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« 2007年07月 メイン 2007年09月 »

8月03日 『 ロードスターレストア9 ホイール塗装 』ホイール塗るのは大変です。
8月05日 『 ロードスターレストア10 極上デフ 』デフもリフレッシュして搭載。
8月07日 『 ロードスターレストア11 怒濤の仕上げ編1 』穴埋め・さび止め・補修・エンジンルーム。
8月09日 『 ロードスターレストア12 仕上げ編2-内装 』内装を仕上げる。
8月11日 『 ロードスターレストア13 仕上げ編3-外装 』外装仕上げ、最終仕上げ編。
8月17日 『 ロードスターレストア14 最終回 』次のオーナーへ。
8月26日 『 つれづれガレージライフ 』二ヶ月半ぶり。
8月28日 『 ヨメ様、デビュー戦 』ヨメ様、手痛いデビュー戦の巻

「ロードスターレストア9 ホイール塗装」

07/08/03(金)
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追記:プライベートで塗装する場合はソフト99のホイールカラーが手軽でオススメ。
以下は塗装時に必要なモノ。

足付け用の耐水サンドペーパ
密着性を高めるプラサフ (下地には必須)
うすづけパテ

まとめて入手するならセット品も便利。

・ソフト99補修フルセット(ソリッドカラー用) (パール・ メタリック・マイカ用

--------------------
ロードスターをレストアしてみるシリーズ その9 ホイール塗装編

装着するホイールを綺麗に塗装する。モノは正真正銘M2-1001に付いていたパナスポーツ・・・だが、非常に状態の悪いモノ。 完全なつや消し状態で、スポーク傷も多数。リムよりスポーク面が出ているパナスポーツでは、ガリ傷ではなくスポークが削れてしまう。

作業は全塗装の時にもお世話になったFMWさんで行う。「まあ、 ホイール四本ぐらい一人でなんとかなるだろう」と、せっせとセレナにホイールをぶち込み、一人でFMWへ走った。 一人作業で余裕ナシだったので、写真は少なめ。

孤独な闘いの幕開けである。

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慌てて撮ったのでイマイチわかりにくいけど、元の状態。塗装の劣化でツヤが無く、リム傷多数、こびりついたダスト汚れも多く、 普通にボロ目のホイール。コレに、よくぞココまで使い込んだな・・・という完全スリックタイヤ化したガチガチのRE-01が装着されている。

まずはバルブを抜いて完全にエアを抜き、タイヤチェンジャでタイヤを外す所から始める。FMWさんではチェンジャも貸して貰える。(有料)  勿論、そんなのは一度も使ったことはないので、教えて貰いつつ頑張る。

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うっすら見えるトレッドパターン

外した・・・と書くとなんとも簡単だが、1時間以上格闘した気がする。鼻血が出るほど硬かった・・・タイヤ屋さん達の苦労が身に染みる。 FMWのお兄さんにかなり手伝って貰ってやっと出来たと言う感じ。(ありがとうございました) いとも簡単に外す店員さん達・・・ あれは技術なのだな。工賃高いとか言っちゃ駄目です。これとは別にさらに4本、これも「ガチガチに硬化した古い01R」 が付いたホイールも持ってきたものの(このクルマから外して売却した物)、どうにもならない硬さに挫折。リムだけ落として諦めた。 後でタイヤ屋さんに頼んだら、リバースリムだったというオチ。逆からやったら外れません・・・。

タイヤ付けたり外したりは、うっかりするとバルブをブチ折ってしまったり、リムに派手にガリ傷が付いたり、タイヤサイドが裂けたりと、まー・ ・・コレもリスク高い作業ですな。裏組やら何やらでちょくちょくお世話になっているミスタータイヤマン江坂店、 有り難みが凄く増した気分。作業工賃という奴は、自分でやらないとわからない事ばかりだ。

タイヤが外れたので足付けに入る。

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足付け材とスコッチブライト(不織布のやすり)を使って塗装面をきっちりと削っていく。「足付けくらい余裕余裕、 ちゃっちゃと30分ぐらいで全部研いじゃうよ!」ぐらいのノリで挑んでみた。


・・・はい、ナメてました。


複雑な形状で、指先を使って丁寧にやらないと奥まで削れない。指先で力が入りにくいので、削っても削ってもなかなか終わらない。 この足付けがいい加減だと、後で塗装が剥がれたりする。で、リム傷の処理もしなきゃならなくて

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全体的な足付けは終わってマットな状態

こんな風に随所に削れがある。本来ならパテ盛りして成形するところだが、パテ盛り→乾燥→形状修正とやっていては、 時間的に1日ではとても終わりそうにない・・・ので、仕方なく削ることに。断面から見て
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耐水ペーパーで 、削れてる面がわからなくなるぐらい周囲を落として格好を付ける。手作業で。


一心不乱に削り続ける・・・。



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ここまで持ってきた。あまりに深いのは断念したけど、ココまでやればほとんど目立たない予定。細かい羽石傷も含めて、全て削った。実際の所、 削ってる量は微量なので、塗装後見ても全く分からなくはなるらしいが・・・大変だった。

足付けと削りで4~5時間ぐらいやってたか・・・全部終わった頃には、ちょっとだけ伸びてた爪が上下左右にバキバキに割れていた。 マネする人は、爪はギリギリまで切ってから行きましょう。

続いてサフ入れ。

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なんか綺麗に見えてきた。

乾いたらまた綺麗に水で研・・いだと思う。(余裕無くて写真なし)

研ぎ終わったら、塗装に入る。この辺からは早い。結局、塗装という奴は下準備が作業の8~9割なのだね。

既によく覚えていないのだけど、色塗り→色塗り→クリア→仕上げクリアぐらいは塗ったような気がする。一人でやってたのでやはり写真ナシ。 最後にジェットヒーターでブースを強制暖房して乾燥させる。アルミホイールは放熱性が良すぎてうまく熱が入らないらしく、 塗装後自然乾燥で一週間ぐらいは置いておいた方が良いらしい。

塗装は小さなガンを用いて、ちょっとずつ丁寧に丁寧に塗っていく。形状が複雑なのでかなり塗りにくい。 体制や持ち方を工夫しながら塗り進めていく。全塗装の経験が活きて、塗装は随分上手に出来るようになった・・・らしい。

で、完成。

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ビカビカじゃ!!

