ロードスターでモータースポーツ&DIY 当サイトは全ページリンクフリーです
猛烈ロードスター ヘッダイメージ


【 ラスト企画 】
20/10/21MTE37V&MDR57プロジェクトファイナル[受付終了] NEW



協賛:タイヤガーデン豊中 ご来店の際は猛烈ロードスターを見たとお伝え下さい!
 トップロードスターいろいろバックナンバーお問い合わせ
 猛ドラ「ぐ」のツイッターみんカラタイヤガーデン豊中

« 2007年05月 メイン 2007年07月 »

6月02日 『 ロードスターレストア4 分解しまくり編 』バラせ!とにかくバラすのだ!
6月06日 『 ロードスターレストア5 いざ、全塗装? 』出撃準備。走るようになった。
6月08日 『 NB純正ビルシュタイン流用プロジェクト3 』一歩進んで二歩下がったか?
6月09日 『 くるまイジる 』ゆるゆる修理。
6月20日 『 調整式スタビリンクを作る 』NBスタビをNAに付ける。
6月21日 『 つれづれ展望 』妄想日記。
6月23日 『 つれづれくるり 』すくすくつれづれ。
6月27日 『 つれづれ近況 』近況

「ロードスターレストア4 分解しまくり編」

07/06/02(土)
  |  TrackBack 0

image

ロードスター(の見た目)をレストアしてみるシリーズ。 その4。概要はその1にて。

前回まで掃除ネタが続いたが、ここからは「売り物のカッコが付いたので、バラして売りまくり編」である。 と言うわけで、メインイベントである全塗装に向けてバラしまくる。全塗装時に、モール類は可能な限り無い方が良い。 モールをマスキングで塗ると、後でフチから割れて剥げてきてしまう為。ただし、徹底的にやるとなると、とんでもない手間(or費用) となる為、程ほどで妥協する方が良い。(今回は、正直ちょっとやりすぎた)

普通の人には普通のロードスターが良い。ノーマルが素晴らしく良く出来ているのは、みどり号で十分理解出来ている。なので、 走りに振ったパーツは全撤去とした。

さー、このページも長いぞっ!!

シート
image
シート無し車両に乗り込むぐ。

シートを取り外して売却。外すのは簡単。4本の取り付けボルトを外すだけ。シートが無くなってから、 ガレージからの入れたり出したりはシート無しで動かしていた。結構大変。ウルトラローポジ。

image
「はい、ひっくり返してー!」「おりゃあー!」

二脚の梱包はもっと大変。あまりやりたくない。

 image
セレナの存在にありがたみを感じる瞬間。

二脚入りの箱はセレナでギリギリ。でっかい工具棚買った直後で、箱が大活躍。こんな大きな段ボール売ってないのよね。

ガンガンバラす。
image
フロントのバーが外れた所。

先ずは6点ロールケージのフロントバー。このバーがあると作業性が悪い為。ひたすらボルトを外す。

image 
ちなみに、ボルト3点止め。

案の定穴だらけ。よくある話。ちゃんとシーリング打ってないので、錆てる。あーあー。フロントのバーが外れて作業性が良くなったので、 どんどん外していく。

image
エアコンパネル変色しすぎ。

ここまで黄ばむ物か?エアコンパネル。オーディオは、CD入れたら出てこなくなった。

image

エアコンパネル&オーディオ撤去。どっちも交換する。

image 
社外品のクイックシフトレバーなのでメッキ処理してある。シフトブーツはOK。

ついでに出来る点検はしておく。ココはよく破れて、MTオイルの香ばしい香りと騒音が上がってくるので要チェック。コレはOK。 割と最近換えたようだ。ついでだからレバーも交換しておく。("フツーのロードスター"にクイックシフトはいらない。十分クイックだから。)

image 
純正レバーは以前青で使ってた余り物。

つや消しブラックで塗ってから装着。ボルトは、何故かいっぱい転がってる「陸運局で貰えるボルト」で止めておいた。(笑)

image 
ガレージ狭いから、置く所がないんだよなあ・・・。

だんだんとエライ事になってくる。謎の配線もチラチラと見え隠れ。いらん配線は、追って切断!!

image
いきなり大量に外れた後の写真。

幌、どーだバー、メインアーチ、リアバー撤去。ボルトの数が多くて面倒くさいだけで、難しい事は特に無い。リアはジャッキアップしてタイヤ& インナーフェンダを外すのがやや面倒。ロールケージの位置決めを失敗してか、やはり穴は沢山開いていた。後で全部埋めなきゃいかんなあ・・・ 。

image
オー!?

