はエアコンあるから死なないハズ。がんばってくる。 Tweet Check ▲このページのトップへ ◆このページの固定URL | トラックバック (0) トラックバックURL: |
「どたばた車検」08/07/19(土)
慌てて準備を始めた車検。 ほとんどは車検対応のクルマなので、大した作業は無いんだけど、シートベルト警告灯ですこし引っかかった。配線繋げても全く点かない。 ちなみに、警告灯の表示が義務づけられているのは平成6年式以降の話らしいので、 平成5年12月登録のウチのロードスターはギリギリ大丈夫なハズなんだけど、何か言われたらヤだなあ・・・ と思って一応点くよう努力してみる。
NA8Cは3端子出力、NA6のベルトキャッチは2端子、適当につないでも全く点かないのでテスタで調べてみると 車体側は、黒アース、青と赤に12Vが来ている。青と黒の短絡で警告灯が点いた。赤と黒を短絡させても何も起きない。何用だ? 要は、ベルトキャッチは青と黒の常時短絡で、ベルトが刺されば切れれば良い・・・んだけど、キャッチ側は 「刺してない状態で導通無し」、 刺したら数十オームの抵抗が出る・・・コレじゃ点くわけない・・・。 ふと、転がってたNA6用のキャッチが転がってたので、テスタを当ててみると・・・ 「刺してない状態で導通」、 刺したら導通無し。コレなら使える! ・・・ってなんで逆なんだ?(汗) こんな所で役に立つとは・・・。 青に付いてるキャッチは7年ぐらい前にディーラでNA6用くれ!って言って新品購入したもの。 ベルトキャッチのバリエーションはかなりあるらしいんだけど・・・ナゾだ・・・。 と言うわけで車検場。並んですぐ、手書きパターンは通らないかも!というココのコメントをみて、 慌ててテスター屋へ走るも売ってすらいない。テスター屋曰く「書いてれば通りますよ」らしい。大阪はゆるいのかもしれない。 手続きはもう慣れたモノ・・・聞かなくてもわかるようになってきた。簡単簡単。検査ラインは相変わらず超待たされる・・・ので、 何年ぶりかにヤンマガとか買って読みながら並ぶ。イニDの絵が猛烈に汚くなってる様な気がしたのは気のせいか。 今年の車検はエアコンあるからラクショーだぜ! と、2年前の灼熱地獄車検を思い出しつつラインに並ぶが・ ・・・
・・・・・あっついなあ・・・・・・
ロードスターのクーラーって気持ち程度にしか効かないな・・・。(汗)
回りはクルマクルマクルマ、猛暑で完全停止した渋滞並のコンディション。熱風地獄。周辺温度は何度あるんだ? NAロードスターのクーラーは効かない・・・効かないよねえ?みどりも効かない。 ラジエターシュラウドパネル戻し忘れたから、水温も上がる上がる・・・クーラー全開!内気循環!なのに、 ミッションからの熱で相殺されてるというか、やや押され気味。 仕方ない・・・ 秘技ボンネットオープン!
おっ、クーラー効いてきた・・・・
すーずしぃ~。
検査ライン前だと、ボンネット開いててもさほど違和感なし。(笑)
無事、検査ライン突入。 ばっちり付けたつもりのウォッシャー、じゅぶじゅぶと切ないぐらいの飛び。焦る。 ボンネットとタンクでホースを挟んでたらしい。でも通った。 車高、ばっちりチェックしていったつもりなんだけど、フロントメンバーの1本補強バーが一番低かったらしく、コレが1, 2mm足りなくて×。「下におりてきて~」と言われて地下ピット下に入る。初体験。「車高調やんな?10mmぐらい余裕もってあげといで~」 と説明される。親切。恐らく、やたらと重い工具箱の重み分でアウトになった気がする。 このクルマむちゃくちゃガソリン臭いねえ?と言われつつ(キャニスタが寿命なんだ)、後は特に何も無し。測られるかなあ? と思ってたマフラー音量も完全スルー、手書きパターンも問題なかったようだ。ベルト警告灯のこと聞いておけば良かった。 やっぱ見てたんだろうか。
7J+35に205のネオバ。厳密に計測されると通らないらしいので、一応泥よけは持ってきた。 このレベルでも民間車検では断られるらしい。これ、ロードスターのボディライン上の問題で 真上から見たときのこの部分の出っ張りがアウトらしい。純正の泥よけやM2-1028のチョビ泥よけは車検対策なんだとか。 と言うわけで、無事車検通過。また2年走らせるぞ~。 ちなみに、2年で6,000kmぐらいしか走ってなかった。年間3,000km・・・思ったより走ってるような、 全然走ってないような。広島遠征があるから案外伸びるんだろうなあ。 Tweet Check ▲このページのトップへ ◆このページの固定URL | トラックバック (0) トラックバックURL: |