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新品ホイールと言ってもみんな信じてくれるぐらい、ヌメヌメのピカピカシルバーホイールに生まれ変わった。傷を修正したところは、 一生懸命捜してもほとんど見つけられないぐらいで、十分な仕上がり。色は「シャイニングシルバー」で、FMW社長オススメの 「最も光沢感が強いシルバー」なり。昼間は眩しいほどに光り輝く。

塗装の出来も「これだけ出来れば上等や!」と、あの手厳しいFMW社長(笑)のお墨付きを頂いた。かなり嬉しい。 お礼を言ってFMWを後にする。

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夕焼けが綺麗でした。(信号待ち中)

AM10時頃から作業して、帰る頃にはすっかり日も暮れ18時過ぎ。一人でやるモンじゃなかったと思いつつ、綺麗に出来たので割と充実感。 心地よい疲労感と共に帰宅。

かかった費用は、タイヤチェンジャ使用料、廃タイヤ代、塗装費用全て混みで14,800円だった。

タイヤ組み付け
塗装から約三日寝かせ、タイヤを取り付ける。出来ればもう少し寝かせたいけど、スケジュールの余裕も無いので三日とした。 セレナの車内で三日寝かせた為、車内はシンナー臭で大変なことになってしまった。

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組むタイヤは195-50-15のSドライブ。普通に街乗り、ちょっとスポーツ走行ぐらいに丁度良いタイヤだと思う。静かだしね。 何せ新品タイヤは安全・安心だ。

で、組んで貰った。

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うーん、綺麗。やはり新品タイヤは良いなあ。真っ赤なボディにさぞ栄えることだろう。

完成まであと一息!3月初めのお話。


つづく。

ココからは弱ハイペース「ロードスターレストア集中更新」で行きます。エンディングまで1日おきに追加予定。 お楽しみ。






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「ロードスターレストア10 極上デフ」

07/08/05(日)
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ロードスターをレストアしてみるシリーズ その10 デフ載せ替え編

この車両、もともとモータースポーツに使っていたらしく、デフは機械式が入っている。「フルノーマルで限りなく新車のロードスター」を作るにあたって、 バキバキ言う機械式は不要。と言うことで、とあるルートでNA8シリーズ2のトルセンLSDデフ(4.3ファイナル)を手に入れた。 使用5万キロ程度の良品。トルセンLSDは限りなくメンテフリーな上に、街乗りからモータースポーツまでこなせる素晴らしいLSD。 NA6のビスカスとは全く比較にならない。円も描けるしドリフトも出来るしタイムも出る。 ちなみに、僕のクルマも純正トルセンLSD(シリーズ2物の4.3)のまま。

※お遊び程度なら十分出ると言う話。 機械式LSDとトルセンLSDでどれぐらい差が出るかはこれからテストしていく予定。

が、届いてビックリ。かなり見た目の悪い物だった。

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デフマウント圧入
デフマウントを外したケースを持って、某所へ。某氏の協力で大型プレスを借りての圧入。 >ありがとうございました デフマウントは純正ノーマルの新品。付けようと思って買って置いてあったモノ。

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こんな感じでにゅるにゅると押し込んでいく。割と簡単に入るモンだな・・・という印象。ガワと6tダルマジャッキぐらいで何とかなるかも。

綺麗になった!!
その後、ブラスト作業、清掃、塗装、ドライブシャフトシール交換、ボルト類を新品交換、バックラッシュの点検調整の末・・・ ボロいデフは蘇って帰ってきた。

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綺麗なデフだ!!

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塗装バッチリ。ボルト類新品。

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デフマウント純正新品

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あれだけ腐食してたケースもブラストでここまで綺麗に

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ドラシャシールも新品!!

ここまで綺麗にするのはさぞ大変だったと思う。休日を何日も費やして仕上げてくれた。コレなら安心して搭載出来る。
デフをを載せる
さらに後日の話。ボルトンに協力して貰ってデフを積み替える。・・・というか、ほとんどボルトンがやってくれた。申し訳ない。 ボルトン有り難う!! (エストレヤ復活日記好評連載中・・・なんか凄い事になってる(笑))

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下回りで頑張るボルトン

ついでなので、あまりに程度の悪かった純正マフラーを撤去し、手持ちのまあまあ程度の良い純正マフラーを装着。 マフラーハンガーが強化品だったので、これも「何故か持っていた新品純正マフラーハンガー」に全て交換した。 みどりに使おうと思ってたんだけど・・・まあいっか。

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新品ハンガーと強化ハンガー

マフラーハンガーは、再利用する予定がないなら問答無用で切ってしまうのがオススメ。 古くてガチガチに硬化した強化ハンガーでも簡単に外せる。強化ハンガーはマフラーが揺れないのと引き替えに車内騒音や振動は増えるので、 必要に迫られない限り純正の方が良い。フレッシュゴムで快適に。

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赤いのは全塗装のなごり

取り外した純正マフラ。ここまで程度が悪くなるのは珍しい・・・ちなみに、ステンだからと言って錆びないワケではないらしい。 ステンの種類に寄るのだとか。純正マフラは錆びる部類のステンらしい。

サビが酷いのはこのマフラーだけで、車体の方は綺麗なもの。もしかすると、交換してた社外マフラーを外して、 その辺に転がしてあってた純正を付けて売却されたのかも知れない。

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濱口風だ。実は結構必死。(デフって重いのよねえ)

無事、デフ取り外し。

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降ろしたデフはやっぱり赤い。

ピカピカデフと旧デフ。サイドフランジを入れ替える。特に難しくなく、こじったり叩いたりすればスポっと抜けて、 あとはゴムハンマーでこんこんと叩いて入れるだけ。

見えない部分なので写真が無いが、無事積み込みも完了。なんだかんだで結局朝から晩までかかった。ボルトンに感謝。 色んな物がリフレッシュされ、走りはとても上質になった。車内も静かに。当然バキバキも言わない。


まだまだ続く。






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「ロードスターレストア11 怒濤の仕上げ編1」

07/08/07(火)
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ロードスターをレストアしてみるシリーズ その11 怒濤の仕上げ編1 - 修理・補修・エンジンルーム

この日は3/14。車両を買ったのが1/13。約2ヶ月が経った。目標は3日後に迫った猛練でデビューさせる事。 これまでかなり詰め込んで毎日の様に休むことなく作業を続けてきたが、いよいよ3日前になってしまった。時間的に、 寝る暇も惜しんで進めるしかない。正に気合いと根性なハードコアクルマイジりが幕を開けた。全てはオーナーの笑顔の為・・・ と、皆をビックリさせる為。

ココからの作業は、阿吽さんの所で注文した8万4千円分にも及ぶ純正新品部品(約40点)と、 各地から取り寄せた外装品や内装品の組み付け等、全てを仕上げに持っていく作業。 純正部品とその他部品でセレナは荷物満載2シーター仕様。 コレを全部組み付けるのかと思うと少し目眩がした。 読みやすさ優先で編集したので多少時間軸が前後するけど、気にせず読み進んで欲しい。 ロードスターレストア11~13の3部に分けてある。

※出てくる部品の値段は時価なので参考程度に。部品番号も参考程度に。

難易度は3段階評価で個人的な感想。
「1」・・・ 誰でもできるハズ
「2」・・・ 頑張ればなんとかなるハズ

「3」・・・ 途中で挫折してお店に助けを求める可能性有り
と言う感じで、挑戦したい方は参考程度に。

ちなみに、たまに出現する従兄弟のTくんは暇を持て余す?現役高校生。間に合いそうに無かったので、バイト君として雇った。

サイドステップの穴を埋める(難易度1)
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このクルマには純正サイドステップが付いていた。純正品質な為、サイドシルに大きめの穴を開けステー止め、ガッチリ固定されていた。 こういう穴は簡単に埋める術がない。溶接穴埋めは錆びる可能性も高い。

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こんな感じで沢山開いている。

で、なんとかならん物かと散々悩んで調べまくったあげく、やっと見つけたのがコレ。

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電子部品のホールプラグという奴。

TAKACHI(タカチ電機工業) 【HPL-10】HPL型ホールプラグ
TAKACHI(タカチ電機工業) 【HPL-8】HPL型ホールプラグ

マルツパーツ館WebShopにて購入した。で、 どちらを使ったか忘れてしまった・・・念のため二種類取り寄せた。webで詳細な寸法が出ているので、 何かに応用したい方はそちらを参考にして欲しい。で、コイツをタッチペンで塗装して・・・

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穴にはめ込む。

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バッチリ!!