ベルトユニットゆるゆる。ココ、よく緩んでる気がする。鉄板にタッピングという随分頼りない止め方で、 何か考えがあってこうなってるんだと思うけど・・・。とりあえず、ちゃんと締めておく。

image

ウェザーストリップ撤去。NB用に交換する予定。写真無いけど、ステンレス製のボロボロだったスカッフプレートも撤去。

image
頑張れヨメ様。

どーだばー梱包。

image
プチプチがなくなって買い出しに行くの図。

image
スカスカになってきた。

image
幌のフチのカサカサになってるヤツ。

リアベルトラインモール撤去。

image

やたらボルトが多いのと、ブチルで粘着しているので少々力がいる。あと、糸引いたブチルが付いたりして鬱陶しい。そして・・・

image
ねとねと。

外した後のこのネトネトを処理するのにえらい時間を食う。うっかりツナギが当たって泣きそうになったり。かなり面倒だったが・・・ コレを外すのと外さないのでは、全塗装の仕上がりがひと味違う。

image image
頑張るヨメ様。

もう中が何だったか覚えてないが、とにかく梱包しまくる。無茶苦茶時間かかる。大物の梱包はイヤだあああ~~~・・・ (ってほとんどヨメ様がやりました。スイマセン)

image

フロントガラスモール撤去。全塗装時にはなるべく外して挑みたい部分。ただし、取り外しは容易ではなく・・・全力で力を入れて引っ張っても、 全然取れない。どうやら、ガラス接着剤と一緒に接着されているらしく。プロはどうやって外しているのか・・・。 頑張って頑張って顔を真っ赤にして引っ張り続けた結果、途中でちぎれた。途方に暮れながらも、 なんとかボディに覆い被さってる部分は撤去した。あまりやりたくない作業の上位にランク。ヒートガンで温めれば良かったのかなあ。

コレに行き着くまでに、ワイパーアームとその下のカウルも撤去済。

image image
image image
後ろのプレート、アンテナのゴム、ドアのモール。ドアの全週取り巻いてるモール。

こんなのも外しておく。とにかく、全塗装時にマスキングしなくて良い様に、「見える部分にマスキングで境界線になる所が無くなる様」 外せる物は全部外す。ついでに新品に交換出来る物は、リフレッシュを兼ねて特に外しておきたい。冒頭にも書いたが、少々やりすぎた。

image

フロントバンパー撤去。一度缶スプレーで塗ったバンパーは、総剥離でもしない限りは救えないので廃棄。他、羽付のトランク(売却) やサイドステップ(売却)、ホイール&タイヤ(売却)も外した。一部妙な落札者とのやりとり(落札後に手間のかかるお願いされたり)もあり、 結構な時間を要した。失う物が何もないような人に落札されたら、ウ○コでも踏んだと思って有る程度要求を呑まなくてはいけない・・・ 不幸なやりとりだった。

どーだバーのあて板を外す
特に大変だったのが、どーだバーのあて板。どーだバー自体は、ボルトが多いぐらいでなんて事はない。 ラチェット用の六角さえ用意すれば簡単に終わる。

あて板はボディに溶接止めされ、あて板に溶接されたナット(ボルト穴)にどーだバーを止める構造になっている。そのままにしようか考えたが、 裏の錆も気になるので、やっぱり外す事にした。外したなんて話は聞いたことが無かったが・・・外れるのか?まあ、 削ってしまえばなんだって取れるハズ。たぶん。

グラインダー片手に突撃。

image 
ガーーーーー!!!

溶接箇所をグラインダーで削り落としていく。場所が場所なので、結構大変。ある程度削ったら、マイナス差し込んで殴る。 タガネ用意すれば良かったと、後で気付く。

で、なんとか外して開けてみた。

image
「さび が あらわれた!!」

おお。(汗)

かなり錆びてる・・・アップで。

image 

上側はそうでも無いんだけど、下側が酷い。水が入って溜まった様な感じだ。錆びてるのは、塗料が熱で焼け飛んだ部分。反対側も同じ状態。 外してみて良かった。自分のも装着から7年経っているが、どうなっているのか・・・一度外してみようと思う。

整備する
同時に、基本整備もある程度やっておく。油と水の全交換、点火系のチェック等。まずはプラグを外してみる。

image

ぐずぐずの7番相当プラグが出てきた。左は、手持ちのDENSO VK16(5番相当)。ノーマルEG、 ノーマルECUに7番入れても調子悪くなるだけ・・・というのは、ロードスターを買ってすぐに7番を付けたワタシが言うのだから間違いない。 (笑) プラグ真っ黒けだったなあ。

手持ちの良品5番に付け替えておいた。プラグコードをチェック。

image
うおっ!?