「つれづれ祝日」08/07/22(火)一般的には3連休というコトをまるっきり忘れてた。 祝日、早起きして贅沢な休日を取るプラン。まずは山を走る。いつぶりかわからないぐらい久々に峠道を走るヨメ様。 気を遣うからもう一つお気に召さない様子。猛練のほうがいい!と。いや、そりゃ僕もそうなんだけど・・・ 猛練多くても月1回しか走れないからさ~。 駐車場到着。数台止まってる程度でがらんがらん。ココがかつてミーティングのメッカだった名残は全く無い。 集まりすぎて問題になっちゃったんだよね。道中は民家前もかなりあるから、そういうことなんだろうなあ・・・。 戻って箕面の駐車場、いつものメンバーと軽く挨拶をして下山。最近気に入ってるコーヒー屋の箕面店へ行ってみたけど、 混みすぎててもひとつだった。喫茶店の時間はゆっくり流れれててほしい。
んで、野菜炒めはやっぱ中華鍋だ。自信ついた。5人分も炒めてるとラーメン屋のオヤジが乗り移った感じ。 なんでこうもフライパンと炒め具合が違うのか、不思議だ。フライパンだと焦げちゃうんだよな~。 Tweet Check ▲このページのトップへ ◆このページの固定URL | トラックバック (0) トラックバックURL: |
「つれづれ夏」08/07/24(木)
梅雨も明けてほぼ真夏日和な今日この頃。 上のはベランダからの景色。下には田んぼが広がってる。セミが暴走族並の爆音で鳴きちらしてる。こないだまでは深夜のカエル大合唱。 こういう田舎っぽさがお気に入り。局所的に大自然。 なんにも無いので風がよく抜けて涼しいんだけど、風自体が生暖かくでちっとも涼しくない。結局クーラー使いまくり。 扇風機上に向けて首振って風回しながら、設定温度は28~31度の間。高めなんだろうけど、これでも寒いぐらいの時もある。 お気に入りの川沿い。これまた田舎っぽく、延々と10km以上走れる。途中、臭い工場が何カ所かあるのがネックだけど・・・ 早朝と夕方~夜はほぼ屋根全開で走ってて、全然暑くないし、すごく気持ちいい。日中以外は最高な季節だなあ、と思う。 ◆タイヤ交換 猛練27でショルダーのトレッドが剥離してしまったタイヤ (Sドライブ)を交換した。最近アライメントでもよくお世話になってるタイヤガーデン豊中さんにて。 タイヤガーデンさん曰く、こんな剥がれ方はスポーツタイヤとしてちょっとマズイなあ・・・とのコト。 新品タイヤはキモチイイっ! この黒さ!滑らかさ!(変態) 4本全部変えたいぃぃぃぃぃぃ! (無理) 価格も激安通販ショップと比べて遜色ないぐらいに頑張ってくれるし、タイヤ専門店ならではの技術力を考えれば激安とも言えるほど。 最新のアライメントテスタ完備のお店なので、オススメです。 残りの3本も激しく外減りしてたので、裏組(左右入れ替え)して貰った。コレで結局、最初から残ってるタイヤが2本で5部山、 1本はパンクで交換して8部山、新品1本で10部山、と4本とも山の高さが違う状態になってしまった・・・。 猛練17で装着してから約10回の約1年、街乗りでもかなり走って大体5部山ぐらいなので、これぐらいのペース(たぶんかなり多い方) でも1年は余裕、車検通る範囲できっちり使って1年半ってところかな。猛練(ジムカーナ)は、 モータースポーツの中ではタイヤの負担はかなり少ない。 Tweet Check ▲このページのトップへ ◆このページの固定URL | トラックバック (0) トラックバックURL: |