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違和感なし。お手軽補修としては十分なクオリティ。

走行中に抜けちゃうかなあと思って試しにはめ込んでみたら、全く抜けなくなって焦った。それぐらいバチリと強力にハマっている。 補修完了!!

サビの処理(難易度2: 面倒くさくて投げ出しそうになる)
ロールケージ取り付け穴やどーだバーが付いていた部分の処理をしていく。

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こんなのを、手作業でせっせとサビ落とししていく。表面に浮いたサビなのでほとんど問題ないものの、放っておくワケにもいかない。 綺麗に除去するのは非常に面倒でココロが折れそうになる。

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サビが取れたらジンク(亜鉛)スプレーで処理していく。サビ処理に関して素人が施工可能な一番確実な方法はコレ。 サビに関してもかなり調べたつもりだけど、サビ学はかなり面白い。これからクルマと付き合っていく上で重要な知識だし。で、 とにかくキモはジンク(亜鉛)という話に落ち着く。

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サビの浮いてた部分は全て処理。

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乾いたら、ボルトとコーキング材で全て埋めていく。リアはステンレステープ&ガムテープで埋めた。処理完了!!

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ヨメ様も手伝ってくれた

ライトベゼル装着(難易度1)
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ロードスターの顔になった。右は少し傷があるが、まあ良しとしよう。

エアクリ交換&ボックスの修理(難易度2)
・エアクリーナー B6S7-13-Z40 3,000円
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新品(左)と、右の写真に写ってないかのように朽ちているHKSのエアクリ。フチのゴムが劣化してえらい事になっている。これ、 そのうち吸い込んじゃうんじゃ・・・。

で、試乗したときから毒キノコみたいな激しい吸気音がするので、何でだろうと思ってたんだけど、 ふと思い立ってエアクリボックスを外したら判明。

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軽量化されたミニ四駆の様になってた。ここに穴を開けてもエアはちゃんとフィルタを通るので問題はない。効率も、 もしかしたら良くなるのかも・・・だけど、シュゴシュゴうるさいので直す事にする。

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穴のフチを綺麗に処理してステンレステープで全部埋めた。エアクリを交換して、元に戻して補修完了!!

予想外の補修だった・・・。

オイルレベルゲージ交換(難易度0)
・BPE8-10-450 780円
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熱で劣化するのでよく折れてる部分。差し替えるだけ。

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ぴかりーん

難易度0。交換完了!!

ラジエターサブタンク交換(難易度1)
・B61P-15-350D 3,320円
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年数が経つと色素沈着を起こして入ってるのか入ってないのかもわからなくなってしまうサブタンク。 うっかり捨ててしまって生茶ボトルのお世話になってた。

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生茶リザーバタンク

全塗装の粉が凄いので、少し掃除してから取り付ける。赤い粉が乗ってるだけなので、拭くだけで綺麗になる。

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手の届くところだけ

で、装着。

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うーん。綺麗。新しいタンクは、キャップの色が白だ。黄色が旧キャップ。

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ついでにタワーバーなども取り付け、ちょこっと掃除した。交換完了!!

エンジンルームはほぼ完成。内装仕上げ編につづく。






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「ロードスターレストア12 仕上げ編2-内装」

07/08/09(木)
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ロードスターをレストアしてみるシリーズ その12 怒濤の仕上げ編2 - 内装

その11から3回に分けてお送りする仕上げ編の第2話、内装編。

クラッシュパッド交換(難易度2:パワープレイで乗り切ろう)
・N001-60-350 00 ブラック 17,700円
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年数が経つと色が褪せ、上の写真のように変形してばっくり割れたりする。予算の都合で一番目立つココだけ交換する事に。

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取り外しにはセンターコンソールからメーターフードまで取り外す必要がある。 爪があってグローブボックス内から多少はアクセス出来るんだけど・・・結局よくわからなかった。引っ張れば取れる。ややパワープレイ。 爪は折れたりするが、この年式だと多少は仕方がない。

取り付けはシーラーをうにょうにょーと塗り、付ける。純正もシーラーで同じように付けてある。あとは押しつけるだけ。

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マットな質感。凄く綺麗。新車ってこんなんだったんだなあ・・・と妙にテカテカしてる自分のクルマを見て思う。割と値は張るけど、 日々目にする部分なのでかなりオススメなリフレッシュだと思う。交換完了!!

グローブボックス交換(難易度1)
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初めて乗ったとき、開けたら下に落ちたというグローブボックス。中古の良品に交換。特に意味はないが、M2-1028のボックスらしい。 鍵の移植をうっかり忘れて(移植出来たのだろうか・・)廃棄してしまったので、鍵はかけられなくなってしまったが、まあ良しとしよう。 使ってる人見たこと無いし。完了!!

フロントサイドトリム交換(難易度1)
・N001-68-390 00 (L) 1,170円
・N001-68-370 00 (R) 1,170円
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足下の内装パーツ。あってもなくても・・・という感じはするけど、やっぱりあった方が良い。どーだバー装着時に撤去された様だけど、 安い部品なので新品を取り寄せた。(何故か中古を見かけても1枚1,000円ぐらいする) ちなみにコレはNB用で、 NBウェザーストリップと綺麗に付く。交換完了!!

内張&シーミングウェルト交換(難易度1)
・シーミングウェルト NA01-68-911 00 480円(左右で二つ必要)
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こちらもどーだバー装着時に撤去されていた内張。コレがないと車内がうるさくなるのとボロ度が加速してしまうので、必ず付けておきたい。 中古NB用良品を投入。加工も無く普通に付き、オマケでベルトホルダーが付く。シーミングウェルトは、フチに付いているゴムっぽい部品。 年数が経つと波打ってきてボロっぽさが出てしまうので、変えると気分良し。装着完了!!

ちなみに、ブレースバーを付ける切り込みを開けるのを忘れたが、とりあえず無しでも特に問題無い(フツーの人では、 あっても無くても気が付かない)という判断でそのままにした。

掃除&フタ(難易度1)
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洗車スポンジ膝当てが両面テープで取り付けられていたダッシュボート&センターパネル。ココはヨメ様に丸投げで頑張って貰った。

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地道な作業

で、写真が無いのだけど・・・

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綺麗になったところで、フタを付けて完成。十分綺麗になった。ちなみにフタは

・サイドカバー NA01-64-912 00 250円

なり。完了!!