2本が激しく腐食。水でも入ったんだろうか・・・コレは銅の錆で緑青(ろくしょう) こんなので調子が良いわけも無く・・・

image
ぷしゅーっと。

接点クリーナーと綿棒でひたすら掃除。

image
ぐずぐずだ・・・。

こりゃすごい、学会で発表しなくては・・・。

image

ひたすら磨く。プラグコードも含めて綺麗に仕上げた。結構調子良くなるハズ。続いて水。

image

錆びてるし!!

ちゃんと入ってないし!!

この感じ、クーラントじゃなくて「水」だな・・・サーモスタットちゃんと付いてるのかなあ・・・。ハードな走行に使われた車両にありがちで、 クーラントより冷えるからと水を入れる。水は錆びるから、入れちゃ駄目なのよ。

・・・リザーバタンク外してみる。

image
入ってる?

空だ。

コレ、色素沈着。入ってるように見えて入ってない。古いタンクではありがちなので、要チェック。「ええい、こんなタンクいるかー!!」  ぽいっと廃棄。

ラジエターはある程度洗って新品クーラントを入れておいたが、ラジエター自体がもう寿命。近い内に交換した方が良いだろう。割れると思う。 ホース類も全部駄目。大体、この程度の年式はこうなって売られていくと言う典型。(10年選手で、 全部交換時期に来て諦めて売却というパターン)

で、タンクの横に

image
ナニコレ

「なぞの はいせんが あらわれた!!」

辿っていくと・・・ヘッドライトに繋がった。昔流行った、ヘッドライト強化ハーネスってヤツか・・・効果有るのか? 試しに右側: 強化ハーネス、左側:純正配線で点灯させてみた。ヨメ様に見せてみた。

ぐ「どっちが明るい?」
ヨメ様「うぅぅーん・・・一緒やけど・・・あえていうなら、左?

効果無し。

ヤだなあ・・・面倒くさいなあ・・・ほっとこうかなあ・・・でもやっぱりスッキリせんしなあ・ ・・。

image
気分は、よいこ浜口

面倒くさかった。余計な配線は信頼性を下げるだけ。なるべく、シンプルに。

image
すね毛がセクシー。

MTオイルの交換を手伝ってくれるボルトンの図。いつもありがとう。エンジンオイル&フィルタも交換した。

image 

点火時期調整。いつものように溝にマーキングしておく。見やすい。

デフが届く
バキバキの機械式LSDが付いているので、コレも外して普通のトルセンにする。たまたま、中古が安く見つかったので購入。が、 届いてビックリ。

image 
image

見た目悪いなあ・・・。(汗) 使用には問題なさそうだけど。

コレは、デフマウントを純正新品に交換して載せる事にする。

全塗装準備完了
前回の幌清掃から、ここまでの作業(全バラ、売却&梱包、整備)で、毎日のように何か作業して24日間が経過していた。 購入から約1ヶ月半である。コレで、全塗装時に邪魔になる物は全部外して、ほぼドンガラになった。全ての売却も完了し、 総費用はどうなったかと言うと・・・

・購入価格:約30万円
・売却益:約35万円

トータル:-5万円

車両代金がタダになって、5万円お釣りが出た。苦労の甲斐があった。まあ、 工賃と時間に換算すればこんな物なのかも知れないが、そこは時間&工賃プライスレスなプライベート野郎の強み。目の前に残っているのは、 椅子もバンパーもタイヤも付いてない、解体車同然のロードスターだけど。

当初の予算は40万なので、余った5万円と合わせて純粋に45万円かけられる様になった。コレはデカイ。 レストア予算としては可愛い物だが「ぐの工賃プライスレス」だから出来る、徹底的な見た目レストアを敢行する。ちなみに、お店に任せれば 「徹底的に全塗装して!」と言えば大半無くなって終わりぐらいの予算だ。

この後、八尾のお店まで持って行かなくてはいけないのだが、ある重要な事に気が付く・・・。



全塗装編につづく。






このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - ロードスターレストア4 分解しまくり編  Check
このページのトップへ  ◆このページの固定URL  | トラックバック (0)
トラックバックURL:  

「ロードスターレストア5 いざ、全塗装?」

07/06/06(水)
  |  TrackBack 0

image
あー、バンパーねぇ、タイヤもねぇ、椅子もねぇ♪

ロードスターをレストアしてみるシリーズ

一通りドンガラになった。ここから走るようにしてレンタルガレージへ持っていくのだが、ある重要な事に気が付く。

image
うーん?

image
あー・・・。

「その4より引用」
>コレ、色素沈着。入ってるように見えて入ってない。古いタンクではありがちなので、要チェック。 「ええい、こんなタンクいるかー!!」 ぽいっと廃棄。



・・・・(昨日ゴミ出したよなあ)