「NCのアライメント」08/07/27(日)トシユキのNC NR-A (パーティレース公認車両)のアライメントをやってみた。筑波前の整備。いつものタイヤガーデン豊中さんで作業した。 パーティレースとはNCロードスターのNR-Aというグレードのみで行われるワンメイクレース。ほぼ一切の改造が認められず、 フルノーマルに安全装備のみ追加して楽しむ、最も敷居の低く、楽しめる入門レースカテゴリー。(だと思う) ・Party Race Official Web Site(パーティレース公式サイト) これぐらいの車高でどれぐらいの数値が出るのか、ってノウハウが全くないので、 実作業はお任せしてモニタを見ながら相談して進めてみる。 フロントのキャスタは十分付くけどキャンバが全然寝ない。せいぜい1度ちょい。リアのキャンバはこの車高でも3度付くから、 調整幅は十分ある様子。 色々加味して少し実験的なアライメントで決定。たぶんコレでもオーバーは出ないと思うけど、 最悪オーバーキツければココをこう回してねーとマーキングだけ打っておいた。けど、現地報告では全くオーバーは出なかったらしい。 やっぱアンダー。 どう転んでもアンダー。NCはよく曲がるクルマに出来るのかがキモなのかも。ベタベタに下げれば別なんだけど。しかし、 下から構造見たりアライメントやったり、見れば見るほど良くできてるなーと感心する。余裕があればNCも欲しいと思う。
他にもちょこちょこと作業をお願いして、いつもの様に筑波へ走りに行くトシユキ。片道600kmだっけ。ウチ(大阪)からTSタカタ (広島)行って帰ってくるぐらいの距離。 相変わらずタフだなあ・・・がんばれよ~。 Tweet Check ▲このページのトップへ ◆このページの固定URL | トラックバック (0) トラックバックURL: |
「ファクトリーギア 大阪なんば店」08/07/30(水)2ヶ月ほど前、引っ越しの家具・家電を買いそろえる為なんばのヤマダ電機や無印(23時まで開いてる)あたりをウロウロしていた頃。 ぐ:「ファ、ファクトリーギアやあ! 」 目の前に あの ファクトリーギアが出現した。ヨダレモノの高級工具を取り扱う工具専門店。 クルマDIY野郎なら入ったが最後、財布が空になるまで出てこれないであろう魅惑のお店だ。 いつの間に関西に出店していたんだ・・・知らなかった。突然の出会いに面食らう。 時間は閉店間際の19:40。 きっと、入ったが最後
アレも欲しい コレも欲しい くぅぅぅぅぅ・・・コレ下さいぃぃぃぃ!!! (飛び散る万札 or 魔法のカード)
と言う自体は予想出来たので、ココは・・・盆栽が趣味の80代男性ぐらい心を超オトナにして、 見なかったことにして素通りしよう・・・・
・・・としたら
ヨメ様「ええやん、はいろはいろ」
ぬぅぅぅぅぅぅ!!!(複雑) ・・行こう!! (素直に)
店内はやはり、魅惑の工具がどっさり。決して広くない店内に、所狭しと工具が並べられている。オリジナルブランドであるDEENから、 KTC、NEPROS、Snap-on、FACOM、TONE・・・目に毒だ。倒れそう。 トチ狂ってどれかのブランドメガネレンチ全部くれって言ってしまいそうだ。 触ったことが無い高級工具を実際に触れるというのは、ヒジョーに大きな意味をもつ。質感、握り具合、重さ、ラチェットの戻りの重さ。 手の大きさや腕力が皆違うように、工具には好みがあり、合う合わないが必ずある。 高級工具はほとんど店頭売りされていないし、僕がNEPROSを気に入って使っているのも、 たまたま板金屋で色々使って作業していた経験からで。普通はどんなモノかもわからず買うのが大半じゃないかなあ。 工具を見ながらプルプルと子犬のように震えていると、店員の方が話しかけてくれた。気さくにアレコレ教えてくれる。どうやら、 ついこないだオープンしたばかりだったらしい。しかもオープニングセール。高まる物欲。しかし、 引っ越しで財布がペラペラになっている最中なので、ココは大人になって我慢我慢・・・。(でもいつか買おう) 話の中で、ヨメ様がNEPROS大好き(なぜ好きなのかは本人にもわからない)という話をすると、オープン記念で特別に・・・ とステッカーをプレゼントしてくれた。 こ、こんなに・・・イイんですか!ありがとうございます。
せっかくなんで一枚お願いします。
・・・・撮られ慣れてますな。(笑) ありがとうございました~。 (載せるの二ヶ月も遅くなってゴメンナサイ・・・。(笑))
・ファクトリーギア イカした高級工具を実際に触れてじっくり見られる貴重なお店。しかも安いよ!DIY野郎はゼヒ一度行ってみるべし! Tweet Check ▲このページのトップへ ◆このページの固定URL | トラックバック (0) トラックバックURL: |
« 2008年06月 | メイン | 2008年08月 » |