エアコンパネルの交換(難易度2)
・モードコントロールプレートパネル NA01-61-C04A 1,490円 (エアコンパネル)
・ファンスイッチノブ NA01-61-193 670円 (風量ダイヤル)
・ノブNO.1 NA01-61-191 330円(×3) (つまみ)
・エアコンノブ NA01-61-197 1,150円 (ACスイッチ)
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かなり年季が入って日焼けで黄ばんでしまったエアコンパネル。リフレッシュしようと値段を調べてビックリ。パネルだけならかなり安い (1,490円)。褪せてる車両も多いと思うので、この値段なら気楽にリフレッシュしても良いんじゃないかと。 あまりに安いので実は品番間違ってるんじゃないかと思った。

ちなみに、エアコンノブ(ACスイッチ)は部番を調べても見つけられず注文出来なかったのでココだけ未交換。上のは後でわかった部番。

まずは、ちゃっちゃとバラす。ノブは下からネジ止めされている。

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で、エアコンパネル。ちゃんとパネルが届いた。

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綺麗だ~

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風量パネルは大好きな3M製。

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風量ダイヤルも使用感無くて良い感じ。

で、取り付けは特に難しいことは無く・・・ちゃっちゃと付ける。

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新車の質感!!(新品だしな) 初めて見た。

A/Cダイヤルだけ古いままだけど、まだ綺麗な方なのでさほど違和感は無いかなと。まあ、変えたくなったら引っこ抜くだけなので簡単だ。 交換完了!!

消音材(難易度1)
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・サイレントパック H001-64-493 240円
・チェンジブーツパッド FB01-64-495 130円

無かったので追加。あると随分静かになる。巻き付けて刺すだけ。完了!!

オーディオ装着(難易度2)
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前のオーディオはCDが出なくなっていたので新調。予算と利便性の兼ね合いで決めたのがALPINE CDA-9885Ji。 C/Pを含めたipodとの親和性が最も良さそうだったのが決めて。繋いでおけば勝手に充電、エンジンスタートで勝手に再生、 コントロールや曲名表示も全てこのヘッドユニットで出来る。オーナーはipodを持っているので、これなら機嫌良く使えるだろう。

センターパネルも含めて一通り取り付けた。
 
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うーん・・・イイ感じだ。値段の割にデザインも大人しくて好印象。完了!!

メーター周り(水温計リニア化、ETC取り付け、清掃)(難易度2)
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水温計は動いた方が良い。モータースポーツで少しでも使うなら必ず動いた方が良い。なので、予め加工しておく。

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適当な銅線でツェナダイオードを短絡させるだけ。この状態では少し過敏に反応するけど、さほど問題なく「振り切ったら休める」 と覚えておけばよい。ちなみに参考程度ではあるけどノーマル車両の場合、真夏・真昼・炎天下の渋滞・エアコン使用・・・と最悪の条件だと、 振り切る。少し流れれば下がってくる。夏場の猛練本コースだと、本コース3本ぐらいで振り切る(高速設定なので、 水温的には優しい=ラジエターによく風が当たる)。なので、「たぶん」振り切って100度ぐらいかと想像している。ちなみに、 純正状態だと上記条件で真ん中からピクりとも動かない。コレでは暖まってる事ぐらいしか分からない。

水温(冷却)対策は、昔書いた「NA/NBロードスターの水温冷却対策決定版!(多分)」あたりを参考にして欲しい。 対策後は、まず振り切るような事はない。

で、

面倒くさいのはココからで、適正水温で中央位置に来るよう何度かバラして組み直さないといけない。

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アイドリング状態で大体この位置になるよう調整した。

ついでにETC車載器も搭載。アンテナはメーターカバー内に内蔵させ、電源はエレクトタップ類は一切使わずオーディオ配線からきちんと分岐。 書くと簡単だけど、割と時間がかかるんだよねえ・・・アンテナはガラスに貼り付け、本体はダッシュ横に貼り付け、 エレクトロタップ使えば10倍早く終わると思う。

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最後にプレクサスで表面を綺麗に仕上げて完成!!

フロアカーペット交換(難易度2.5)、他カーペット交換(難易度1)
・フロアカーペット N066-68-670C 02 ブラック 30,600円
・リアエンドマット 6,510円 背中部分のカーペット
・リアトレーマット 16,600円 幌下のカーペット
・ファスナー G032-68-865A 00 90円(沢山必要)

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特別めちゃくちゃ汚かったワケでは無いのだけど、やはり年式相応の使用感はあったので交換する事に。コレは、 新品ではなくNB3の中古極上品が見つかったのでソレを入れた。3つとも平成15年製で新品の様なモノ。ファスナー類は全て新品を使った。

取り外しは、正規の方法ではダッシュボードまで外すが、無茶苦茶時間と手間がかかるので、ざっくり切ってしまう。 この方法でやっても全く問題無いのは青い方で実践済な為。

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ざっくり切って

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取り付けるNBフロアマットの準備をする。(フロアの掃除やサビ処理・穴埋めなんかはココで全部やってしまう)

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干渉部分を切る。ダッシュボードが来る部分ギリギリまで切らないと入らないと思った方が良い。素材がかなり硬いので、 1cm程度ダッシュに潜っていればまずズレる事はない。NBはフロア形状が若干違うので、少しフィッティングの悪い部分もあるが、 気にならない程度。

リアのマット類はファスナーがやたらと多いぐらいで、特に難しい事はない。

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新しいマットは車内の雰囲気ががらりと変わってヤレた雰囲気も一掃。良い感じ。交換完了!!

シート装着
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暫定装着する借り物シートの清掃を頑張る従兄弟のTくん。

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ひとまず、暫定で借り物のNB1シートを装着。完了!!

スカーフプレート交換(難易度2)
・フロントスカーフプレート NC10-68-710D 02 (右) 1,180円(NB用)
・フロントスカーフプレート NC10-68-720D 02 (左) 1,180円(NB用)

最初についていたステンレススカーフプレート、使い込まれてかなりヤレている。また、外すときに大抵曲がってしまうので、 綺麗に付かなかったりもする。NB用の黒いスカーフプレートはタダのプラスチックではあるけど、割と質感も良くて安いので、 流用して付ける事にした。

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この白い爪がNAには刺さらないので、綺麗にカットして平らにする必要がある。

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処理はTくんに丸投げ。

処理できたら、両面テープを張って取り付け。

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おおおー・・・イイ感じ。

が、実はドアから出ているボルト二本が微妙に干渉していた。二カ所、小さな傷が付いている。 完璧に付けるにはドアから出ているボルトをサンダーで削って短くする必要があるが・・・まあ、 注視しなければわからない程度の傷しか付かないので、このまま行くことにした。取り付け完了!!

フットレスト交換(難易度1)
・フットレスト N066-43-041A 880円 (NB2用)
・ペダルカバー B092-43-028 460円 (2個必要)

NA~NB1までのフットレストは妙に高さがあり、足の曲がりがキツく、やや不自然。で、NB2から20mmほど高さが低くなったので、 コレに付け替えている人が多い。

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が、オーナーはかなりのちびっ子なので、後から考えれば変えなくて良かった様な気もした・・・身長次第かも知れない。 とりあえず完了!! 写真が無いけど、新品ペダルカバーも付けた。ペダルカバー交換のコツは昔書いたココ参照

フロアマット装着
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社外品の新品投入。C/Pは十分だと思う。完了!!