リザーバタンク捨てちゃった。うっかりしていた・・・。どうやって動かそう・・・なんか無いかなあ・・・ うーん、うーん・・・おお!!コレで良い。コレで行こう。




image
濃い味わいのクーラントになるかも知れない

うむ、完璧。

あとは、見てくれを元に戻す。バンパーは、青で以前使ってたノーマルを装着。(備北でぶつけたヤツ・・・懐かしい)  トランクは、いつか羽根でも生やそうかと思って、解体車(昔車ごと買った)から剥いで置いてあった物を装着。 どちらも屋根裏で熟成させた逸品(?)。

image 
あまり違和感が無いのは何故

image 
割とカラフル。

タイヤは、余り物の偽ナベを装着。

image
N1並?ドンガラ号。

シートはみどり号から一時的に借りて装着した。

image
パワーウィンドウも動きます。

この状態でちょっと走らせてみた。やたらと動きが軽い。・・・そして、 購入時から比べると体感出来るほど速い。すごく面白い・・・。一瞬、自分のクルマも幌とか降ろそうと血迷ってしまいそうな体験。しかし、 屋根は無いわ、椅子は1個だわ、妙にカラフルだわ、中はドンガラだわで、職質受けそうなクルマでやや緊張。当日、雨が降らない事を祈るのみ。

で、走らせて気付いたんだけど

image
エアコンパネルにガムテープ

パネルを剥いだエアコンパネルからの照明が眩しすぎた。ガムテープで封印。

とりあえず、生茶のリザーバも問題無いようなので、コレで無事走れる様になった。塗装前日の夜、2月末頃の話。 一ヶ月以上ぶりにガレージから出る。


さらに続く。






このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - ロードスターレストア5 いざ、全塗装?  Check
このページのトップへ  ◆このページの固定URL  | トラックバック (0)
トラックバックURL:  

「NB純正ビルシュタイン流用プロジェクト3」

07/06/08(金)
  |  TrackBack 0

みどり号メンテ日記とも言える、NB純正ビルシュタイン流用プロジェクト。その1 その2

まとめて今回の変更点(随分前の話含む)
『タイヤ&ホイール変更』
image

image
ドツラ、GT-Rリムのド迫力。

とりあえず間に合わせで付けていたTE37シャクレ(14インチ6.5J+15)と01R(185)から比べると、新品のS. driveと普通オフセットホイールの組み合わせは、雲の上を走るような極上フィーリング。轍にハンドルを取られる事もなくなり、 ヨメ様感動。まずは、コレが基準。ツライチは、スタイルや走行性能と引き替えに、失う物も多い。


『クラッチ周り全OH』 (直接足には関係無いが)
image 
車楽工房にて

ずるずるに滑っていたクラッチを交換。ついでにマスタやレリーズもOH。時間の都合もあり、作業は車楽工房さんに依頼した。代表の篠原さんは、 マツダスピードでエンジン組んでたぐらいの人なので、安心して任せられる。工賃もすごく良心的。家から近い事もあって、 ワタシの駆け込み寺的存在。場所はちょっとわかりにくい。

クラッチディスク&クラッチカバー&フライホイールは、NB6のあゆむから有り難く頂いた中古(約2万キロ使用)で、全てNB6純正。 NA8から交換すると、全部軽くなると言う、美味しい純正流用チューン(だと思う)。 ちなみに田中君のサイトから情報を拝借すると

・NA8(Sr2) 純正 ディスク1.2kg カバー4.2kg フライホイール8.0kg
・NB6純正     ディスク1.0kg カバー3.0kg フライホイール7. 5kg
(←のみ、500g単位体重計で実測)
(田中君情報のNB6FW5.8kgは、マルハで軽量加工した物の重量ぽい)

重量はトータルで約2kg程軽くなる。大差ない様に見えるが、それ以上に径が小さくなるメリットが大きい・・・ハズ。公称、 NB6が125馬力14.5kg・m、NA8Cが130馬力16.0kg・m。エンジンを触りでもしない限り、 滑るなんて事は無いだろうと考えて流用。なんせ0円、もらい物の廃品利用。エコである。(笑) ちなみに、 流用する際は3点セットじゃないと付かないのでご注意を。

ついでに
・クラッチマスターOH
・レリーズOH
・中間のクラッチホース交換
・FWセンターベアリング交換
・レリーズベアリング交換
・クランクオイルシール交換
をお願いした。10年無交換なら全てやっておきたいメニュー。

コレで、滑らないクラッチ、すぱすぱ気持ちよく切れるクラッチ(めちゃめちゃ軽くなった)、 言われてもわからないぐらい若干軽くなった吹け上がりが手に入った。要は、普通になっただけとも言う。FWの効果は、 シフトダウンが少し気持ちよくなったが、ほとんど気付かれないレベル。猛練でガンガン走らせたが、クラッチは滑らず絶好調。 純正街乗り嗜好であればこの程度が丁度良い。