ステアリング装着
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室内最後のパーツに花を添えるステアリング。赤いボディに栄えるであろう、赤ステッチ&パンチグレザーのNARDI SPORTS TYPE-Aを選んだ。これで、内装がほぼ一段落。シフトノブはマツダスピードのカーボンノブを装着。予算の都合で交換出来なかった所は、 手持ちのケミカルを最大限駆使して、出来る限り掃除して綺麗にした。

こうして出来上がったあまりに綺麗な車内は、 靴を脱いで上がらなきゃいけない気がしてしまうほどの新車感。勿論、全部が全部新品なワケではないので、 細かく見れば年式相応の部分もあるけど、限られた予算内では十分過ぎる程綺麗になったと思う。さらに、 このクルマが完成する最後の内装パーツが2ヶ月後に装着される事は、まだ誰も知らなかった。


仕上げ最終編(外装)につづく。






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「ロードスターレストア13 仕上げ編3-外装」

07/08/11(土)
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ロードスターをレストアしてみるシリーズ その13 怒濤の仕上げ編3 - 最終仕上げ、外装編。

その11から3回に分けてお送りする仕上げ編のラスト、外装編。


ドアウェザーストリップ交換(難易度3)
・ドアウェザーストリップ(右) NA01-58-760J 5,300円
ロードスターでモータースポーツ&DIY
切れてた

ロードスターでモータースポーツ&DIY
ガラスの上下でぴろぴろと・・・

切れてたドアウェザーストリップを交換する。コレ、実は凄く大きな部品で、交換はちょっと厄介。値段も高いので切れていた右だけ交換。
ロードスターでモータースポーツ&DIY
ヘタなイラストでアレだけど、こんな感じでぐるりとドアを一周している。取り付けは、潤滑剤をたっぷり使って矢印の方向にまず差し込み、 周りを止めていく様な感じ。てっぺんにビスが一つだけあったと思う。自分は上手く出来ずにかなり苦労した部分。 ドアの中から引っ張ったりパワーウィンドウ上下させたりで、必死で差し込んだ。潤滑剤不足だった気がするけど、 入らず挫折する人も出る気がするので難易度3指定。

ロードスターでモータースポーツ&DIY 
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綺麗に付いた。取り付け完了!!

アウターウェザーストリップ交換(難易度2)
・NA01-58-810D右 NA01-59-810D左 片側3,200円
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大抵の車両でガサガサに朽ちているドアのモール。例に漏れずコレもガサガサ。取り外しは前後のぽっちりを外すだけで、 後はクリップで留まってるだけ。クリップの差し込みにさえ注意すればok。

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外したときに、丸で囲った部分に潤滑剤を流し込んでおくと、グリスが朽ちてしまってる車両の場合はガラスの昇降が凄くスムーズ& 速くなるのでオススメ。とりあえず、モールを外したらシューっとしておけば間違いないと思う。

で、パチパチと組み付ける。

ロードスターでモータースポーツ&DIY 
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気分良し!! 交換完了!!

リアーベルトラインモール交換(難易度2.5:手こずると危険)
・NA01-R1-750E 6,220円
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アウターウェザーストリップと同じく。年数が経つと朽ちてボロ感がでてしまう部分。幌が外れていないと交換出来ないので、 幌交換のついでにやってしまうべき。ボルトが多く、ブチルゴムで強力にくっついているので、面倒くさい部類の作業。 ブチルは綺麗に除去しなくてはいけない。

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ねちゃねちゃじゃああ~~

コレの除去はかなり面倒くさい。根気よくやるしかない。

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折り曲げたり出来無い為、新品はこのように畳一枚ぐらいの巨大な箱に入って届く。

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取り付け時は、センターに出ているボルトを目印にはめ込む。センターのみナットで止め、他はボルト止めなのでわかりやすい。 新品モールには既にブチルが付いているので、一度はめ込んで失敗するとゴムが残ったり糸引いたり修正できなかったりで泣きそうになる。 (なった)

上手いこと位置が合わせられたら、ゴムハンマー片手に打つべし!!打つべし!! で、装着完了。

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ベルトラインモールを外して全塗装したので、当然ながら凄く綺麗につく。コレならフチからパリパリ剥がれることも無い。ボロさ皆無!! 装着完了!!

ベルトラインモールを変えるならついでに変えておきたい部品(難易度1)
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サイドウェザーストリップ 810円
・NA01-R1-721C ( R )
・NA01-R1-731C ( L )

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交換完了!!

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ベルトラインモールプロテクター 690円
・NA01-R1-741B ( R )
・NA01-R1-742B ( L )
 
こういう細かい所で新車感。

フロントヘッダーウェザーストリップの交換(難易度1)
・NC10-R1-711D 6,680円
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通称ウェザーストリップ。年式的に無条件に交換しておきたい部分。雨漏り対策済のNB用を採用。ちなみに、 NB用はちょっと短くて下が足りなくなるが、 NB用のスカッフプレートを付ければ長さもぴったり合う。取り付けは、 ネジ2本とファスナーのみ(だったと思う)で、基本的にはハマってるだけ。フチが両面テープで止まっている。 取り付けのコツはこの両面だけで

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ちょびっとだけ出して取り付け・・・

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で、ぺりぺりーと剥がして、押しつければ綺麗に付く。交換完了!!

幌の取り付け(難易度2.5:すんなり入らず、毎回微妙に大変)
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畳んであったのを付けた直後なのでしわしわだけど、NB3(平成15年製)の極上物ASSY。それなりの値段ではあったけど、 新品を買うよりはるかに安く、ウェザーストリップやトップロック、幌骨も全て新しくなるのでお買い得だった。黒々としてとても綺麗。 これぐらい新しければレインレールもそのまま使える。交換は一人ではキビシイので、ヨメ様と二人で取り付けた。交換完了!!

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ガラス幌に張ってあったシール剥がしは
Tくんにお願いした。

ワイパー補修&交換(難易度2)
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大抵錆びちゃうワイパー周り。アームは補修で復活させ、ゴム&ブレードは新品を使う。

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せっせと足付けを頑張るT君。風当て?は、腐食が酷いので使わない事にした。

で、ちゃっちゃと塗装して取り付け。

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慌ててやったせいで少し塗装をミスってしまったが、まあまあかな・・・完了!!

「塗装は焦ると必ず失敗する」 教訓。

ショートアンテナ取り付け(難易度1)
古びた電動アンテナから、ショートコイル式アンテナへ。ココは数少ないオシャレポイント。外装で唯一の社外品かな。 NAは電動の太いアンテナじゃなくて、ひょろっとした細いアンテナが似合うと思う。

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純正マニュアルアンテナベース&ショートコイルアンテナ。RS FACTORY STAGEさんで購入。ちゃっちゃと付ける。

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うむ、お洒落!! 幌もシワが延びで綺麗さが際立つ。取り付け完了!!

フロントバンパー周り&バンパーシール装着(難易度1)
・バンパーシール NA75-50-0K7A 510円

バンパーシールとは、俗に言うラジエター同風板の事。せっかくなので新品を入れてみた。安いしね。

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バンパー取り付け部に付いているセットプレートを戻す。全塗装時に外してあった。セットプレートは再利用して、 出来る限り綺麗に掃除しておいた。バンパーが付いた状態でも、隙間を作るだけで装着可能だった。バンパーシールは特に難しいことなく、 パチパチと付けるだけ。

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ラジエター前の部分(シュラウドパネル)を塗ったのは拘りだったんだけど、こうして見るとやはり栄える。面倒だったけど塗って良かった。 新品のバンパーシールも気分良し!! 装着完了!!

ウォッシャーノズル交換(難易度2)
・NC11-67-510 ( R )  980円
・NC10-67-510 ( L ) 980円
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ピンボケで失礼

例外なく朽ちているウォッシャーノズルのゴム部分。NB用に交換する。ノズルを外すのに少しコツがいる。付けるのは簡単。

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形も少しスマートに。装着完了!!

カウルグリルプロテクター交換(難易度2)
・NA01-50-792A 1,080円
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カウルグリルプロテクターとは、ワイパー下のカウルグリルに付いているゴム。カウルグリルには若干ヒビなどもあったので交換したかったが、 予算の都合でゴムだけ変える事に。ちなみに、フタは注文し忘れた・・・。

綺麗に掃除して、ゴムを張り替えて装着。ほとんど出ない部品の為か、このゴムの両面テープはほとんど粘着力が無い。 フチはちょっと浮いてしまうが、まあ仕方ないか。

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でもやっぱ、良いモンですな。装着完了!!

インナーフェンダ装着
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全塗装時に外してあったインナーフェンダを戻す。

EUNOSエンブレム装着
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EUNOSエンブレムの両面テープ除去を頑張るTくん。

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エンブレムを装着。あえてEUNOSだけにしてみた・・・のは、EUNOSエンブレム下は位置決めの穴が開いている為。 Roadsterの方は開いてない。赤いボディによく栄える。

フロントマスコット装着
・N001-51-730 4,780円
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ヨメ様による丁寧なシゴト(実はかなり手先が器用)

フロントマスコットとは、バンパー中央のEUNOSエンブレムの事。約5千円という値段にビビってしまったけど・・・ ここはあえて装着しようと。誇り高きEUNOSの証。位置決めピンをカットし(穴がないので)、 3Mの耐久性が高そうな両面テープを円形に成形して貼り付けた。

位置決めにはマスキングテープなどを駆使し、慎重にセンターを出して貼り付けた。

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うーん・・・良い感じだ。装着完了!!

ホイール装着
最後のパーツ、塗装したホイールを装着する。

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すっげー似合う!! バッチリだ!!

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まだ完全な完成ではないが、この時点である程度の格好は付いて自走出来る状態に持って行けた。引き渡したオーナーはとても喜んでくれた。



14日の夕方から作業を初め、寝る以外の時間全てを作業に費やし、連日の作業でぐったりしながら17日の深夜1時に完成した。 そしてその5時間後には舞洲へ向かい、3月17日に行われた猛練18でみんなの前にデビューしたのだった。 光り輝く新車の様なフェラーリレッドのフルノーマルロードスターとして。

後日、オアシス直前に、少しヒビの入っていたフロントガラスを中古の良品に交換し、新品のフロントガラスモールを入れた。これで外装は完成。

そして、5月13日に行われたオアシスロードスターミーティングで、このクルマを完成させる最後のパーツである「シート」が装着された。 (オアシスレポート

ロードスターでモータースポーツ&DIY
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ユアブランドさんと協力し、ついに完成となった純正シートレストアキットの初装着車両に。しかも、高級本革気穴付きパンチングレザー仕様。 真っ赤なボディに、レッドステッチ&パンチングレザーで統一された内装。手前味噌ながら、「こんな限定車あったっけ?」的な、 フルノーマルで限りなく新車っぽいけどひと味違うロードスターが出来たと思う。

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ユアブランドデモカーとして展示され「なんだコレ!?新車か!?」と道行く人々に言わせる程の車両にまで持って行けた。 クルマも喜んでるんじゃないかなあ・・・。

多くの友人達やヨメ様による無償協力と、自分の2ヶ月という期間を費やし、工賃pricelessだから出来たこのロードスター。 工賃換算出来ない程の時間がかかっている。そして、この経験で世の中の工賃の意味を身をもって理解出来たと思う。

最終的にオーナーから「余った分はお礼として貰って」と予算10万円が上乗せされたが、 我々はお金を目的にこのロードスターを制作したワケではないので、そのお金は全額レストア費用へ回した。コレは、 見返りを求めての作業ではない。僕とヨメ様は「オーナーに機嫌良く楽しく乗って貰う為」。ただ、それだけの為に動いた。 だからココまで出来たんだと思う。

プロに任せる
いくら自分がロードスター好きであっても、貴重な自分の時間を割いて"見ず知らずの他人"のロードスターを触ろうとは思わない。それだけ、 クルマを触るという行為は相応の技術、時間、体力、忍耐、を要し、大きなリスクも伴う。よほどのクルマ好きで自分のクルマは触れても、 人のクルマの面倒を見るのはさらに高いハードルがあると思う。

「やってみたいから自分でやる」「人に任せるのがイヤだから自分でやる」「時間はあるけどお金が無い」 「納得いくまで時間をかけて自分の理想を通したい」「ロードスターの事をもっとよく知りたい」等々、 自分でロードスターを触る理由は人それぞれだと思う。どれも人それぞれの楽しみ方、付き合い方で良いと思う。ただ、「払う工賃(お金) が"勿体ない"」と言う理由でやるものではないと思う次第。自分でやる為に何か道具を買えば、その置き場や整備する環境も必要になる。 作業を失敗すれば通常の何倍ものお金が必要になる事もある。工賃には正当な裏付けがあり、技術・時間・体力・忍耐・ リスクの対価としては十分安いモノだと思う。出来ないからプロに任せるという選択・・・は、長くクルマと付き合っていく上では良い選択、 必要な選択の一つだと、長いDIY経験や今回の件で感じた次第。何でも自分でやっていると、そのうちツラくてツブれてしまうと思う。幸い、 ロードスター関係には良いお店が多いので、安心して出せる環境も整っている。



ボロかったロードスターのレストアは、これで終了した。

しかし、もう少し続きがある。

次回、最終回につづく。






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「ロードスターレストア14 最終回」

07/08/17(金)
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・8/22更新:新オーナーが決まりました。 ご協力頂いた皆様に感謝します。有り難うございました!!
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ロードスターをレストアしてみるシリーズ その14 最終回

3月にオーナーへ引き渡してから約5ヶ月経ったが、諸事情により手放すとの事。
納車後に乗った回数は5回。猛練3回とオアシス1回、中古車屋さんのお礼に出したのみ。このロードスターに何か問題があったワケではなく生活の変化で維持が難しくなってしまった。人生色々なので仕方ないのです。車検は今月末まで。

無事、新オーナーが決定しました。

ロードスターでモータースポーツ&DIY
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2007年オアシスミーティングでユアブランドブース(シート張り替えキット)のデモカーとして展示していたロードスターです。

車両の状態は、全てココまでで紹介したままの状態。スペックは以下。書き切れていないかも。装着した新品パーツは使用歴約5回 (シートは2回)で車庫保管なので、ほぼ全て完成時と同様のコンディションと思って問題ないと思う。

 