『NB純ビル仕様変更』
溝切り加工を行った。

image
ピンを打ち抜く

image
皿をハンマーで叩いて外す。

で、溝切り加工に出す。

書くのは簡単、やるのは大変。挑戦する人は相当覚悟して挑んで頂きたい。ナメてかかるのと、覚悟して挑むのでは、苦労の感じ方が随分違う。 (いつも前者のワタシは泣きを見る)

フロントは上に2本、リアは下に1本切ったが、リアは更にもう1本下に切ってもドラシャとの干渉はしなかった模様。計算違い。で、「その2」 の仕様から、

・フロント
皿を20mm上に変更、上下のゴムを抜く(-6.3mm) で、実質13.7mmアップ
・リア
皿を10mmダウン

コレで、ほんの少し前上がり車高となり(純正より高いんちゃうか?みたいな・・・)、バンプタッチはフロント15mm、 リア10~15mm程度になった。

実際の走行
猛練17で実走テスト。

image
1本パイロン手前、高速左コーナー進入時の姿勢

猛練レポにも書いたが、動きが大きすぎて非常に乗りづらい。舵角一定なのに車体はゆらゆら、フラフラする。高速道路でもこんな動きをする。 恐らく、バンプタッチまでの距離を取りすぎてしまったのだと思う。一つ前の方が良かった。失敗。って、純正って何ミリでタッチするんだろう。 計算では10mmぐらいなんだけど・・・。

特性はアンダー・・・だったかな? なんだか動きが分かりづらく、インプレも難しい。

乗り心地
1Gバンプタッチ寸前から、約15mm純ストロークを確保してみたワケだが、乗り心地に関してはほとんど変化がなかった。 Aピラーがぶれる程の大きな段差で、若干改善が見られた程度。そもそも街乗りでこのダンパーでは、 バンプ側には20mm前後しかストロークしていないんだと思う。

NB純ビルは、素手で縮めようとすると、手に穴が空くんじゃ無いかってぐらい硬いので、スコスコと軽くストロークするダンパーではない。

今後
・フロントを元に戻す
・リアはそれから考える
・そろそろアライメント

フロントはタッチ直前が良いのは間違いなさそうなので、元に戻す・・・戻した。一人で外してバラしてCリング入れ替えて組んで取り付けて・・ ・二時間半。純正長のCリングはホントに面倒くさい・・・が、時間はかかれどなんの苦労も無く抜き取れる様になった自分は、 ちょっと凄いんじゃないかと自画自賛。"コツ"だなあ。

やはり、街乗りでもわかる(ヨメ様レベルでも)程フロントがすっと入って気持ちいい。あとは、リアをどうするか。 この状態で走らせて問題無ければ触らずに済むけど、見た目的に随分前下がりなのでさらに10mm下げたい。けど、 こうするとリアも1Gでバンプタッチ寸前になるし、プリロードも随分減ってしまう。が、キャンバーが付けられると言うメリットもあるので、 悩み所。とりあえず下げといて、アッパーマウント作っておこうか・・・いや、 アッパーマウントも含めて一気にやってしまうか・・・ぶつぶつ・・・。

アライメントは、一度調整ボルトを抜いてしまった事もあり、現状よくわからない事になっている。 ポジキャンの様なアライメントでタイヤが綺麗に使えず、猛練1回で派手に外減りしてしまったので、次回までには取っておきたい所。 とりあえず、ぐいっと寝かせよう・・・トシユキがNB(NR-A)乗ってた頃のデータからして、あの車高ならフロント1度、 リア2度ぐらいが限界の予感。

(とか言い出すと、ブッシュも換えたいんだよなあ・・・無交換だし)






このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - NB純正ビルシュタイン流用プロジェクト3  Check
このページのトップへ  ◆このページの固定URL  | トラックバック (0)
トラックバックURL:  

「くるまイジる」

07/06/09(土)
  |  TrackBack 0

image 

クルマイジり。自分が出来る範囲は、足までかな・・・と思いふける。若者と作業していると痛感する今日この頃。デフやミッション、 エンジンとなると、もうワタシ一人では出来ない。「誰かがやっている事は出来ること」出来ないことは基本的に無いと思っていたけど、 自分に関しては少々事情が違う。残念だが、コレが現実で仕方がない。