ベース車両 NA8C H6年式RS Limited(シリーズ1.5)
ロッソコルサ(カラーコード:322/通称フェラーリレッド)
走行距離 約11万km(約8万km時タイミングベルト交換済)
車検 2007/8/29
修復歴 右フロント小修復(走行に支障無し)
駆動系 5速MT、ファイナル4.3、トルセンLSD(シリーズ2物。デフマウント・シール類・ ボルト類新品交換済み)、マツダスピード軽量FW、 マツダスピード強化クラッチ
comment:ミッションの入りはかなり良好な部類。デフの状態も良し。 クラッチは純正と比較すれば若干重い。全開でスタートさせても滑ってる感じは無し。
エンジン周り フルノーマル、線形スロットル、8bitECU、 エアクリ純正新品交換済、 プラグDENSO IRIDIUM POWER(VK16/5番・中古良品)、永井電子ULTRAプラグコード
comment:エンジンは好調。拭け上がりも良好。足も含めて、 猛練本コースでの実績は2名乗車で52.0秒なので、ノーマル車としては十分走る部類だと思う。
TANABEダンパー、F:CUSCOピロアッパ、R:CUSCOハイマウントピロアッパ、 TANABEバネ、 M2-1001パナスポーツプロラリー(15-6.0J+45)、YOKOHAMA DNA S.drive (195-50-15 新品同様)、ホイールナット新品(袋ナット/黒)、 約8万km時にフルブッシュ交換済
comment:バネとダンパはたぶんタナベだったと思う。リアにハイマウント (俗に言うストロークアップタイプ)を組んでストロークはちゃんと確保している様で、乗り心地はかなり良い部類。 ダンパのオイル漏れも無し。ダストブーツは年式なりに朽ちている。ピロからは音が出ているっぽい。
ブレーキ パッド不明(鳴きは聞こえない)、OH歴不明、現状引き摺りやオイル漏れは無し。 ローターはかなり減っている。
他装備 パワステ、パワーウィンドウ、エアコン(134a)、オーディオ(ALPINE CDA-9885Ji)、ETC(DIU-9000BK) 、純正小物入れ(灰皿部)、純正シート張り替え本革気穴付きパンチングレザーシート (ユアブランドシートレストアキット/新品)、 NARDI SPORT TYPE-A 360mm (赤ステッチ/パンチングレザー/新品)、マツダスピードカーボンシフトノブ (中古)、 NB幌ASSY (H15年製NB3物)交換済、内装全カーペット交換済(H15年製NB3物)、フロアマット社外新品、 キー純正新品 (古い純正キーも有り)、ワイパーブレード新品、内外装ほぼフルレストア済(外装モール類全て新品)
付属品 手動メッキドアミラー左右、純正ブレースバー、リア泥よけ(塗装済)
程度等 フロアは綺麗。フロントメンバ中央に小凹み有り。クラセンOリングは切れてるぽいので、 要交換。ドアパネルに小さな切れがあったはず。ボンネット中央にチリの混入有り。
comment:走行には支障の無い程度の凹みと、 クラセンOリング切れは定番で修理も簡単で安価な部類。部品代は250円。(初心者向けにコメント)
その他 EGオイル、MTオイル、デフオイル、冷却水交換済、水温計リニア化済
条件等 ・ローン不可
・現状引き渡し
・現車確認不可(遠方に置いている為)
・購入者による名変・車検登録手続き(又はディーラーを紹介・委託)

購入品、諸費用リスト(一部)
購入したパーツと実際にかかった費用の詳細。(一部)

内張左右 \4,538  中古良品(NB物)
リアエンドマット \3,000  中古良品(NB3 H15年物)
リアトレーマット \3,052  中古良品(NB3 H15年物)
グローブボックス \1,602  中古良品
NB幌ASSY \93,900  中古良品(NB3 H15年物)
フロアカーペット \10,000  中古良品(NB3 H15年物)
フロントヘッダーウェザーストリップ \6,680 NC10-R1-711D
リアーベルトラインモール \6,220 NA01-R1-750E
ベルトラインモールプロテクターLR \1,380 NA01-R1-741B ( R ) NA01-R1-742B ( L )
サイドウェザーストリップ左右 \1,620 NA01-R1-721C ( R ) NA01-R1-731C ( L )
クラッシュパッド \17,700 N001-60-350 00 ブラック
フロントスカーフプレート左右 \2,360 NC10-68-710D 02 (右)  NC10-68-720D 02 (左)
モードコントロールプレートパネル \1,490 NA01-61-C04A
ファンスイッチノブ \670 NA01-61-193
エアコンノブ×3 \990 NA01-61-191
ペダルカバー×2 \460 B092-43-028
フットレスト \880 N066-43-041A
フロントサイドトリム(足下カバー) \2,340 N001-68-390 00 (L) N001-68-370 00 (R)
サイドカバー \250 NA01-64-912 00
サイレントパック \240 H001-64-493
チェンジブーツパッド \130 FB01-64-495
ウォッシャーノズル×2 \1,860 NC11-67-510 ( R )  NC10-67-510  ( L )
アウターウェザーストリップ(ドア左右) \6,400 NA01-58-810D右 NA01-59-810D左
ドアウェザーストリップ右 \5,300 NA01-58-760J
ファスナー×10 \900 G032-68-865A 00
カウルグリルプロテクター \1,080 NA01-50-792A
フロントマスコット \4,780 N001-51-730
シーミングウェルト×2 \960 NA01-68-911 00
フロントドアウェッジ×2 \1,280 NA01-62-681
ナンバープレートプロテクター \1,240 F044-50-144
エアクリ \3,000 B6S7-13-Z40
ラジエターサブタンク \3,320 B61P-15-350D
バンパーシール \510 NA75-50-0K7A
オイルゲージ \780 BPE8-10-450
フロントウィンドーUPモール \2,380 NA01-50-601A
FRTウィンドモールプロテクター \1,170 NA01-50-6B1
フロントウィンドモールプロテクター×2 \820 NA01-50-6B2
ダム \1,060 NA01-50-894A
フロアマット \6,258  新品
ワイパーブレード \1,340  新品
メッキミラー \8,502  中古
NA8 Sr2トルセンデフ4.3 \17,952  中古良品(購入後にデフマウント・シール類・ ボルト類新品交換)
ショートアンテナ \7,468  新品(純正アンテナベース含)
ETC/DENSO DIU-9000BK \5,200  新品(アンテナメーターフード内・本体グローブボックス内組み込み)
コンビネーションランプ \3,968  中古良品
ホイールナット \1,811  新品
ホールプラグ \1,676  新品
ナンバー発行手数料 \3,200 証紙、登録印紙
ナンバープレート \4,268  新品
クーラント \1,029  新品
全塗装 \60,000  実費
ホイール塗装 \14,800  実費
フロントガラス交換(工賃含) \29,000  中古良品
タイヤ交換 \40,700 YOKOHAMA DNA-S.Drive 195-50-15 4本 新品
NARDIステアリング \24,692 SPORTS TYPE A パンチングレザーレッドステッチ 36φ〔N750〕 新品
オーディオ \27,998 ALPINE CDA-9885Ji 新品

※部品番号のある物はマツダで新品部品を購入し組み付けた物。 価格はパーツリストの物なので参考程度に(少し上がってます。総額でプラス約3千円程)。 部品番号のない物は中古良品やお店で新品を買った物。これ以外にも手持ちの新品純正部品やパーツ類 (純正シート、マフラー、トランク、バンパー、ナンバーステー、シフトレバー他)、 ユアブランドさんの本革パンチング気穴付きレザーシートなど、多数組み込み済。

個人的に率直な感想
内外装のほぼフルレストア、穴埋め錆止め掃除や、エンジン周りの整備や(クラセンのOリングは見落としてた)オイル類の交換はしたものの、 それ以外の機関系(ブレーキ等)は購入時のまま。整備歴が全て詳細にわかっているワケではないので、上記はわかる範囲で記載。 年式相応にメンテナンスは必要になると思う。とはいえ、 ここまで手を入れてノーマルにレストアしたロードスターが出てくる事はそう無いと思う。内外装共にかなり新車に近いコンディションだけど、 完全な新車ではない。ただ、よほどなめまわすように見なければ限りなく新車に見えるとは思う。簡単に現車を出せない為、 オアシスや猛練で見てくれた方であれば嬉しい。ロードスターを欲しがってそうな友人等いたら声かけもお願いします。

ヨロシクお願いします。

新オーナー決定
無事嫁ぎ先が決定しました。ご協力いただいた皆様に感謝します。ありがとうございました!!






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「つれづれガレージライフ」

07/08/26(日)
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ロードスターバラしたまま二ヶ月半
このまま二ヶ月半

ここまでバラした二日後に腰ブロー。それから約二ヶ月半が経った。長かった。腰の調子はやっと戻った・・・と思う。 ガレージを使う必要もあったので、意を決して青を復活させる事にした。二ヶ月半ぶりのガレージと青いロードスターは、クモの巣だらけだった・ ・・(涙) まずはクモの巣とクモさんを払う所から。

作業は昼から開始。まだ暑い。扇風機も何も無いガレージはサウナ。この日は涼しい方なのに・・・エンドレス汗。ぼたぼたぼた・・・ 事前に2リッターのポカリを買っておいたので、がぶがぶ飲みながら作業を進める。とりあえずフェンダーを付けて、バンパーを付ける。 バンパーの脱着はタイヤ外さなきゃならんのが面倒だよなあ・・・と思いながら暑さにやられる。

みどりからバケットを外して青に装着、みどりには元の革シートを戻した。全部終わる頃に2リッターのポカリは無くなった。トイレ行かず。 てことは、全部汗になったんだな・・・中に着てたタンクトップが絞れるぐらいに重くなった。ここまで汗が出ると、ちょっと爽快。

最後の儀式、エンジン始動。二ヶ月半放置ってどうなんだろうと思いつつ、なんとなくプラグコードだけ外して空クランキング・・・ という行為に意味があるのかはよくわかっていない。(ホントはプラグ外して少しオイル入れようかと思ったんだけど、 大層な気がして途中で引き返した)・・・キーオフ。

ちょっと待って、再びオン




ズバァン!!!




・・・・・・・ビックリした。アフターファイヤか・・・? プラグコードを刺して再始動。


キュキュズドォォォォン!! ボオオォォォォォォ・・・・


何事も無く普通に始動。F

試走に出てみる。約3ヶ月ぶりに乗る愛車。


ぬぅぅぅぅぅ・・・

くぅぅぅぅぅぅ・・・・

ヤバいぐらい楽しい・・・・速い。(ノーマルのみどり号比)

しっくりくる・・・。



こんなのでクローズド思いっきり振り回したら、さぞ楽しいだろうなーと素で思った。いつもやってたのに。前にコイツで走ったのは5月だから、 腰痛めて乗れない触れないの3ヶ月は、長くて長くて暗い物だったんだなー・・・と改めて痛感した次第。ちょっと元気出た。

ロードスターは楽しい。






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「ヨメ様、デビュー戦」

07/08/28(火)
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KC3A0034

暑い日が続いておりますな。

うちのみどりさんは真昼で渋滞のエアコンオンだと、機嫌良く水温計振り切っております。リニア化してるとこんな感じ。たぶん100度くらい。 早いトコラジエタ換えなきゃなーと思いつつ・・・。

と言うわけで、エストレヤの整備がついに(ほぼ)完成。ボルトンが頑張ってくれた。

・ ボルトンまじめレポートその1
・ ボルトンまじめレポートその2
・ ボルトンまじめレポートその3
・ ボルトンまじめレポートその4
・ ボルトンまじめレポートその5

引き摺ってたブレーキ、オイル漏れてヌケヌケのフロントフォーク、錆びて切れてたアクセルワイヤ、等々、一通り全部綺麗に直してくれた。 感謝。オマケ装備として、エンジンガードは買っといた。カワサキ純正であったりするのね。メッキで、割と高級感もある。

KC3A0035
あちこち光っておる

後はフロントのブレーキパッドとバーエンド?の錘付けて、錆びてるミラー換えて、エンジンオイル交換して、前後タイヤ交換して完了の予定。

そして灼熱の某日お昼、ヨメ様初乗車となった。

KC3A0039
行くぜ、とか書いてみたけど、実はビビりまくり。

とりあえず、駐車場から少し動かすだけなので、ジャケットは着ず。立ってるだけで汗が噴き出すほど暑かった。

ゆらゆらと動き出したヨメ様は、まず500m先のコンビニまで行き、帰ってくるというミッションをこなした。無事帰還。 曲がるのに一度出したウィンカーは、見えなくなるまで付いていた。直線も蛇行運転でゆらゆらしていた。

次はガレージまで行くというミッションを提案。戦闘服(ジャケット)を着込み、僕がロードスターで先導して出発した。

駐車場を出て、バックミラーを観る




ぶぉぉあああんグァシャアシャァァン!!!





・・・あ、こけてる。(汗)


駐車場の出口は溝があって、段差が結構デカい。そこで姿勢を崩してコケて、アクセル持ったまんまだからアクセルターンみたいに少し回った。

KC3A0040
いてー

KC3A0042

フロントフェンダ、ぐちゃぐちゃになった。ボルトンすまん。写真はハンドパワーで修正したあと。エンジンガードが早速役に 立った。 マフラーもガリガリ。まあまあ、気にせず行こう。

KC3A0043

なんとか気を取り直して再出発。

うむ・・・後ろ姿は結構サマになってる気がする。



とりあえず現状、ビビりマックス。教習所を出てからのブランクが長すぎて全部忘れてしまっているのと、教習車(CB400SF) よりどうも乗りにくいらしい。

最初、言ってることがもう一つわからなかったので、意を決して僕も乗ってみる事にした。(一応免許はあるんだけど・・・)  ギヤ入れたままだとセル回らない。何とか無理矢理半クラして発進。おお!!乗れるぞ・・・駐車場をぐるぐる回ってみると・・・なるほど、 言いたいことが分かった。

「出ないと思ってひねるといきなり出る」と言ってた。どうもパイロットスクリュが合ってなくて、 小開度のスロットル操作にトルクが付いてこない。開けて安定させようとすると、トルク出ない→起きない→開ける→急に出る→こえー。 みたいな。曲がりでゆらゆらしてたのはコレが原因らしい。僕もコケそうになった。そういえば、 合ってないから調整しといてねーってボルトン言ってたなあ。今度調整しよう。キャブの調整はカブエンジンぐらいの知識しか無いけど。


翌日、膝は盛大な青タンになった。激しく打撲。ややココロ折れ気味のヨメ様。ドンマイドンマイ。

そんな感じで、手痛いデビュー戦なヨメ様であった。イケてるライダーへの道のりは長い。


練習は人や車の少ない夜(涼しいしね)にし、発進、停止、スラローム、小ターンぐらいが恐怖感無く出来るようになるまで、 どこかの広場で練習する予定。僕もちょっと練習してみるつもり。






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