一冬お世話になった強力ストーブ。猛練にガレージに大活躍したが、さすがにもう出番は無い。残り油をガレージ前でもくもくと燃やしつつ、 青いロードスターをちょこちょこと触る。コレと言った目的も無く、灯油が燃え尽きたらやめよう。そんな緩さのクルマイジり。

image
配線も気になるねえ。

スカッフプレートを剥がしてそのままだったテープ跡。 思い立ったので剥がしてみるが、やっぱり大変。みんなどうやって剥いでるんだろう。 仕方なく、カッターナイフでそぎ落とす。勿論、傷だらけになるし、塗装もたまに削っちゃう。ある程度削ったらガソリンで拭く。ガソリン最強。 パーツクリーナーじゃラチが明かない。

image
テープの下から黒がでてきた。(元色)

ついでにどーだばーも外してみた。前の方、ボルトゆるゆるだった。こんなんで効いてたのだろうか。あて板まで行く根性無く、ココまでで放置。 次は外装。

image 
最近バラしてばっかりだなあ。

割れたバンパー、折れたフェンダー、ガソリンかかかって塗装が荒れたリトラカバーを外してセレナに積み込んだ。いい加減みっともないので、 直そうと思う。バンパーを変更しようかと考えて数ヶ月、散々考えたけど、やはり今のやりすぎないスタイルが気に入っていて、 他に選択肢が無かったので、直すことにした。

ついでなので、フェンダー下の取り付けボルトの残骸(折れた)を除去しようと試みるが、穴を開ける時点でドリルが折れて終了。しくしく。 下から上に穴を開けるのって、至難の業。

image 

ストロークに関してわかりやすい写真。これで大体フロント指1本ぐらいの車高だけど
 
image
斜めでスマン

タイヤからボディまでは、大雑把に70mmないぐらい。レバー比を考慮すると、大体50mmストロークすると天突きする。なので、 ウチの足だとバンプラバもストッパもいらない。実際にはハイレートなバネとダンパーの減衰で、滅多に天突きはしない。 ホイールストロークの上限というヤツ。

image

フェンダーを外すと、アライメントがわかりやすい。結構寝てるなあ。かなりのトーアウトに見えるが・・・。

image
入ってないなあ・・・。

リアに25mmスペーサを入れてみる。7j+10相当に205幅のネオバ。うーん、今の車高とキャンバーだと無理か。 案外ストロークさせたら入るのかな?195だと入るだろうけど。他、シートポジションを一番下まで下げて、少し起こした。 ヨメ様ほとんど乗らなくなったので、自分中心仕様に。身長差約20cm。

そんなこんなでタイムリミット。灯油の残量計は振り切っているが、まだ燃え尽きない。もう二日もやってるのに、なかなかしぶとい。 板金屋へ向かい、バンパー類を預けて帰宅した。


これからぼちぼちバラして、色々と直すつもり。まずはエアコン。今直さないと、気が付いたらまた涼しくなって「まあいっか~」 となってしまいそうなので。次にパワステ。yn君に貰ったパワステポンプをやっと付ける。もう、最近ハンドル重くて仕方なかった。 ついでだからラックも余り物に変えてしまおう。さらについでだから、ダッシュボード外してごそごそとやる予定。足もごそごそと。 (終わるのか?)

月末の猛練に間に合えば良いんだけど、ヨメ様が休みとれずみどり号のテストはできなさそう。青が間に合わなければ、みどりで行くかな。 エアコン付いてるし。






このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - くるまイジる  Check
このページのトップへ  ◆このページの固定URL  | トラックバック (0)
トラックバックURL:  

「調整式スタビリンクを作る」

07/06/20(水)
  |  TrackBack 0

NBビルプロジェクトの脇道ネタ。

NBのスタビをNAに流用する場合、問題となるのがその取り付け角(フロントのみ)。NA用のスタビリンクでは角度が違う為に付かない。 そこで、調整式のピロスタビリンクを使う必要があるのだが、ありもので安く出来ないかな~と思っていた所、 烏龍茶HIDEさんのロードスター・ ブーストメイツで面白い方法が紹介されていたので、それをやってみる事にした。 NAとNBのスタビリンクを合体させて、調整式にしてしまうのだ。

と言うわけで、何故か手元に一杯転がっているスタビリンクをばっさばっさと切り始めた。

 image
哀れ。ぶったぎり。

簡単に言えば、太いNAリンクに、細いNBリンクを刺してしまうワケだが、切っていて有る異変に気が付く。

1本目カット
チュイィィィィン・・・・うむ。

2本目カット
チュイィィィィン・・・・え?

3本目カット
チュイィィィィン・・・・えええぇぇ!?


image
ピンボケ写真で失礼


・・・パパ、実の詰まってる子がいるよ・・・。


ロードスターカルトクイズ級のトリビア。スタビリンク、 どこかのタイミングで中身が詰まったり空になったりしてる。勿論、 その辺にごっちゃになって散乱していたので、ナニがどの時代のリンクなのかさっぱりわからない。 事前にハカリにかければわかるのかも知れない・・・。(情報求む)

幸い?みどり号の右ロアアームは事故で交換されてNB用になっているので、NB用のスタビリンクがそのまま付く。 とりあえず1本あればOKなので、1本だけ作る事にした。これ以上切っちゃうと、手持ちのNAリンクが無くなってしまう。と言うわけで、 ちゃっちゃと作業を進める。切る寸法は、合体したときの長さを考えながら切る。

image

NBのリンクにダイスでネジを切る。ちなみに、タップ&ダイスはホームセンターで3千円ぐらいのセット物。サイズは確か・・・M8の1. 25だったと思う。(たぶん)

image

NAリンクの穴をドリルで広げて、タップでネジを切る。

image

合体させて完成。固定用にナットを一つ。固定する角度は現車合わせで。

コレで、NAのロアアームでもNB用のスタビが使える。

image image
左)合体リンク 右)通常のNBリンク

NBロアアームのスタビ取り付け部は、NAの挟み込みと違って片持ちになっている。なので、それに合わせて取り付け部はかなり厚い。

社外品のピロリンクに比べて、メンテフリーで音が出ないというメリットはあるが、切ってみないとわからないやや賭けのDIY。 中身が詰まっていても穴が空けられないワケではないが、結構大変だと思う。と言うわけで、何故かNAやNBのリンクがたくさん転がっていて、 NBのスタビが付けたいNA乗りの方は挑戦されてみては如何だろう。(なんてニッチな!!)

p.s.
ネタ元の烏龍茶HIDEさん、ありがとう。

 






このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - 調整式スタビリンクを作る  Check
このページのトップへ  ◆このページの固定URL  | トラックバック (0)
トラックバックURL:  

「つれづれ展望」

07/06/21(木)
  |  TrackBack 0

image
お遊び加工画像。

ぎっくり腰のツケを猛烈な勢いで清算中のぐっさんですコンニチワ。腰は緩やかに牛歩回復。今が我慢時、クルマイジリは封印。 仕方ないので脳内でアレしようコレしようと妄想しているつれづれ日記。内容無し注意。

上の青いヤツは、バンパーもフェンダーも外れてバラバラで放置プレイ中。ブツは板金屋に預けておいたので、取りに行った。 半年前の猛練12でバキンチョになったバンパー、 割れるときに押されて曲がったフェンダー、全部綺麗に直して貰った。綺麗なバンパー気分良し!! この気分の良さは、 ワタシの統計によれば0.4秒ぐらいは確実に速くなり、宝くじが当たり、急に女性にモテて、 札束のお風呂に入る可能性を秘めている。気分は大事だ。

エアコンやパワステも直す予定だが、気が付くと夏を越している可能性がある。気合いを入れねば。足も色々やる事山盛り。 いつか思い描く動きにするべく、アレコレ考え中。結局、足は実際にやって引き出し増やすしかない。で、他に一つ秘策を用意している・・・なんだけど、ぼちぼちネオバの賞味期限が切れそうだ(5部山ぐらい)。 新しいタイヤ買った方が速くなる様な気もする。


ヨメ様のみどり号。毎日絶好調で走っているが、走行距離は既に11万キロ。NA乗りの間では「平成8年式か~。 新しいね~」という会話が繰り広げられるが、 11年も経ったクルマは一般的にかなりのご老体であり、愛すべきNA乗り達の認識はズレ気味である。 タイベルも水回りもホース類も何もかも無交換。新車1オーナーという輝かしい経歴のみどりさんであるが、ありとあらゆるゴム類他、 消耗品が全て交換時である。そろそろヤバい。定番の、クラセンOリングからもオイルダダ漏れである。


で・・・何故か手元にNB8 Sr1ヘッドがある。


・・・・・。




・・・・何故だ!! 誰が買ったんだ!! (ワタシだ!!)


で・・・ストレート(工具屋)からセールはがきが来た。バルブラッパーが2800円だと!! 電動ドリルで使えるだとー!! あの、 こすり過ぎて手から煙りが出て火を起こせると言われるバルブ摺り合わせを一瞬で終わらせる夢のアイテムが2800円・ ・・。

頭の中の公式は

NB8ヘッド+NA8ヘッド+バルブラッパー = かなり苦労? でもハッピー?

NB8ヘッドからアレをナニして・・・直すついでだし・・・まあ、余って捨てる様なモンだし・・・やったって話聞いたこと無いし・・・ うーん♪ (不気味な笑みを浮かべつつ悩む)  素直にタイベルと水ポンプだけにしておくべきか、 そこからヘッドを降ろすぐらいは誤差みたいなモノと思うべきか。・・・誤差みたいなモンかな。


直しながら、イジりながら乗るNAとの付き合いは、当分終わりそうに無い。青と緑のコントラストを上げていくぞっ!!






このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - つれづれ展望  Check
このページのトップへ  ◆このページの固定URL  | トラックバック (0)
トラックバックURL:  

「つれづれくるり」

07/06/23(土)
  |  TrackBack 0

image
最近のくるりさん。(まだヒゲがあった)

すくすくと元気に育っているくるりさん。避妊してからよく食べる様になり、最近デブ一歩手前になりつつある。と言っても、2.6kg。だが、 小さい猫様なので、図体の割にデブ化傾向。お腹周りはふっくらしていて、触り心地が良好である。

申し訳程度に生えている「主に左右1本ずつのヒゲ」の片方が最近無くなった。ちょっとショック。なんでこんなにヒゲが無いんだ。 マユゲも無い。

最近のブームはティッシュを固めてビニール紐で巻いた謎の物体(made in oyaji)で、 砲丸投げで投げるヤツを想像して貰うと近い。コレで遊ぶと延々と飛ぶ。で、遠くに投げると取ってくる。後、オヤジとよく遊んでいる。 オヤジの手をにらみ、戦闘態勢。飛びついて噛む。オヤジは遊んでいると言い張っているが、ソレは喧嘩しているんじゃないのか。まあ、 良き遊び相手(オヤジの)には違いない。


くるりは欲求を全力で訴える。カラダが小さいくせに声だけやたらと立派で、張りがあって大きくて、妙に長い。

くるり「ニャーーーーーーーーーーーー」
僕&ヨメ様「ながっ!!(汗)」

リクの方がか細い可愛い声で鳴く。

ネコというヤツは人に媚びない生き物とおもっていたが、くるりは人様の横から離れない。人のいる部屋に来る。 作業中は邪魔してくるので戸を閉めるが、開けろ開けろと戸の向こうで暴動が起きる。僕とヨメ様の間で寝たり毛繕いしたり。 友人達が来ても警戒心ゼロでなつっこい。そういうネコらしい。最近、軽い扉なら開けられるようになったので、自分で開けてお邪魔してくる。

ウ○コを片付けていたら、ソレから赤い紐のようなモノが何本も出ていた。超グロテスク・・・なんなんだ、虫か?と思ったら、 見たとおりのゴムひもだった・・・何でも食べるらしい。ちょっと前までオカンの植木の葉っぱ食べて吐いたりもしてた。 最近学習して食べなくなったけど。

と言うわけで、ただいま10ヶ月歳のくるりさん。
なんかもう、何年も居るような錯覚に陥る今日この頃。

 






このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - つれづれくるり  Check
このページのトップへ  ◆このページの固定URL  | トラックバック (0)
トラックバックURL:  

「つれづれ近況」

07/06/27(水)
  |  TrackBack 0

相変わらず腰ブローの清算に追われる毎日。腰は良くなっている・・・と思いたい。もう二週間以上ロードスターには乗っていないが、 コレも全て猛練当日に万全を期する為・・・だが、何か微妙。やや不安。当日グキっとかなったら泣いちゃう。

そうこうしているとヨメ様がぶっ倒れてしまった。感染性嘔吐下痢症・・・とか言うヤツらしく、 わかりやすく言えばノロに感染したのと同じ症状が出る。ひたすら嘔吐、下痢。ウィルスに感染して腸機能が低下、 ブツが流れなくなるのでガスが発生→押し上げられて嘔吐、吸収できないので下からも下痢、というなんともツライ病気である。 2年ほど前もコレで救急車のお世話になった。まっ白い顔でトイレ往復、うーうー唸ること三日。夜中に調子悪くなって救急車呼びかけたが、 なんとか歩けたのでセレナに積み込んで救急のお世話になった。今は随分回復してシゴトに行かれているが、 メシはまだ食べられずでブーブーいっているが、まあ元気そうではある。

で、猛練だが・・・なんでこの日だけ雨印なんだ・・・。

ま、ズレるだろう・・・きっと・・・きっと・・・ オヤスミナサイ・・・。






このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - つれづれ近況  Check
このページのトップへ  ◆このページの固定URL  | トラックバック (0)
トラックバックURL:  


« 2007年05月 メイン 2007年07月 »



【 ラスト企画 】
20/10/21MTE37V&MDR57プロジェクトファイナル[受付終了] NEW



協賛:タイヤガーデン豊中 ご来店の際は猛烈ロードスターを見たとお伝え下さい!
 トップロードスターいろいろバックナンバーお問い合わせ
 猛ドラ「ぐ」のツイッターみんカラタイヤガーデン豊中
ロードスターでモータースポーツ&DIY / 当サイトは全ページリンクフリーです。 Copyright(c) Gussan / MRRS All Rights Reserved.
Since 2004 -10 visit : ,,